借入金利とは?決まる3要素や商品による違いをわかりやすく解説
「お金借りたいけど利息がなぁ」「金利高いからお金借りるのはやめておこう」そんな風に思っているそこのあなた!本当に借入金利を分かっていますか?
結論、借入金利とはお金を借りる際に発生する手数料のことです。金利は固定と変動の2種類があり、商品により異なります。
この記事では、借入金利を設定している商品や金利が決まる要素、返済方法についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- 借入金利とは「お金を借りた際に発生する手数料」
- 借入金利を設定している金融商品とは
- 借入金利が低い!おすすめのカードローン6選
- 借入金利の利息返済は3種類
- 借入金利が決まる3つの要素とは
- 借入金利に関するQ&A
- 借入金利はさまざまな要素から決定される
借入金利とは「お金を借りた際に発生する手数料」
借入金利とは、お金を借りた際に発生する手数料のことです。たとえば、10万円の金利が年10%だとすると約10,000円の手数料が発生します。
①固定金利
固定金利とは、市場と金利が連動していない金利のこと。特徴は、一度決めた後は金利が変更しない点です。
- メリット:金利が変動しないため、支払いのスケジュールを立てやすい
- デメリット:変動金利より金利高い傾向にあり、支払総額が増えやすい
固定年利3%だった場合、市場の状況に関わらず金利は3%で固定されます。
②変動金利
変動金利の場合、金利は市場と連動して決定されます。そのため、一定期間ごとに適用金利が見直されることが大きな特徴です。
- メリット:長期にわたって低金利が継続する状況下では有利な金利
- デメリット:将来の金利が上昇するリスクを含む・総返済額が確定しない
住宅ローンなどの長期返済では、固定金利と変動金利のどちらにするか慎重に判断しましょう。
借入金利を設定している金融商品とは
この章では、借入金利を設定している代表的な金融商品を紹介します。
編集部がおすすめするローンも紹介するので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
①キャッシング・カードローン
キャッシング・カードローンは、利用者が好きな用途で利用できる借入方法です。大きくわけて消費者金融と銀行カードローンの2種類があります。
消費者金融は金利はやや高くなりますが、早い融資が可能です。審査条件も制約が緩いケースが多く、多くの方が利用しやすくなっています。
一方、銀行カードローンは融資スピード面で劣るものの、低金利が強みです。ただし居住エリアを限定されるなど条件が厳しいケースもあり、誰もが気軽に借りられるわけではありません。
キャッシング・カードローンでおすすめはプロミスです。初回ご利用翌日から30日間無利息サービスがあったり、WEB完結で24時間365日申込みから返済可能まで可能。
一般的な消費者金融と比べて、0.2%低い17.8%である点もうれしいポイントです。
無利息期間が30日間ついており、期間内に返済できれば利子を払う必要はありません。キャッシング経験が少なく、満足度の高い業者で借りたいと考えている方には、プロミスがおすすめです。
プロミス 公式サイト
②クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシング枠も、借入金利が設定されている金融商品です。コンビニや銀行にあるATMから現金を引き出せる機能で、金利は年18%前後が一般的。
クレジットカードには現金を借り入れできるキャッシング機能と、買物に使えるショッピング機能の2つがあり、それぞれ別の限度額枠が設けられています。利用する際は、キャッシング枠とショッピング枠を混同しないよう注意しましょう。
クレジットカードのキャッシングなら、エポスカードがおすすめです。年会費は無料なうえに、審査は最短数十秒。
受け取り方法を全国のマルイに指定すると即日発行が可能で、1回で利用できる最低金額は1,000円です。お近くにマルイがある人はぜひ、エポスカードを作ってキャッシングしてみてください。
エポスカード 公式サイト
③フリーローン
フリーローンとは、使い道が自由な個人向けローンです。フリーローンは好きな用途で借り入れできるため、他のカードローンと比べると金利が低めに設定されているメリットがあります。
ただし、フリーローンの借り入れは原則1回のみ。一般的なカードローンのように何度も借り入れできない点に注意しましょう。
使い道が多数あって必要な金額が明確に決まっていない方は、フリーローンがおすすめです。
筑波銀行おまとめフリーローン 公式サイト
④住宅ローン
