ラグジュアリーカードは怪しい?「恥ずかしい」「ダサい」など悪い評判を調査
ラグジュアリーカードは新生銀行が発行するクレジットカードです。
Mastercardの最上位ランクに属するステータス性の高いカードとしても知られていますね。
「一度は持ってみたい」と憧れる人も多い一方、「怪しい」「恥ずかしい」「ダサい」とネガティブな声も・・・。
本記事では、ラグジュアリーカードの評判やカードのサービス内容、年会費などを徹底調査していきます。
- 「ラグジュアリーカードは怪しい」と感じる5つの理由
- ラグジュアリーカードが「恥ずかしい」「ダサい」と言われる理由
- ラグジュアリーカードの魅力を解説
- ラグジュアリーカードが「怪しい」などでネガティブな意見に対する結論
「ラグジュアリーカードは怪しい」と感じる5つの理由

ラグジュアリーカードは信頼性の高いステータスカードです。
それにも関わらず、「怪しい」と警戒する声があるのはなぜなのでしょうか?
原因としては、以下の5つが考えられます。
それぞれの原因について、詳しく解説していきましょう。
①年会費が高い
ラグジュアリーカードが怪しいと思われる原因として、年会費が高いことが挙げられます。
ラグジュアリーカードには3つの種類があり、それぞれの年会費は以下の通りです。
近年は年会費無料のクレジットカードもあります。
そんな中、ラグジュアリーカードは年会費が55,000円(税込)以上とかなり高額ですね。
ラグジュアリーカードでは、豪華な特典やサービスを受けることができます。
例えば、24時間対応のコンシェルジュサービスで手厚いサポートを受けることが可能。
さらに、世界5,000軒以上のホテルで客室のアップグレードや毎日2名分の朝食無料など、1滞在あたり平均総額7万円相当の優待もありますよ。
特典やサービスの内容を考えると決して高い年会費ではないと分かります。
しかし、年会費だけを見てカードを持つことを諦めてしまう人も多いでしょう。
サービスの詳細を知らず、年会費だけを見ると怪しく感じられるかもしれません。
②特典やサービス内容がわかりにくい
ラグジュアリーカードは、特典やサービス内容が分かりにくいという声があります。
ラグジュアリーカードの公式サイトは、他のクレジットカードのサイトに比べてシンプルなデザインになっています。(2025年4月現在)
特典やサービスの説明も簡潔なため、具体的な内容が捉えにくい印象を受けました。
どんな特典やサービスがあるのか曖昧な状態で申し込みをするのは不安ですよね。
カードを持つことに対する不安感が「怪しい」という印象に繋がっていると言えるでしょう。
③使っている人が少ない
ラグジュアリーカードには口コミや評判が少ないことも、怪しいイメージに影響しています。
ラグジュアリーカードが日本でサービスを開始したのは2016年11月。
他のクレジットカードに比べて新しいカードのため、まだ利用者が少ない状態です。
ラグジュアリーカードの国際ブランドはMasterCardですが、三井住友カード(NL)や楽天カード、イオンカードなどでもMasterCardが選択可能。
いずれも名前を良く耳にする、人気の高いクレジットカードですね。
「MasterCardのクレジットカードを作りたい」という場合、知名度がある人気の高いカードが選ばれやすくなるでしょう。
④ステータス性やブランド力が高い
ラグジュアリーカードの最大の特徴は、ステータス性の高さです。
カードの見た目からも高いステータスが感じられるように、素材やデザインに強いこだわりが詰まっています。
ラグジュアリーカードは⾦属製のカードです。
表⾯はステンレス、裏⾯はカーボン素材で、プラスチック不使用となっています。
カードの製造に使われている技術は、世界中で80以上もの特許を取得しているのだとか。
カードの見た目からも伝わる高いステータス性は魅力的に映る一方、「手を出しにくい」という印象も与えます。
また、機能性を重視する人からは「見た目ばかり重視している」「あからさまな感じが嫌だ」と否定的な意見もあるようです。
⑤悪質な業者による悪いイメージがある
近年、クレジットカードに関する詐欺の被害が増加しています。
ラグジュアリーカードも例外ではありません。
むしろ、高ステータスなカードであることから、詐欺の標的になりやすいとも言えますね。
カード入手後は、保管方法や利用履歴に注意が必要です。
万が一、不正利用が発覚した場合はカード会社へすぐに連絡をしましょう。
ラグジュアリーカードには、カード不正利用被害の補償制度がついています。
被害額の⼀部または全額の保障を受けることができるので安心ですね。
また、Webからラグジュアリーカードを申し込む際には、偽サイトにも注意しましょう。
正規発行元のサイトへは、以下のリンクからアクセスすることができますよ。
ラグジュアリーカードが「恥ずかしい」「ダサい」と言われる理由

ラグジュアリーカードは「ダサい」「恥ずかしい」とも言われています。
いったいどのような点がネガティブなイメージを与えているのでしょうか?
