【必ず通る?】審査が甘いカードローンは?大手の通過率や落ちないためのコツを紹介
結論、残念ながら審査が甘いカードローンはありません。しかし、1社に絞って申し込むなどの簡単な対策をとるだけでも、カードローンの審査に通る確率を上げることは可能です。また、申し込みの際には、各業者で審査の特徴が異なることに注意しなければなりません。
この記事では、審査通過率が高いカードローンや、審査落ちしたときの対処法などを紹介します。審査に通過するコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の結論
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審査が甘いカードローンはない
収入なしor金融ブラックは借入不可 -
3社以上の多重申込から6か月経過or
61日以上の返済遅延はブラックじゃない -
ブラックでないならプロミスがおすすめ
審査通過率は42.3%(2023年4月時点)と業界No.1!
- 必ず審査に通るような甘いカードローンは存在しない
- 即日融資可能・審査通過率が高い消費者金融カードローン5選
- 審査が心配な人におすすめの銀行カードローン6選
- 審査基準が合えばおすすめな地方銀行5選
- 信用金庫だから審査が甘いわけではない
- 審査が甘いカードローンがない4つの理由
- 審査が甘い・通りやすいカードローン見極める方法2つ
- カードローンの審査に通るためのポイント3つ
- カードローンに審査落ちしたときにすべきこと5つ
- 審査は甘いカードローンはない!審査通過しやすくなるよう工夫しよう
必ず審査に通るような甘いカードローンは存在しない
残念ながら、審査が甘いカードローンはありません。カードローンを利用するためには必ず審査が必要で、貸金業者や銀行はそれぞれ独自の審査基準で審査が行っています。
詳しくは記事の後半で解説しますが、しっかり審査を行わなければ貸主側が違法になったり損害を被ったりする可能性があるので、審査が甘い金融機関はないと頭の隅に入れておきましょう。
ここでは、カードローンの審査について知っておきたいポイントをご紹介します。
審査方法や基準は各社異なる
申込み前に審査方法や基準を知りたいという人もいるかもしれませんが、それぞれのカードローンの審査方法や審査基準は公開されていません。また、審査基準はそれぞれの金融機関によって異なります。
「A社の審査は通ったのにB社の審査は落ちた」というケースがありますが、これは審査の厳しい・甘いの違いではなく、審査基準が異なるからです。そのため、人によって相性の良い・悪いが出てきます。
ただし、どの業者でも「この条件を満たせば確実に審査に通過できる」といったものはありません。
消費者金融よりも銀行のほうが審査が甘いということはない
「銀行よりも消費者金融のカードローンほうが審査が甘い」という口コミを見かけた人も多いのではないでしょうか。しかし、消費者金融もしっかりとした審査を実施しています。そのため、「審査が甘そうだから」という理由で消費者金融を選ぶのは間違いです。
消費者金融と銀行は、審査の方法が異なります。実際には「銀行の審査は落ちたが消費者金融の審査は通った」というケースもありますが、それは審査方法や基準が異なるからで、消費者金融のほうが審査が甘いとは一概には言えません。
即日融資可能・審査通過率が高い消費者金融カードローン5選
審査の難易度で消費者金融を選ぶことはできませんが、審査の通過率はカードローンを選ぶときの参考になります。ここでは、即日融資も可能な消費者金融の中で、審査通過率が高いカードローンをみていきましょう。
審査通過率が高いカードローンは、次の5社です。
ここでは、それぞれの成約率と各社の特徴をみていきましょう。
※下記の審査通過率は2022年3月期の情報です。
プロミス
プロミスの成約率は、2022年11月で43.8%です。8月時点では大手5社のなかで最も高い審査通過率を誇ります。
プロミスの金利は4.5〜17.8%で、審査は最短3分です※。プロミスの特徴は、他社と比べて金利が0.2%低いこと。金利を少しでも抑えたい人には好適なサービスといえるでしょう。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