住宅ローンとは住宅を取得するためのローンであり、居住用の土地や建物を担保に借り入れできます。借り入れ時には、借り入れする人と物件の両面での審査があります。
金額が大きくなるローンなので、金利がグッと抑えられているのが特徴です。住宅ローンの金利タイプには様々なものがあり、ライフプランや市場の状況に応じて選んでいくことが求められます。
⑤マイカーローン
マイカーローンは車の取得を主な目的としたローンです。こちらも住宅ローンと同じく、一度に借り入れする金額が大きいため、金利は抑えられています。
マイカーローンの種類は、主に銀行系とディーラー系に分けられます。銀行系は審査が厳しい反面、低金利です。一方でディーラー系は審査が比較的ゆるいものの、金利が高めかつ、車の所有権は完済するまでディーラー側が保有します。
おすすめは三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン。月々の返済は安心の1万円台で、購入予定の車が決まっていなくても申し込みできます。
新車に限らず中古車購入を検討している方なら、ぜひ三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンを申し込んでみてください。
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン 公式サイト
⑥ビジネスローン
ビジネスローンは事業用に使えるローンです。個人的な買い物では借り入れできないため、主に資金不足の事業主を対象としています。
保証人や担保を用意しなくても利用できるメリットがありますが、金利はやや高めに設定されるケースが一般的です。
ある程度回収の見込みがある方におすすめです。
借入金利が低い!おすすめのカードローン6選
借入金利が低く、Webから申し込みができる便利なカードローンを6つ紹介します。
- みずほ銀行カードローン|住宅ローンを契約中なら金利引き下げ
- 三井住友銀行カードローン|書類提出・本人確認はWeb完結
- 楽天銀行カードローン|会員ランクによって審査優遇
- 横浜銀行カードローン|借入限度額最大1,000万円
- au じぶん銀行カードローン|au IDがあれば金利優遇
- レイク|最大180日間無利息
それぞれの特徴を紹介していきます。
①みずほ銀行カードローン|住宅ローンを契約中なら金利引き下げ
みずほ銀行は住宅ローンを契約中の方におすすめのカードローンです。住宅ローンを組んでいる場合、金利が0.5%引き下がる可能性があり、お得に借りられます。
最大金利が14%と低く抑えられているため、多額の借り入れを希望する方にうってつけです。
みずほ銀行カードローン 公式サイト
②三井住友銀行カードローン|書類提出・本人確認はWeb完結
三井住友銀行カードローンは、申し込み手続きがWebだけで完結します。スマートフォンにて書類提出と本人確認ができるため、わざわざ店舗まで足を運ぶ必要はありません。
借入可能額は10〜800万円と高く、審査時間が短いのも魅力的なポイントです。審査をできるだけ簡単に済ませて、スムーズに融資を受けたい方は、ぜひ三井住友銀行カードローンを使ってみてください。
③楽天銀行カードローン|会員ランクによって審査優遇
楽天会員の方は、楽天銀行スーパーローンがおすすめです。楽天会員ランクによって、借入時の審査が優遇されます。さらに期間限定の申し込みで、楽天ポイントが最大31,000ポイントもらえるキャンペーンなど、お得に利用できる特典が豊富です。
楽天会員にピッタリのカードローンなので、ユーザーの方はぜひチェックしてみてください。
楽天銀行スーパーローン 公式サイト
④横浜銀行カードローン|借入限度額最大1,000万円
横浜銀行カードローンは最大で1,000万円の借り入れができるため、大きなローンを抱えている方におすすめです。
横浜銀行の口座がなくても申し込みできる点も魅力のひとつであり、申し込みの際に、新規口座開設の手間がかからないこともうれしいポイント。できるだけ大きな金額を借りたい方は、横浜銀行カードローンに申し込んでみてください。
横浜銀行カードローン 公式サイト
⑤auじぶん銀行カードローン|au IDがあれば金利優遇
auじぶん銀行カードローンは、au IDを持っていれば誰でも年利0.1%の金利が引き下がります。さらに借り換えを希望する方は年0.5%も金利が引き下がるため、よりお得に借りられるでしょう。
返済日は自由に設定できるため、あなたのライフスタイルに合わせた無理のない返済が可能。au IDをお持ちの方でお金の心配がある方は、auじぶん銀行カードローンに申し込んでみてください。
auじぶん銀行カードローン 公式サイト
⑥レイク|最大180日間無利息
