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友だちに貸したゲームを取り返したら、まさかの自分が“窃盗犯”よばわり! 一体なぜ犯罪になるのか

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  • マイナビウーマン
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人に貸したものを、相手の許可なく持ち帰ることは法律で禁止されているんだそうです。
自分のものなのに、どうしてダメなんでしょう?

\現役弁護士が監修! 子どもあるある✖️法律/
「それ、じつはアウトかも!?」
子どもたちの何気ない行動の中に、じつは社会のルールや法律に触れてしまうものがあるかもしれません。
書籍『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』(金の星社)には、大人でも「知らなかった!」と驚く発見が満載です。

今回はその中から、物の貸し借りにまつわる“違法行為”について、一部抜粋してご紹介します。

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自分のゲームでも貸した人から勝手に取り返すことは、法律で原則禁止されている。

「民法第180条」は、ものを実際に持っている人に、そのものに対して占有権という権利を認めているよ。だから、自分が貸したものであっても、相手に占有権があるから勝手に取り返すことは許されないんだ。

借りた人が守られるって!?

自分のゲームなのだから、だまって持ち帰ってもかまわない? いいえ、じつはダメなのです。たとえ持ち主でも、人に貸したものを勝手に持ち帰ることは、法律で禁止されています。

自分のものでも、それをいま持っている人(借りた人)に、そのものに対する「占有権」があるからです。

自分のものでもだまって持ち帰ると、窃盗罪になります(刑法第242条)。

返してほしければ、貸した相手と直接、交渉すること。それでも貸したものを返してくれなければ、まわりのおとなに相談しましょう。

なぜ取り返してはいけないの?

貸したものは、相手ときちんと話をした上で返してもらう。このルールが守られなければ、力のある人が「これは自分のものだ」と主張して、勝手に取る可能性があります。そうなると社会が混乱してしまうので、自分だけの判断で取り返すことが禁じられているのです。

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※以上、『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』<監修:小島洋祐 、絵:小豆だるま、藤本けいこ/金の星社>本文より抜粋しました。

続きは書籍でお楽しみください。

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※本記事は、『ハンディ版 それ犯罪かもしれない図鑑』<監修:小島洋祐 、絵:小豆だるま、藤本けいこ/金の星社>より抜粋・再編集して作成しました。

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