プロミス 公式サイト
アイフル
アイフルの成約率は、2022年11月で38.4%です。4〜6月の成約率と比べると下降傾向にありますが、3割以上の成約率をキープしています。
アイフルの金利は3.0〜18.0%で、融資まで最短18分※です。アイフルの特徴は、電話での在籍確認を原則実施していないこと。職場に電話をかけられたくない人にとっては、大きなメリットでしょう。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
SMBCモビット
SMBCモビットは、三井住友カードが提供するカードローンブランドで、審査通過率は各月4割弱です。アコムよりやや低い成約率。
SMBCコンシューマーファイナンスは、各種ローン商品の審査通過率は公開していません。そのため、プロミスとSMBCモビットでも多少審査通過率が異なるでしょう。
SMBCモビットは金利が3.0%~18.0%で、WEB完結なら電話連絡なしという点が最大の特徴です。
来店不要かつ審査完了は※最短15分で、※即日融資が可能なので、急いでいる人にもおすすめ。申し込みから契約までWebで完結でき、スマホATM取引によるカードレスでの利用にも対応しています。
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
SMBCモビット 公式サイト
アコム
アコム 公式サイト
アコムの成約率は、大手消費者金融の中でも高いです。アコムはテレビCMなどでも有名で、まずはじめにアコムの利用を検討する人が多いことも影響しているでしょう。アコムの審査通過率は、いずれの月も4割弱です。
アコムの貸付利率(実質年率)は年3.0〜18.0%で、初回利用の場合は30日間利息0円で利用できます。 審査は最短20分※です。公式サイトには簡単な質問に答えるだけで借入可能かチェックできる「3秒診断」も用意されているので、申し込み前にチェックしてみても良いでしょう。
※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
アコム 公式サイト
レイク
レイクの成約率は、2021年4〜6月は36.0%でした。2021年3月期では30〜33%程度の月が多かったので、成約率は上昇傾向にあると考えられます。
レイクの金利は4.5〜18.0%で、審査は最短15秒、融資まで最短25分というスピーディーさが特徴です。初回利用なら、60日間利息0円、もしくは5万円までの借り入れが180日間利息0円のどちらかを選べます。
審査が心配な人におすすめの銀行カードローン6選
銀行は、消費者金融のように審査通過率は発表していません。ここでは、審査に通過できるか心配な人にもおすすめの銀行カードローンを紹介します。
紹介するのは、次の6つのカードローンです。
- auじぶん銀行カードローン
- セブン銀行カードローン
- 新生銀行スマートカードローンプラス
- 住信SBI銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードローン
auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)
auじぶん銀行カードローン(じぶんローン)の通常の金利は、年利1.48%〜17.5%です。ですが、au IDをお持ちの方なら「カードローンau限定割 誰でもコース」が適応され、年0.1%優遇で年利1.38%~17.4%になります。
auじぶん銀行の口座がなくても利用でき、申し込みから契約までスマホひとつで完了。借り入れは全国のコンビニATMを利用するか、会員ページから指定の口座に振込依頼をして利用します。
ご利用限度額が最大800万円までで、通常のカードローン利用はもちろん借り換えをしたい方にも魅力的。auじぶん銀行カードローンには借り換えコースも用意されています。
また、最大年0.5%の優遇を受けれるため、au IDをお持ちの方におすすめです。
セブン銀行カードローン
セブン銀行カードローンの金利は、年14.0%もしくは年15.0%です。利用限度額が10万円・30万円・50万円の場合は15.0%、70万円・100万円の場合は14.0%の利率が適用されます。