ネガティブな意見の原因と対処法について、探っていきましょう。
ラグジュアリーカードに対する肯定的な意見も併せてご紹介していきますね。
デザインが「ダサい」という意見
ラグジュアリーカードのデザインが「ダサい」という意見があります。
デザインの好みは人それぞれなので、一概にダサいと言うことはできないでしょう。
以下にラグジュアリーカードの3つのデザインをご紹介します。
ラグジュアリーカードのデザインは本当にダサいのか、確認してみてくださいね。
①チタンカードのデザイン

チタンカードはステンレススチールにブラッシュド加工が施されています。
金属製にも関わらず、カードの厚みは通常のプラスチック製のクレジットカードと同等。
重さは通常のカードの約4倍程度となっており、ずっしりとした重みが感じられますね。
カードにあるMastercardロゴは、やや浮き上がるような加工がされています。
これは、カード1枚ずつ20分以上かけて削り出しているんだそうですよ。
カードに付いているICチップが通常のクレジットカードよりも小さいのも特徴。
カード全体のデザインに合うよう、細部にまで気を配られているのが分かりますね。
美しく加工された見た目と金属製のずっしりとした重みがマッチして、更なる高級感を演出しています。
②ブラックカードのデザイン

ブラックカードは、ステンレススチールに加工を施してマットな質感に仕上げられています。
敢えて反射を抑えた落ち着いた黒色が、金属製の重厚感やシンプルで洗練されたデザインを引き立てていますね。
ブラックカードは通常のカードに比べて目を引くものです。
その中でも、ラグジュアリーカードのブラックカードは一味違った佇まいで注目を集めるでしょう。
③ゴールドカードのデザイン

ゴールドカードは、ステンレススチールに24金コーティングが施されています。
コーティングの依頼先は、NASAやオスカー像を製造しているファクトリーなんだとか。
ゴールドカードは「イエローゴールド」と「ローズゴールド」の2色から選択が可能。
ローズゴールドは日本限定カラーとなっていますよ。
旅行や出張で海外へ行く機会が多い人は、ローズゴールドのゴールドカラーを持つことで特別な旅を演出することができます。
使い方や見せ方の印象が悪い
カードを使う人の振る舞いから、カード自体にも「ダサい」「恥ずかしい」という印象が持たれてしまうことも・・・。
高ステータスのカードを使う際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
①カードは自然に使いこなす
高いステータス性に惹かれてラグジュアリーカードを発行する人も多いはず。
ですが、カードを手にしてもステータス性を誇示するような振る舞いは望ましくありません。
カードを使用する際はあくまでも自然に、サッと取り出してサッとしまうと良いでしょう。
人に見せびらかしたり、自分から話題に出すことは避けたいですね。
②場面に合った使い方をする
ラグジュアリーカードは、高級レストランやホテルで利用するとよりスマートに見えます。
また、カードの特典やサービスを理解しておくことも重要です。
特典やサービスを活用することで「カードを使いこなしている人」と周囲にプラスの印象を与えることができるでしょう。
③気品の感じられる立ち振る舞いを意識する
ラグジュアリーカードのステータス性と使用者の雰囲気がチグハグな場合、カードが悪目立ちしてしまいます。
服装や持ち物、身だしなみや言葉使いにも気を配りたいですね。
店員や周囲の人への態度など、立ち振る舞いからも気品が感じられれば、「カードを持つのにふさわしい人」と認識されるでしょう。
「ダサい」「恥ずかしい」以外の肯定的な意見
「ダサい」「恥ずかしい」というネガティブな意見もあるラグジュアリーカード。
ですが、一方で肯定的な意見も多数あります!