レイクの特徴は、無利息期間が最大で180日間つくことです。他社と比べて圧倒的に無利息期間が長いため、無利息期間内に返済できる人はお得に利用できるでしょう。
審査はWebで完結し、最短15秒で結果が出るスピード感も選ばれている理由のひとつ。無利息期間をうまく活用して、金利を抑えたい方は、レイクがおすすめです。
レイク公式サイト
借入金利の利息返済は3種類
借入金利を決定する要因は、以上の3つの返済方式によって大きく変化します。
①元利均等返済
元利均等返済とは、元金と利息の合計返済額が常に一定になる返済方法です。1か月目に返済する金額も、10年後に返済する金額も同じ金額で設定されます。
元利均等返済は**返済額を管理しやすいメリットがある反面、元金の減少に時間が掛かります。
次項で紹介する元金均等返済と比べた場合、返済期間が長くなりやすい点に注意が必要です。
②元金均等返済
元金均等返済は、返済額に利息が加算される返済方式です。たとえば毎月4万円の元金を支払うと決めた場合、プラスで利息を加算して返済を進めていきます。元利均等返済の場合は、4万円のなかに利息を盛り込むイメージです。
先述した元利均等返済と比較するとはじめのうちは返済負担が大きいものの、元金の減りが早いため、結果的に利息の負担は減るでしょう。
住宅ローンなどの長期返済ローンを、できるだけ早めに支払っておきたい方におすすめの返済方法です。
③リボルビング返済
リボルビング返済とは、毎月一定額を返済する方法です。限度額内であれば、何回借り入れを行っても毎月の返済は一定額。借入残高が5万円までなら2,000円、10万円までなら10,000円と段階的に規定されています。
リボルビング返済は毎月の返済額を低く抑えられる点がメリットですが、返済が長期化し、利息の負担が多くなりやすい点がデメリットです。
ほとんどのカードローン会社でリボルビング方式を採用しています。
借入金利が決まる3つの要素とは
借入金利が決まる条件は、以下で紹介する3つの要素に影響されます。
それぞれ詳しく解説していきます。
①融資額
借入金額が大きくなればなるほど、低金利が設定されやすい傾向にあります。たとえば、金額の大きな住宅ローンは多くの人が無理なく借りられるよう、約1~2%とかなり低金利に設定されています。
カードローンの場合でも融資額が大きい方が、金利は低くなりやすい傾向です。
借入金利を少なくしたい場合は、融資額を増やすこともひとつの手段だといえます。
②発生するリスク
発生するリスクが大きくなるほど、借入金利は高くなりやすいといえます。たとえば返済が滞りやすい人への融資や、資金の用途が指定されていない場合などが、リスクが大きい状況です。
一方でマイカーローンのように使用目的が限られているローンはリスクが小さいため、金利は低い傾向にあります。
金利を抑えたい方は、できるだけ借入目的が明確なローンを選ぶといいでしょう。
③利用者の属性
借入金利は、支払い能力の高さなど利用者の属性にも影響があります。業者が避けたいのは、貸しても返ってこないという状況です。そのため資金に不安が残る人には少額・高利息で貸し出すケースが多いといえます。
また利用者が個人事業主かサラリーマンなのかによって、借入金利が変化するケースもあります。
一般的にはサラリーマンのほうが給与は安定しているため、融資額が増えて金利が下がる傾向です。
借入金利に関するQ&A
ここからは、借入金利に関するよくある質問に答えていきたいと思います。
法人でお金を借入する際の金利相場は?
日本政策金融公庫が公表している中小企業事業の金利情報によると、以下のような利率になっています。
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借入金利の計算方法は?
借入金の利息の計算は、以下の方法で求められます。
利息=元金×利率÷365日×借入日数
金利は1年の利率で表されているため、1日分の利息を計算するには、365日で割る必要があります。
借入金利はさまざまな要素から決定される
借入金利が決まる要素は、1つだけではありません。社会情勢や借りる金額や条件によって変化するうえ、キャッシングの緊急性がある場合にも金利は高くなるでしょう。
ただしカードローンのように借入金利が高くても、無利息期間やキャンペーンなどを活用することで、お得に利用できるケースも存在します。
無理のない返済計画を立てて、キャッシングを上手に活用していきましょう。
プロミス 公式サイト
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
この手数料は主に2つの金利から決定されます。それぞれの違いをしっかり理解しておきましょう。