全国のセブンイレブンで原則24時間借り入れできる便利さが特徴で、スマホアプリを使えばキャッシュカードが届く前から借り入れや返済が可能です。ローンカード、アプリどちらでも取引できるので、ライフスタイルに合わせた借り入れができるでしょう。
カードローンの利用にはセブン銀行の口座が必要で、口座を持っていない人はアプリで即時口座開設から初めてください。
新生銀行スマートカードローンプラス
新生銀行スマートカードローンプラスの金利は、年4.5〜14.8%です。新生銀行の口座がなくても申し込みが可能で、借り入れや返済は全国のコンビニATMなどから利用できます。
申し込みから契約、融資までWebで完結できるので、スキマ時間に便利に利用できるのも魅力的です。
返済日前にはメールでお知らせがくるほか、銀行自動引き落としにも対応。返済し忘れを防ぐようなサービスがそろっているため、便利にカードローンを利用できます。
住信SBI銀行カードローン
住信SBI銀行カードローンの金利は、年1.59〜14.79%です。SBI証券口座を持っていれば、0.5%の金利優遇が受けられます。
カードレスの借り入れが可能で、申し込みから返済までスマホアプリだけで完結できます。利用には住信SBI銀行の普通預金口座が必要ですが、持っていない人はカードローンの申し込みと同時に口座開設の申し込みも可能です。
ソニー銀行カードローン
ソニー銀行カードローンの金利は、年2.5〜13.8%。毎月の返済はソニー銀行の普通預金口座からの引き落としになるので、カードローンの申し込みにはソニー銀行の口座が必要です。ソニー銀行の口座を持っていない人は、カードローン申し込み時に同時に口座開設の申し込みを行いましょう。
申し込み時にソニー銀行の口座を持っていない人向けに、初回振込サービスを実施。初回振込サービスを利用すると、カード到着前に初回借り入れ資金を指定の口座に振り込んでもらえます。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードローン
PayPay銀行カードローンの金利は、年1.59〜18.0%です。利用にはPayPay銀行の口座が必要で、口座開設とローン申し込みは24時間スマホから簡単に行えます。本人確認資料もスマホから画像をアップロードするだけで完了です。
公式サイトには、年収と他社借入額を入力すると予想限度額と金利を確認できる「1秒診断」機能があるので、申し込み前にチェックしてみることもおすすめです。
銀行系カードローンには珍しく、初回は30日間の無利息期間を利用できます。
審査基準が合えばおすすめな地方銀行5選
申し込みの条件が合うなら、地方銀行のカードローンも検討してみましょう。おすすめの地方銀行カードローンは、次の5つです。
- 横浜銀行カードローン
- 千葉銀行カードローン「クイックパワー」
- 常陽銀行カードローン「キャッシュピット」
- 北海道銀行カードローン「ラピッド」
- 埼玉りそな銀行りそなプレミアムカードローン
ここでは、それぞれの地方銀行カードローンの特徴を紹介します。
①横浜銀行カードローン
横浜銀行カードローンは、年齢や収入などのほか、居住地もしくは勤務地が以下の地域であることが条件となっています。
- 神奈川県全域
- 東京都全域
- 群馬県一部の地域(前橋市、高崎市、桐生市)
金利は年1.5~14.6%(変動金利)で、借入限度額は10万円~1,000万円(10万円単位)です。横浜銀行の普通預金口座が必要ですが、契約までにアプリから口座を開設すれば、申し込み時点では口座を持っていなくても問題ありません。
審査結果は最短即日で、契約と同時に融資も可能です。
②千葉銀行カードローン「クイックパワー」
千葉銀行カードローンは、インターネット支店での取引であれば居住地が以下の地域にある人が利用できます。
- 千葉県全域
- 東京都全域
- 茨城県全域
- 埼玉県全域
- 神奈川県横浜市、川崎市
本支店の利用を希望する場合は、上記よりも地域が限定されるので注意してください。
千葉銀行カードローンの金利は年1.4〜14.8%です。千葉銀行以外にも提携の金融機関やコンビニATMからも借り入れできます。千葉銀行の普通預金口座を持っている人なら、申し込みから契約までWebの手続きで完了します。
