障がい者の方におすすめクレジットカード8選!審査通過のコツも解説
障がい者でもクレジットカードを持てるのかな、と不安に思っている方も多いはず。
そこで今回は、障がい者の方におすすめのクレジットカードや家族カードを紹介します。審査通過のコツも詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事の結論!
-
三井住友カード(NL)は不正利用防止サービスがあるから、家族も安心して使える!
さらに対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元!※
-
JCB CARD Wは年会費無料でポイント高還元!
-
P-oneは請求時に1%OFF!
豊富なデザインから選べるのもポイント!
- 障がい者もクレジットカードの審査は通る!
- 障がい者も作れるおすすめクレジットカード8選
- 障がい者がクレジットカードを作れないケース
- 障がい者におすすめの家族カード
- 障がい者がクレジットカードの審査に通過するコツ5選
- 障がい者がクレジットカードを作る際の心構え
- 障がい者もクレジットカードを発行できる
障がい者もクレジットカードの審査は通る!

精神障害、発達障害、知的障害、身体障害、難病などを抱えている方は「障害があると、クレジットカードの審査で不利になるのかな」と不安に思うかもしれません。
しかし働いていて平均的な年収があれば、障害が理由で審査に不利になることはありません。
しかし、安定した収入がない場合、クレジットカードの審査においては不利になります。
自身のカードを発行するのは難しいため、両親や配偶者などの家族が持つクレジットカードに付帯する「家族カード」をおすすめします。家族カードの紹介へスキップしてくださいね。
障がい者も作れるおすすめクレジットカード8選
早速、障がい者の方にもおすすめのクレジットカードを8枚紹介します。
1枚ずつ見ていきましょう!
①三井住友カード(NL)


三井住友カード(NL)は、なんと言ってもセブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどでスマホのタッチ決済利用をすると、最大7%ポイント還元されるのが最大の強みです。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%なので、身の回りに多くあるお店でポイントを貯めやすいのでおすすめですよ。
三井住友カード(NL)公式サイト
銀行発行だから安全性抜群!
信頼と実績のある三井住友銀行が発行する「三井住友カード」は安全性が高く、セキリュティ面で非常に優れています。

クレカの利用をリアルタイムで監視する「カード利用24時間監視システム」や、利用額が指定した金額を超えると通知される「使い過ぎ防止サービス」などの機能が充実しているため、ご家族が利用状況を把握しやすいのが魅力。
お得さでも安全性でもおすすめできるクレジットカードです。

ご家族の方も安心して持てますね!
三井住友カード(NL)公式サイト
②JCBカードW

JCBカードWは、39歳以下の若者にターゲットを絞った年会費永年無料のクレジットカードです。
障がい者年金を含め安定した収入がある方なら、十分挑戦できます。
また、カード番号などの個人情報がすべて裏面に隠されているため、安全性が高いのも大きな魅力。
番号を盗み見られたり、不正利用の被害に遭ったりするリスクが低いといえます。
実際に通ったという口コミも!
実際、障害があり審査に不安を感じていたけれど、無事に発行できたという口コミも見られました。
障がい者の方も、アルバイトなどで安定した収入があれば審査に通ることがわかりますね。

収入は金額の多さよりも安定性を重視されているので、少なくても定期的にお金がもらえていれば問題ありません!
JCBカードW 公式サイト
JCB カード W plus LにM / mika ninagawaコラボレーションデザインカード登場!
写真家・映画監督の蜷川実花氏がディレクションするブランド「M / mika ninagawa」コラボレーションデザインは蜷川実花氏の作品が美しくあしらわれ、毎日のちょっとしたお買い物でも気分を上げてくれる華やかなデザインのカードです。
▼JCBカードW plus Lについてはこちらをチェック
JCBカードW plus L 公式サイト
アルバイトや国からの障がい者年金などで安定収入がある方は要チェック。以下の公式サイトから確認してみてくださいね。
▼JCBカードWについてはこちらもチェック
③イオンカードセレクト

イオン銀行や電子マネー機能を活用したい方は、イオンカードセレクトがおすすめです。
電子マネー機能が付いており、WAONへのオートチャージもできるので買い物も楽々。
かわいいデザインのカードがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
④P-oneカード

P-oneカードは年会費無料のカードなのに、支払いの請求時に1%OFFになるメリットがあるカード。
加えて、公共料金や国民年金料などにもそれが適応されます。もちろん、ショッピングも1%OFFです。
⑤エポスカード

エポスカードは飲食店、遊園地、温泉、博物館など優待を受けられる店舗が10,000店以上。
フィットネスやネイル、レンタカーといった、あなたの趣味にぴったりな特典が見つかるはず。
エポスVisaプリペイドカードやエポスETCカードも発行手数料と年会費ともに永年無料な点もお得です。
⑥楽天カード


