生活保護受給者でも借りられるカードローンはある?お金が足りない時の対処法を紹介
「生活保護を受けているけれど、カードローンを利用できるだろうか」と悩んでいませんか。どうしてもお金が必要なとき、カードローンを利用できたら助かりますよね。
この記事では、生活保護受給者がカードローンを利用できるのか、詳しく解説します。お金を作る方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 【結論】カードローンの利用がバレたら生活保護は打ち切られる
- 生活保護受給者はカードローンの利用が難しい
- 生活保護受給者がカードローン以外でお金を用意する方法5選
- 生活保護受給者のカードローンに関する4つの注意点
- カードローンは生活保護を抜け出してから!おすすめ消費者金融4選
- 生活保護受給者はカードローンの利用が難しい!今の状況を抜け出してから借り入れしよう
この記事では、以下の内容について解説します。
- 生活保護受給者はカードローンの利用が難しい理由
- カードローン以外でお金を用意する方法
- 注意点
- 審査に通りやすい消費者金融
生活保護受給者でカードローンを利用したいと考える方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】カードローンの利用がバレたら生活保護は打ち切られる
カードローンの利用がバレたら生活保護は打ち切られます。ただし、役所はカードローンを利用していることを知る手立てがないので、借入したからといってバレることはありません。
しかし、生活保護受給中にカードローンを利用するのはかなりリスクが高いもの。カードローン以外で借入できる手段はないかを熟考してからカードローンを利用しましょう。
生活に困っているなら、公的融資の利用を検討しましょう。生活保護受給者が受けられる公的融資制度には「臨時特例つなぎ資金貸付制度」や「生活福祉資金貸付制度」があります。
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生活保護受給者はカードローンの利用が難しい
生活保護受給者は、カードローンを利用するのは困難です。その理由について、上記3つの項目に分けて解説します。
カードローンの利用について気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
①生活保護の趣旨
そもそも生活保護はどのような制度なのか、厚生労働省は以下のように公表しています。
生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。
引用元:厚生労働省
生活保護は、生活していくために必要な費用を補填してくれるものです。家族や親戚にも頼れず、働くこともできず、これ以上手を尽くせない状況の人が受給できます。
資産がある人や働く能力がある人は、生活保護を申請しても審査に通りません。
②カードローンの審査に通る条件は安定収入があること
カードローンに申し込むには、安定した収入があることが最低条件です。安定収入とは、毎月決まった金額が振り込まれる給料が典型的です。
ローン会社はボランディアではないので、貸したお金はしっかり回収しなければなりません。そのため、カードローンの審査では、勤務先への在籍確認がおこなわれます。
そもそも勤務先がない生活保護受給者は、申し込み時点で審査に落ちるでしょう。
③生活保護費はローンの返済に充てられない
ローンの返済には、生活保護費を充てられません。生活保護は、最低限の生活を保証する制度であり、借金を減らすためのものではないからです。
生活保護受給者はカードローンの利用ができないし、そもそもローンがある人は生活保護の申請が通りにくくなっています。
もし、ローンの返済に充てていることがバレた場合、生活保護が打ち切りになるリスクがあります。これまでの受給費の返還を求められることもあるので、絶対にやめましょう。
生活保護受給者がカードローン以外でお金を用意する方法5選
生活保護受給者はカードローンを利用できません。他の方法でお金を用意する必要があります。こちらでは、カードローン以外でお金を用意する方法を5つ紹介します。
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
①家族や知人に借りる
家族や知人にお金を貸してくれる人がいるなら、生活保護を受給していない人がほとんどでしょう。「どうせ借りられない」と考えて、誰にも相談していない方もいるのではないでしょうか。
しかし、生活保護を受けているほど困っていると分かれば、手を差し伸べてくれる家族や知人がいるかもしれません。なぜお金に困っているのかを正直に話して、少しでも貸してもらえないか相談してみてください。
②公的貸付制度を利用する
生活に困っているなら、公的融資の利用を検討してみてください。生活保護受給者が受けられる公的融資制度には「臨時特例つなぎ資金貸付制度」や「生活福祉資金貸付制度」があります。
