令和に残った「県境の渡し船」ついに廃止へ “道路の代わり”→“橋が開通”1年足らずで 愛知-岐阜
- 乗りものニュース |

「中野の渡し」廃止へ
愛知県は2026年2月12日、県営の「西中野渡船」について3月25日(水)をもって運航を終了すると発表しました。
2025年5月に開通した新濃尾大橋。この橋の開通で「中野の渡し」が廃止に(羽島市の映像より)
「中野の渡し」とも呼ばれる西中野渡船は、愛知県一宮市と岐阜県羽島市を隔てる木曽川の渡船です。県道「羽島稲沢線」の一部(993m)に位置づけられており、木曽川で唯一残った渡し船でもあります。しかし2025年5月、やや上流に県道羽島稲沢線の一部として「新濃尾大橋」が開通したため、存続が危ぶまれていました。
渡し船は現在週5日、1日6時間のあいだ、呼び出しに応じて随時運航しています。運賃は無料。所要時間は15分です。定員12名で自動車などは運べません。2024年は190日間運航し、2507人を運びました。
これに対して開通した新濃尾大橋は、東海道新幹線の北側に架かる濃尾大橋のバイパス的な路線です。周辺の県境をまたぐ移動が集中している濃尾大橋に代わり、岐阜羽島駅や岐阜羽島IC(名神)へ向かう新ルートとなりました。今後は、岐阜県側で長良川の大藪大橋、揖斐川の福束大橋を経て大垣市内まで直結する東西幹線となる計画です。
なお、愛知県によると、渡船は一宮市が引き継ぐ方針で協議しているということです。
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