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金属製の見た目がかっこいい
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重厚感があって所有欲を満たせた気がする!
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重厚感とデザインだけでも年会費分の価値を感じる
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コンシェルジュサービスが便利で良い
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優待が豪華!
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高還元率で利用上限も高くなりやすい
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海外で使いやすいので、海外旅行好きな人におすすめ
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周りに持っている人が多い
カードのデザインや重厚感が「かっこいい」という声が多くありました!
さらに、肯定的な意見はカードの見た目や雰囲気についてだけではありません。
実際に使ってみての使いやすさを評価する声も多数聞かれています。
特にコンシェルジュサービスや豪華な優待は「便利」「良かった」と言われていますよ。
ここからは、具体的にどのようなサービスや優待があるのかを含め、ラグジュアリーカードの魅力を詳しくご紹介していきます。
ラグジュアリーカードの魅力を解説

ラグジュアリーカードには、魅力的な特典やサービスがたくさんあります!
今回は特に人気の高い5つをご紹介していきますね。
①コンシェルジュサービスの質が高い
コンシェルジュサービスは様々な予約や手配をしてくれるサービスです。
他のクレジットカードでもコンシェルジュサービスが付帯しているものがありますね。
そんな中でも、ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスは品質が高いと言われています。
コンシェルジュサービスで手配を依頼できるものには、例えば以下のものがあります。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスは海外サポートから、ビジネス、日常生活、娯楽にわたる様々な分野まで幅広くサポートしてもらうことができます。
自分で探すと時間がかかってしまうこともコンシェルジュサービスを活用すれば、簡単に解決することができるので助かりますね。
24時間365日対応
ラグジュアリーカードのコンシェルジュサービスは24時間365日対応。
時間を選ぶこと無く、困った時・気付いた時にすぐ依頼をすることができますね。
また、依頼方法には電話、メール、LINEがあります。
チタンカードではLINEを使用することができません。
ですが、電話で依頼をした場合でも情報をまとめた返信をメールで送ってくれるそう。
「メールでまとまった情報が来るのが見やすい」という口コミもありましたよ。
②優待特典が豊富
ラグジュアリーカードは優待特典が充実している点も特徴ですよ。
優待やサービスの内容の一部には以下のようなものがあります。
たくさんの特典の中でも、特に人気の高いものを詳しくご紹介します。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスは、無料で空港ラウンジを利用することができるサービス。
空港ラウンジでは、飲食サービスやシャワールームなどが用意されています。
旅行で利用する人は、プライオリティ・パスを使うことで優雅な旅を楽しむことができます。
また、ビジネスで利用する人は空き時間を有効に使うことができますよ。
ラグジュアリーカードに付帯するプライオリティ・パスは、利用回数無制限!
世界130ヶ国の約1,200ヶ所以上の空港VIPラウンジが使い放題になります。
空港ラウンジは有料でも利用することが可能です。
有料ラウンジの利用料金はラウンジによって異なりますが、3,000~8,000円が相場。
1年に何度も空港を利用する人は、これだけでもとってもお得になりますよ。
ホテル、旅館、高級宿泊施設で部屋のアップグレード
ラグジュアリーカードは、世界5,000軒以上のホテルや旅館、高級宿泊施設でお部屋のアップグレードを受けることができます。
対応しているホテルには、一流ホテルが名前を連ねています。
日本国内では、ザ・リッツ・カールトン東京(東京)、ザ・リッツ・カールトン 日光(栃木)、東京エディション虎ノ門(東京)などがありますよ。
さらに、宿泊ホテルでは毎日2名分朝食が無料になるという特典も付帯。
また、100米ドル相当のホテルクレジット付与、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどのサービスを受けることもできます。
これらホテルで受けることができるサービスを金額で換算すると、なんと1滞在あたり平均総額7万円相当になるそうです!