臨時特例つなぎ資金貸付制度
臨時特例つなぎ資金貸付制度の貸付対象は以下のとおりです。
貸付対象 住居のない離職者であって、次のいずれの条件にも該当する方 (1)離職者を支援する公的給付制度(失業等給付、住宅手当等)又は公的貸付制度(就職安定資金融資等)の申請を受理されており、かつ当該給付等の開始までの生活に困窮していること (2)貸付けを受けようとする方の名義の金融機関の口座を有していること
引用元:厚生労働省
貸付上限額は10万円以内です。借り入れできる金額は少ないですが、一時的にお金が必要な方は利用を検討してみてください。
生活福祉資金貸付制度
生活福祉資金制度は、生活に困っている人が借り入れできます。貸付対象は、以下の世帯です。
- 低所得者世帯(市町村民税非課税程度)
- 障害者世帯
- 高齢者世帯(65歳以上の高齢者の属する世帯)
貸付資金には、以下のようにさまざまな種類があります。
- 福祉資金:福祉費
- 教育支援資金:教育支援費 、就学支度費
- 不動産担保型生活資金:不動産担保型生活資金、要保護世帯向け不動産担保型生活資金
それぞれ貸付条件は、資金の種類により異なります。詳しくは、生活福祉資金貸付条件等一覧をご確認ください。
③生活保護の一時扶助を申請する
生活保護の一時扶助は、生活保護を受給している人で生活費が足りなくなった場合に、必要に応じて支給されるものです。一時扶助は、使用用途が決められています。例えば、
- 新生児の服
- おむつ
- 食器類等
- 入学準備金
- 配電設備費や下水道施設
- エアコン
- 転居の敷金
- メガネや杖など治療材料
などが挙げられます。上記のような目的に使うためにお金が足りないのであれば、生活保護の一時扶助を利用してみてください。
前借りはできない
生活保護費は、前借りできません。毎月5日に支給される生活保護費で、1か月を計画的にやりくりする必要があります。万が一、前借りを許可した場合、来月分の生活保護費が減った状態で支給されるので、結果的にまた前借りをするといった、自転車操業に陥ってしまします。
本当にお金がなくて困っている人は、ケースワーカーや役所の人に相談をしてみましょう。
④就労支援をもらって就職を目指す
働ける状況であれば、就労支援自立給付金をもらって就職を目指す方法があります。
支給の条件は、以下の3つです。
- 就労によりにより6ヶ月以上最低生活費以上の収入を得られると認められること
- 生活保護廃止直前に受給者から申請があること
- 生活保護を廃止すること
通常であれば、条件に該当する方にはケースワーカーから案内があるでしょう。案内がない場合は、就労支援自立給付金をもらえるかどうか確認してみてください。
⑤フリマアプリなどでお金を作る
不要なものがあれば、フリマアプリなどに売ってお金を作る方法もあります。ただし、生活保護中に得た収入は福祉事務所に届け出が必要です。
そもそも資産になりそうなものは全て売却した上で、まだ生活に困窮している方が生活保護を受けられるもの。金目のものはない方がほとんどでしょう。
しかし、不用品を売れば数千円程度にはなる可能性があり、あと少しだけお金があればなんとかなるという場合には検討してみてください。
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生活保護受給者のカードローンに関する4つの注意点
生活保護であることを伏せて収入を得て、カードローンに申し込む方がいるかもしれません。
こちらではカードローンについての注意点を4つに分けて解説します。
- カードローンの利用は役所にバレる可能性がある
- カードローンがバレたら生活保護を打ち切られる
- 生活保護受給中に借り入れすると収入とみなされる
- ヤミ金は生活保護でも借りられるが危険なので手を出さない
生活保護を受給している方は、ぜひチェックしてみてください
①カードローンの利用は役所にバレる可能性がある
生活保護を受給している間にカードローンを利用すると、役所にバレる可能性があります。
カードローンの利用歴は信用情報に残ります。しかし、役所がその信用情報を直接見ることはできません。信用情報から直接知られることはないでしょう。
バレるケースは、例えば銀行口座の明細書を見られた時や、訪問時に新しい家具が増えていてお金の出どころを追求された時などが考えられます。
②カードローンがバレたら生活保護を打ち切られる
もし、カードローンなど新たな借金が役所にバレた場合、生活保護を打ち切られる可能性があります。
それだけでなく、これまでの受給分の返還を要求されるケースも。生活保護受給中にカードローンを利用するのはかなりリスクが高いものです。そこまでしてカードローンを利用するべきなのか、よく考えたほうが良いでしょう。
③生活保護受給中に借り入れすると収入とみなされる
生活保護中に何らかの借り入れを利用すると、たとえ借金でマイナスであっても収入とみなされます。
生活保護費は、最低限の生活費用から総収入費を引いた不足分として計算する決まりです。借り入れをした分は総収入額として計算されるので、受給できる生活保護費は減額されます。