楽天カードは、老若男女問わず初心者の方にお勧めです。
楽天市場の利用で還元率が3%以上になるので、ネットショッピングが多い方にはとくにおすすめですよ。
障害の有無では判断されない
楽天カードの審査基準は明かされていませんが、障害の有無で審査に落ちることはありません。
実際にSNSでも、障がい者年金をもらっていて楽天カードを発行できたという方がいました。
とはいえ、カード審査が甘いという訳ではないので要注意。本人の収入が低い場合は家族や扶養者の年収が重視されます。家族と暮らしている障がい者の方はぜひ挑戦してみてくださいね。
▼楽天カードについてはこちらもチェック
⑦ライフカード

ライフカードは独自の審査基準を設けているので、審査に自信がない方でも申し込みやすいのが特徴。
親会社が大手消費者金融のアイフルなので、一般的なクレジットカードと比べて審査に通りやすい傾向にあります。

さらにライフカードは、入会初年度は1.5倍・誕生月はいつでもポイントが3倍になるなど、ポイントがたくさんもらえるプログラムが豊富な点も魅力の一つです。

貯まったポイントの有効期限も最大5年と長いので、ポイントはまとめて一気に使いたいという方にもおすすめです!
ライフカード 公式サイト
⑧Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTは、オリコモールを経由することで、高還元のポイントが付きます。例えば、Amazonでは2.0%、楽天では1.5%。
また、オリコポイントはAmazonポイントにも交換できるので、頻繁にAmazonを利用する方におすすめですよ。
お気に入りの1枚が見つからなかった…という方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
障がい者がクレジットカードを作れないケース
障害が審査落ちの直接的な原因にはならないことをお伝えしました。
しかし、どうしてもクレジットカードの審査に落ちやすくなるケースは確かに存在します。
例えば以下のような場合です。
それぞれ解説していきます。
①成年後見人制度の対象者はクレジットカードを作れない
「成年後見人制度」の対象になっている場合は、残念ながらクレジットカードを発行できません。
成年後見人制度とは、知的障害や精神障害などで契約等の法律行為を行う判断力が不十分と見なされた場合、代理人が変わって必要な契約を結ぶこと。
知的障害や重度の精神障害を持つ方は「本人の財産管理能力がない」状態と見なされるため、財務責任を負うクレジットカードの発行は認められていないのです。

残念ですがこれは差別ではなく、障がい者本人の財産を守るための制度。クレジットカードを発行できないのも、致し方ないことと言えます。
②収入が審査基準を下回っている
「障がい者だから」という訳ではありませんが、カード会社が定める基準を大きく下回る年収だと、審査に落ちてしまう可能性が高いです。
身体的・精神的に障害があったり、難病を抱えていたりすると、どうしても安定した収入を確保するのは難しいですよね。そのため結果的に年収面で不利になり、審査落ちの原因になってしまうのです。

クレジットカードの審査では、現時点での財産以上に安定した収入が重視されます。その点がネックになってしまう障がい者の方は多いようですね…。
障がい者におすすめの家族カード
クレジットカードの利用が心配な方や審査に落ちてしまった障がい者の方には、「家族カード」という選択肢も。
ご家族の方が本会員になり、障がい者の方が家族カードを持つと本会員の口座からまとめて引き落とされる仕組みになっています。

審査は本会員の年収や経歴を見て行われるため、障がい者本人は審査対象になりません。収入状況に自信がない障がい者の方でも、問題なくクレジット機能の付いたカードを入手できます。
ここからは、家族カードを無料で発行できるクレジットカードを3枚紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
①イオンカードセレクト

家族カードは3枚まで無料
イオンカードセレクトは、電子マネーWAON・キャッシュカード・クレジットカードの機能を1枚に備えた便利なカードです。年会費は永年無料、家族カードも最大3枚までは無料で発行できます。
イオン系列店でお得に使える!
イオンやイオン系列店を利用すると還元率が1%に上がり、毎月20日・30日は全国のイオン、ビブレ、マックスバリュなどの各店舗でお買い物代金が5%割引に。また、イオン銀行のATM手数料が24時間365日0円なので、気軽に引き出せます。
普段の買い物でイオン系列店を利用する方は持っていて損のないカードですよ。
②ライフカード

家族カードは何枚でも無料発行
ライフカードは、年会費永年無料のクレジットカードです。
家族カードは何枚でも無料発行できるので、家族1人が本会員になれば、障がい者の方だけでなく配偶者や子供にも持たせられます。
ポイントの有効期限は5年と長め
年会費無料のクレジットカードで貯まるポイントの有効期限は2~3年程度のものが多い中、ライフカードのポイントの有効期限は5年。有効期限を気にせず、コツコツ貯められます。
通常還元率は0.5%で、誕生月は3倍にアップするのも嬉しいポイントですね。
③dカード GOLD