全国映画館優待
ラグジュアリーカードでは、全国の映画館において無料で映画を鑑賞することが可能。
対応している映画館は、全国のTOHOシネマズやイオンシネマ、ユナイデットシネマ、109シネマズです。
鑑賞可能な回数はカードの種類によって異なります。
チタニウムカードは月1回、ブラックカードは月2回、ゴールドカードは月3回ですよ。
2025年4月現在、映画のチケットは大人料金で約2,000円。
利用可能回数が最も少ないチタニウムカードの場合でも、毎月利用することで年間24,000円程度の特典を受けることができることになります。
映画館で映画を観ることが好きな人にとっては、とっても魅力的なサービスですね。
③ポイントプログラムが充実している
ラグジュアリーカードはポイントプログラムも充実しているのが特徴ですよ。
カードの種類ごとのポイント還元率は以下の通りです。
クレジットカードにとって、ポイント還元率が高いことは大切な魅力の一つです。
ラグジュアリーカードはポイント還元率が1.00%以上と高い還元率を誇っていますよ。
また、還元率はモバイル決済やチャージでも変わりません。
さらに、法人税や消費税、源泉所得税、住民税、自動車税、固定資産税の支払いの際にもポイントが付与されます。
貯まったポイントはキャッシュバックまたはマイル、電子ギフトなどへの交換が可能。
ポイントの交換先が多い上、いずれも還元率が高いのが嬉しいですね。
それぞれのポイント交換方法における特徴は以下の通りです。
④付帯保険が良い
独自のデザインと豪華な特典が注目を集めるラグジュアリーカードですが、付帯保険も充実しています。
まずは、国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険を見てみましょう。
国内旅行傷害保険は利用付帯、海外旅行傷害保険は自動付帯となっています。
国内旅行傷害保険は最高1億円、海外旅行傷害保険は最高1億2千万円が補償されます。
これは、他社のブラックカード以上の補償額ですよ。
旅行だけでなく、ショッピングにおける補償も手厚いのがラグジュアリーカード。
ショッピング保険ではラグジュアリーカードで購入した商品に破損・盗難があった場合、年間最大300万円まで補償を受けることができます。
国内、海外どちらの買い物においても補償を受けることができるので安心ですね。
⑤空港関連サービスが好評
ラグジュアリーカードは、空港関連のサービスが充実していることでも人気。
特に、利用できるラウンジ数の多さには定評がありますよ。
既にご紹介したように、ラグジュアリーカードにはプライオリティ・パスが付帯しています。
そのため、世界130ヶ国の約1,200ヶ所以上の空港ラウンジが使い放題!
加えて、全国およびハワイにカードラウンジが多数ありますよ。
利用可能なカードラウンジは以下の通りです。
カードラウンジは、本会員に加え同伴者1名まで無料で空港ラウンジを利用できますよ。
ラグジュアリーカードが「怪しい」などでネガティブな意見に対する結論
本記事では、ラグジュアリーカードに対するネガティブな意見について調査してきました。
ラグジュアリーカードの評判に加え、カードのサービス内容や年会費についてもご紹介してきましたね。
以下に本記事の内容をまとめます。
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ラグジュアリーカードが「怪しい」と言われる理由には、年会費の高さ、特典やサービスのわかりにくさ、利用者の少なさなどの影響がある
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ラグジュアリーカードのデザインに対して「ダサい」という意見がある
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カード使用者の使い方や振る舞いもカードの印象に影響する
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ダグジュアリーカードは場面に合わせ、自然に使うことが良い
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ラグジュアリーカードには肯定的な意見も多数存在する
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ラグジュアリーカードの魅力は、高品質なコンシェルジュサービスや豊富な優待特典、充実した付帯保険などがある
ラグジュアリーカードには「怪しい」「ダサい」「恥ずかしい」などの意見も聞かれます。
しかし、これらネガティブな意見には、デザインの好みやカードへの認知不足も影響していることが分かりましたね。
また、ネガティブな意見がある一方で、肯定的な意見もたくさんありました。
ラグジュアリーカードは、デザインにもサービスにも一流のこだわりが詰まっています。
年会費は他のカードと比較して高いものの、値段以上の価値があるカードだと言えるでしょう。
折角ラグジュアリーカードを持つのなら、魅力を最大限に活用したいですね。
そのためには、サービスを理解して使いこなす必要があります。
今回ご紹介した優待特典やサービス内容を吟味し、自分に合ったカードであるか検討してみてください。