カードローンでなくても、どこかから借り入れすれば生活保護受給費は減る点に注意が必要です。
④職業欄への記入は必須
危険を承知でもカードローンへ申し込みをする場合は、職業欄に記入する必要があります。生活保護を受給しながら働いている人は、勤めている勤務先を入力しましょう。無職の人は、基本的にカードローンでお金を借りることができません。
⑤ヤミ金は生活保護でも借りられるが危険なので手を出さない
借りられるところがないからと切羽詰まっても、ヤミ金には手を出さないようにしましょう。
ヤミ金は生活保護受給中でも借り入れ対象者としていることがあります。しかし、違法な業者であり法外な金利で貸付します。
返済できなければ何度も電話をかけてきたり、自宅に押しかけたり、精神的に辛い思いをすることに。どうしても生活が辛いなら、まずはケースワーカーに相談してみると良いでしょう。
カードローンは生活保護を抜け出してから!おすすめ消費者金融4選
名前 |
アイフル |
プロミス |
レイク |
アコム |
審査時間 |
最短18分 |
最短3分
|
最短25分 |
最短20分 |
融資時間 |
最短18分 |
最短3分
|
最短25分 |
最短20分 |
貸付利率
|
3.0% ~ 18.0% |
4.5%~17.8% |
4.5% ~ 18.0% |
3.0% ~ 18.0% |
無利息期間 |
初回契約日の翌日から30日間 |
30日間無利息
|
初回契約日の翌日から60日間
|
初回契約日の翌日から30日間 |
ご利用限度額 |
1万円〜800万円 |
1~500万円 |
1万円〜500万円 |
1万円〜800万円 |
WEB完結 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
生活保護を抜け出せば、カードローンの借り入れが可能です。安定収入があればアルバイトでも申し込みできます。
こちらでは、おすすめの消費者金融を4社紹介します。
- アイフル| 融資まで最短18分※
- プロミス|金利の上限が他社より低い
- レイク|無利息期間が長い
- アコム|審査通過率がトップクラス
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
①アイフル| 融資まで最短18分※
アイフルは、融資までの時間が最短18分※と早いのが特徴です。お金に困っていると、なるべく融資が早いほうが助かるでしょう。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
また、アイフルは他の消費者金融と違い、銀行の傘下に入っていません。独自の基準で審査を行っているので、他社で断られた方も契約できる可能性があります。
なお、申し込みは24時間365日いつでも可能です。
アイフル 公式サイト
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
②プロミス|金利の上限が他社より低い
プロミスは、金利の上限が年17.8%と他社の上限金利、年18%に比べて0.2%低いのが特徴です。通常、新規申し込みの場合上限金利が適用されるケースが多いので、上限が低いほうが借り入れ総額を抑えられます。
初めて申し込みの方は30日間利息0円で利用できるので、早めに返済すると良いでしょう。
プロミス 公式サイト
③レイク|無利息期間が長い
レイクは、無利息期間が最大で180日と長いのが特徴です。「借入額を全額利息60日」または「借入額5万円まで180日間利息0円」どちらかを選択できます。
借り入れ可能かどうか、年齢や年収・職業などを入力して15秒で事前に仮審査できます。審査に通るか不安な方は、まずチェックしてみてください。
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④アコム|審査通過率がトップクラス
アコムは、他社よりも高いのが特徴です※。カードローンの審査に通るか不安な方は、アコムを検討するのがおすすめです。
新規契約数No.1※なので、初めての借り入れにも適しています。インターネットやATMで24時間いつでも借り入れや返済が可能です。
※2023 年 3 月期(2022 年 4 月~ 2023 年 3 月)における消費者向無担保貸付 / 消費者金融業態において(当社調べ)
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生活保護受給者はカードローンの利用が難しい!今の状況を抜け出してから借り入れしよう
生活保護受給者は、カードローンの利用は難しくなっています。そもそも安定収入がないため、申し込みしても審査に通らない可能性が高まります。
公的貸付制度の利用を検討したり、生活保護を抜け出してからカードローンを利用したりするのが良いでしょう。
借入がバレたら生活保護を打ち切られる可能性があるので、カードローンを利用することは最終手段として考えときましょう。