自衛隊の新型「8輪装甲車AMV」教導連隊で運用開始! 早くも「アップグレード」の計画あり
- 乗りものニュース |

静岡県の陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地で、最新の8輪装甲車「AMV」が部隊へ正式に引き渡され、入魂式が厳かに執り行われました。ただ、早くもすでに次のアップグレードまで計画されている模様です。陸自AMVの最新状況を追いました。
2026年の総火演では違う姿になっているかも
2025年11月上旬、静岡県にある陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地において、新型の戦闘車両「装輪装甲車(人員輸送型)AMV」が普通科教導連隊に引き渡され、安全祈願と入魂式が行われました。
普通科教導連隊第4中隊へ新たに配備された装輪装甲車AMVに対して採点を行う神職(武若雅哉撮影)。
同車は、フィンランドのパトリア社が開発した8輪駆動の装輪装甲車です。開発は1990年代後半から2000年代初頭で、初期量産モデルは2003年以降、母国フィンランドをはじめとして、スウェーデンやクロアチア、ポーランドなどに採用されています。
陸上自衛隊が導入を決めたのは改良型のAMV XPと呼ばれるタイプで、これは2013年に登場しています。そのため、前出の初期量産モデルと比べると、車体前面の形状を含め、さまざまな点でディテールが異なっています。
冒頭に記した入魂式では、滝ヶ原駐屯地の一角に紅白幕や祭壇が用意され、先行配備される普通科教導連隊第4中隊の隊員を中心に、来賓や神職も参加して厳かに執り行われました。
自衛隊では、戦車をはじめとしてさまざまな新装備が部隊に引き渡された際に、各地で入魂式を行っています。
戦車などだと砲塔に部隊マークが描かれることが多いため、それこそ動物をモチーフにしている場合は、「ダルマの目入れ」のごとく、部隊長らが一筆ずつ「目」を書き入れて装備品に魂を込めます。
しかし、普通科教導連隊の車両には、そういった部隊マークは描かれていないため、「目入れ」ではなく、車両の所属部隊を示す「普教-4」の文字を順に書き入れていきました。
なお、入魂式の前段階では、神職が警蹕(けいひつ)を上げて降神を行い、その後は祝詞(のりと)を奏上(そうじょう)するなど一連の祭典を行いました。これによって、神様のお力添えをいただき、参加者全員で車両運行の安全を祈願します。
このたび運用が始まったAMVですが、普通科教導連隊では第4中隊のほかに第1中隊にも配備される予定です。ほかにも北海道の名寄駐屯地に所在する第3即応機動連隊にも納入されており、同駐屯地の公式Xにおいて入魂式が行われた旨が公開されています。
普通科教導連隊のAMVには、遠隔操作できるリモート・ウェポン・システム(RWS)も近日中に装備されるということです。よって、早ければ来年の富士総合火力演習(総火演)で、さらに進化した姿を見ることができるかもしれません。
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