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「半沢直樹」も猛練習した? 銀行員の札束数えのスゴ技「札勘」を日本銀行が動画で伝授

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  • J-CAST ニュース
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昨今は機械化によってあまり見かけなくなったが、ボーナス支給のテレビニュースなどで、扇形に広がった札束を素早く数えていく銀行員のスゴ技に驚嘆した人は多いだろう。

あれは「札勘」(さつかん)と呼ばれる銀行員の基本的なスキル。「半沢直樹」も一生懸命練習したはずだ。じつはこの「札勘」、金融関係の従業員だけでなく、飲食店やコンビニなど、現金を取り扱う人なら誰でもマスターしておくと、少なからずメリットがある。

というわけで、日本銀行がYouTubeに「札勘」の方法を伝授する動画を公開した。あなたも練習して今年の「金運」を引き寄せてはいかが。

銀行店内での圧巻の札束数え大会にビックリ

「札勘」とは「札勘定」の略称だ。銀行などの金融機関でお札の枚数を素早く、かつ正確に数えるスキルのことをいう。現在では機械がやるようになっているところが多いが、札勘は「銀行員の基本のキ」と言われ、新入行員は研修の一つとして模擬紙幣を渡されて札勘の練習をさせられることが多い。

札勘の方法としては、お札を扇形に開いて数える「横読み」(横勘定)と、お札の束を縦方向に持って数える「縦読み」(縦勘定)との二つがある。横読みは主にお札の枚数を正確に数える時に、縦読みは損傷したお札を見つける時などに使う方法だ。

この銀行員の「札勘スキル」がどれだけ凄いか、ネット上ではこんな驚きの声があがっている。

「札束を持って近くの銀行に行く用事があり、窓口のお兄さんに『やっぱ行員さんだと札束を扇みたいに綺麗に広げられるんですか?』と何気なく聞いてみたところ、行員さんたちによる札束広げ大会が始まり、なすすべもなく見守りました。優勝は店長さんでした」
「M菱銀行員同士の結婚式の2次会に招かれたとき、余興で札束数えが始まったときは驚きました」
「叔父の葬儀の時、叔父の知り合いで元信用金庫支店長の方がいて、香典を数えるのをお願いしたところ、かつての部下たちを招集。その現場を見ましたが、凄さに呆然」

現銀行員や元銀行員からもこんな声が。

「新入行員になって初めて教えられるのが札勘でした。家に帰って新聞紙で札束を作り、家族の前で練習していたのを懐かしく思い出しました。自分の結婚披露宴後のご祝儀を札勘していたら、旦那に引かれましたが(笑)」
「専業主婦になっても町内会費やPTA会費の勘定をする時に、ちょっと周りから尊敬の眼差しで見られると、(練習頑張ってよかったな...)って思います」
「新人の研修でひたすらやりましたね。班員全員が時間内に正確に札勘をマスターしないと帰れなかったものです。最近は機械を使うのでそれほど見られなくなりましたが、ベテランは札勘の最後に『パチン』と紙幣で音を鳴らしていました!」

さて、札勘は金融関係だけでなく、コンビニのレジ担当者や、企業の経理担当者、飲食店など現金商売の事業者も覚えておいて損はないスキルだ。あるいは宴会などの幹事で、集金の時にみんなをアッと驚かせたい人にも札勘のマスターはオススメだ。通販では「札勘練習用の模擬紙幣セット」が100枚入り千数百円台、250枚入り4千数百円台で売っている。

親指でずらし中指ではじく動作をリズミカルに

日本銀行が昨年(2020年)12月27日にYouTube上に公開した「お札の数え方を学べる動画『おうちで、さつかん』を見ると――。

まず、お手本を披露してから、その後にスローで見せながら字幕付きで丁寧に解説している。最初は「横読み」の方法から。

(1) お札の束を人差し指と親指の間に軽くはさむ。(写真 横読み1)

(2)お札の束をひねりながら右手親指でお札の表面を押し上げ、裏面では右中指で引く。すると、少しずつ扇形になっていく。(写真 横読み2)

(3)左手は右手の動きと逆に動かすのがコツ。どんどん扇形が広がっていく。(写真 横読み3)

(4)扇形が十分に広がったら、右手親指でお札を5枚単位で取りながら数えていく。(写真 横読み4)

一方、「縦読み」の方法はこうだ。

(1)左手の人差し指から小指までを軽く曲げた状態にして、お札を人差し指と中指の間に軽くはさむ。(写真 縦読み1)

(2)右手でお札をずらしながら広げる。(写真 縦読み2)

(3)お札を広げる時の中心の位置は、人差し指の第一関節付近になるのが基本だ。(写真 縦読み3)

(4)表面が3分の2以上見えるように折り返し、左手親指で軽く押さえ、ハリを持たせると、少しずつお札がずれて数えやすくなる。(写真 縦読み4)

(5)親指でずらし、中指ではじく。この動作をリズミカルに繰り返す。(写真 縦読み5)

(6)損傷したお札があった場合には奥にずらし、わかるようにしておく。(写真 縦読み6)

(福田和郎)

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