1枚目の家族カードは無料!
dカード GOLDは、ドコモが発行する年会費11,000円(税込)のゴールドカードです。家族カードは1枚目のみ年会費無料で、2枚目以降は1,100円(税込)かかります。
ドコモユーザーは年会費以上のリターンが!
ドコモケータイやドコモ光の利用料金をdカード GOLDで支払うと、なんとポイント還元率が10倍にアップ。
また、スマホを紛失したり、全破損や水濡れなどで修理不能になったりした際、最大10万円まで保障される「dカードケータイ補償」も付帯しています。
-
①dカード GOLD入会&利用&要Webエントリーで最大5,000dポイントプレゼント!
※dポイント(期間・用途限定)
障がい者がクレジットカードの審査に通過するコツ5選
ここでは、障がい者の方がクレジットカードの審査に通過するために意識してほしいことを5点紹介します。
①キャッシング枠を付けない

そもそもキャッシング枠とは、利用可能額とは異なり、カード会社から直接現金を借りられる機能のことです。
キャッシング枠は総量規制という法令のもと「収入の1/3まで」という決まりがあるため、無理に申請すると収入における審査のハードルが上がってしまうので要注意。
キャッシング枠を付けなくても、クレジット機能は利用可能です。確実に審査に通りたい方は、キャッシング枠はつけずに申し込みましょう。
②職業を年金受給者として申し込む

障害年金などを受け取っている方は、無職でも「年金受給者」として申し込みが可能です。
勤労による収入ではないものの、国から毎月定額を支給される年金制度は、クレジットカードの審査においては安定した収入があるとみなされます。
障害年金以外の収入がない方はもちろん、アルバイトやパートなどの給料が障害年金の金額より低い方も、職業欄は「無職」「アルバイト」ではなく「年金受給者」と記入して申し込んでくださいね。
③固定電話と携帯電話の番号を両方記入

全てのクレジットカードは申し込みの際、携帯電話か固定電話の電話番号を記入する必要があります。障がい者の方は、両方の電話番号を書いておきましょう。
携帯電話の番号しか書かれていないと、緊急時に連絡がつかなくなる可能性があると思われ、審査で不利になってしまいます。緊急時の連絡先として実家の固定電話の連絡先も書いておくことで、カード会社は安心してお金を貸せるのです。
④電話対応で信用を獲得

クレジットカードの審査の中で、本人確認のためにクレジットカード会社から電話がかかってくることがあります。この電話できちんとコミュニケーションがとれないと「返済困難」と判断されてしまう可能性大。
電話に苦手意識がある方もいるでしょうが、電話はカード会社からの信頼を獲得する絶好のチャンスです。心の準備をしておいてくださいね。
⑤年収や経歴を重視しないクレジットカードを選ぶ

「障がい者でも審査に必ず通るクレジットカード」は、残念ながら存在しません。冒頭でもお伝えした通り、年収がカード会社の定める基準に満たない場合や、財産管理能力がないと判断されてしまった場合は、非常に難しいのが正直なところ。
まずは年収や経歴をあまり重視しないクレジットカードとして、先ほどご紹介した以下の3枚から選んでみましょう。
-
JCB CARD W
-
三井住友カード(NL)
-
楽天カード
また、障がい者本人の審査に不安のある方は、以下の家族カードもおすすめです。
-
イオンカード セレクト
-
ライフカード
-
dカード GOLD
障がい者がクレジットカードを作る際の心構え
障がい者の方がクレジットカードを作る際の心構えのポイントは2つあります。
キャッシングは借金であるという意識を持つ
キャッシングとは、クレジットカード会社から借金をするということです。
返済の義務が生じるのは当然のごとく、更に手数料や利息が発生してしまうので注意が必要です。
計画的に利用する自信がない場合は、最初からキャッシングの利用は避けた方が安全ですよ。
緊急時は生活福祉資金貸付制度を利用する
緊急でお金が必要になったという場合には、生活福祉資金貸付制度を利用しましょう。
近隣の福祉協議会で申し込むことができ、低金利で生活再建に適した貸付をしてくれる制度です。
生活福祉資金貸付制度にも審査があるため利用目的や返済計画などを一緒に考える必要があり、場合によっては証明書類を要求されるケースも。
ただ、資産状況や金額によっては無利子、あるいは年利で1.5%という、かなりの好条件でお金を借りることができます。
障がい者もクレジットカードを発行できる
障がい者だからといって、クレジットカードの審査に落ちてしまうとは限りません。
年収や就業状況に応じて、自分にぴったりのクレジットカードを探してみてくださいね!

プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
国からの障害年金を受けていても、もちろん問題ありません。国や県からの保険金は「安定した収入」の一種とみなされるため、収入面では有利に働くことさえあります。