どうせ読むならポイント貯めない?

京阪の「新プレミアムカー」何が変わった? 有料の快適カー“2両化”で起こっていたこととは?

14,104 YOU
  • 乗りものニュース
  • |

京阪電鉄で座席指定の特別車両「プレミアムカー」を2両連結した列車の運行がスタートしました。従来の「プレミアムカー」との違いはあるのでしょうか。実際に乗ってみました。

従来の「プレミアムカー」との違いは?

 2025年10月26日から京阪電鉄で、座席指定の特別車両「プレミアムカー」を2両連結した列車の運転が始まりました。2両に拡大された「プレミアムカー」がどのように利用されているか、実際に乗車して確かめてみることにしました。

Large figure1 gallery7「プレミアムカー」が2両連結された京阪3000系電車(柴田東吾撮影)

 今回2両となったのは、3000系電車に連結された青い車体の「プレミアムカー」です。従来の6号車に加えて5号車に新車の「プレミアムカー」が連結されています。5号車の新造車は、6号車の既存の構造を継承していますが、いくつか違いがあります。

 6号車は京都(出町柳)方に出入口がありますが、5号車は大阪方に出入口があり、2両の扉が近くなるように配慮されています。1人がけの座席と2人がけの座席が並ぶ配置は、どちらも川側(大阪方面に向かって進行右側の淀川側)を2人がけとしています。車体は同じ形であるものの、内装を含めると5号車と6号車は鏡で写したような関係です。

 外観は、6号車にある京阪特急のシンボルである鳩マークが、5号車は「PREMIUM CAR」のロゴに変わっています。

 また、6号車にあるアテンダントのバックヤードは5号車にはなく、そのぶん荷物置場のスペースが拡大されています。

 このほか、内装や座席周りの設備には違いはなく、出入口に近い4席だけシートヒーターを備えている点も同様です。

 5号車に「プレミアムカー」が連結されるまで、3000系の5号車にはパンタグラフ付き電動車が連結されていました。「プレミアムカー」の連結により、従来の5号車は4号車に移動して車両の番号は3150番台から3100番台に変わっています。4号車に連結されていた3700番台の車両は編成から外れ、寝屋川の車両基地に留置されています。

5号車のプレミアムカーに乗ってみた

 筆者(柴田東吾:鉄道趣味ライター)が乗車した「プレミアムカー」は、平日日中の列車で、乗車区間は丹波橋→淀屋橋間です。ちなみに「プレミアムカー」が2両の列車は「プレミアムカー」の時刻表などで確認できるほか、予約時に5号車を選べます。

 筆者のように日中の「プレミアムカー」で途中から乗車する利用者は少なく、大半の利用者は京都中心部と大阪中心部の駅間を移動する乗客でした。1人がけの座席はほぼ埋まっており、2人がけの座席の利用はまばらでした。

 乗客の多くはスマートフォンを利用しながら過ごしていましたが、なかにはノートパソコンを使って作業をしている姿も見られました。「プレミアムカー」にはWi-Fiがあり、座席に大型のテーブルやコンセントもあるので、電源やネット環境に困ることはありません。

 筆者は「プレミアムカー」での移動中に軽く食事を取りながら過ごしました。大きなテーブルが役に立ちました。飲み物のペットボトルは窓枠に置いていましたが、今思うと座席のドリンクホルダーを使っても良かったのかもしれません。

 ちなみに5号車の出入口より大阪方にある2列の2人がけ座席は前出の通りシートヒーター付きです。車いすスペースや荷物置場が隣接しているものの、これらの利用がなければ「4席の個室」という雰囲気。この区画にいた乗客は1人だけで、個室の利用者のように見えて羨ましく思いました。

 利用の少ない時間帯であれば、1人で2席や4席を確保できる座席の販売方法があっても良いように思います。しかし、京阪のルールでは1人で複数の切符を持っていても、1枚だけを有効としています。複数の座席を予約しても、1人だけで利用することはできません。

「プレミアムカー」は朝や夕方を中心に旺盛な利用があり、ラッシュ時間帯を中心に満席となることが珍しくありません。今回「プレミアムカー」が2両となったことで、ラッシュの時間帯でも座席の確保がしやすくなっています。

 一方、「プレミアムカー」が増えたことで一般の車両は6両に減り、「プレミアムカー」に隣接した4号車や7号車では混雑が目立っています。今回5号車が「プレミアムカー」に変わったことで、5号車の位置で列車を待っている人の大半は隣の車両に流れていました。中には「プレミアムカー」と気付かずに乗車しようとして、アテンダントに隣の車両を案内される姿も見受けられました。

 アテンダントは5・6号車に1人ずつ配置されていますが、大阪方のターミナル駅となる京橋でアテンダントが交代する姿も見られました。京橋では「プレミアムカー」の乗客の半数近くが降りていき、終点の淀屋橋までの各駅でも乗客が降りていきました。

 淀屋橋で乗客が全員降りると「プレミアムカー」の車内整備が行われ、座席を回転して特急出町柳行きとなります。新たな乗客が乗り込むと、直ちに発車していきました。

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!