③常陽銀行カードローン「キャッシュピット」
常陽銀行カードローン「キャッシュピット」の申し込み条件は、以下の地域に居住もしくは勤務していることです。
- 茨城県
- 宮城県
- 福島県
- 栃木県
- 千葉県
- 埼玉県
- 東京都
金利は年1.5〜14.8%で、インターネット申し込みなら書類の郵送なしでWeb契約が可能です。銀行系カードローンでは珍しく、利用時にも口座開設の必要はありません。
借り入れ・返済は常陽銀行ATMのほか、全国の提携コンビニATMで利用できます。
④北海道銀行カードローン「ラピッド」
北海道銀行カードローン「ラピッド」は、地方銀行のカードローンでありながら居住地や勤務地の条件がなく、全国から申込めるところが特徴的です。北海道銀行の口座を持っていなくても利用でき、他の地方銀行と比べて敷居が低いといえます。
金利は年1.9〜14.95%で、借入限度額は最大で800万円です。申し込みから契約までスマホで完結できる手軽さもポイントです。
⑤埼玉りそな銀行りそなプレミアムカードローン
埼玉りそな銀行りそなプレミアムカードローンは、埼玉りそな銀行の営業エリアに居住もしくは勤務していることが条件のひとつとなっています。
金利は年3.5〜13.5%です。
埼玉りそな銀行の口座を給与振込に使用しているか、所定の住宅ローンを利用中の場合は金利特典が適用され、金利が0.5%引き下げられます。
Webから24時間365日申し込みが可能で、契約後は全国のりそなATMやコンビニATMから借り入れが可能です。
信用金庫だから審査が甘いわけではない
カードローンを申込むなら、消費者金融や銀行以外に各地の信用金庫を利用するという選択肢もあります。ただし、ほかの金融機関と同様に信用金庫も審査基準は公開しておらず、審査が甘いというわけではないので注意してください。また、信用金庫は申し込み条件が厳しめに設定されているという口コミがあります。
審査基準が甘くなく、厳しいのかどうかは厳密には不明です。しかし、信用金庫のカードローンで審査通過できるあかどうか、信用金庫の会員資格を満たしているかどうかが大きなポイント。
信用金庫は地域の人々の相互扶助が目的という特性上、会員資格として住居や事業所がその地域にあるかどうかなどが問われます。そのほか、資金の使い道を問われることもあり、信用金庫のほうが申し込み条件を満たすのに苦労するかもしれません。
審査が甘いカードローンがない4つの理由
審査が甘いカードローンがない理由は、次の4つです。
- 貸し倒れを防ぐ
- 消費者金融には総量規制がある
- 銀行系カードローンは警察庁データベース照会が必須
- 審査が甘いは法令違反
ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。
①貸し倒れを防ぐ
消費者金融や銀行が一番恐れているのは、利用者の貸し倒れや債務整理で貸したお金が返って来なくなることです。収入に見合わない額を貸し付けたり、収入が不安定な人を審査に通したりすると貸し倒れのリスクが高まるので、確実に返済されるように審査を行います。
消費者金融や銀行は、申込者それぞれが返済できる額を見極めて貸付額を決定し、貸し倒れのリスクがあると判断した場合は審査を通過させないという対応をとります。
②消費者金融には総量規制がある
総量規制は貸金業法で定められたルールで、消費者金融などの貸金業者に対し、年収の3分の1を超える額の融資を禁止しています。消費者金融の審査では年収をチェックして、その3分の1を超えない額を利用限度額として設定しなければいけません。
ちなみに銀行は貸金業法の対象外なので、総量規制の制限はありません。ただ、昨今銀行の貸し過ぎが問題視されています。そのため、銀行系カードローンであっても年収に対して大きな割合を占めるほどの借り入れは無理でしょう。
③銀行系カードローンは警察庁データベース照会が必須
暴力団などの反社会的勢力に資金が流れないよう、2018年から銀行が融資する際には融資先が反社会的勢力と関わりがないかどうかのチェックが必要になりました。
警察庁データベースの照会に時間がかかります。そのため、銀行系カードローンは即日融資ができない状態です。ただし、即日融資ができないだけで、反社と関わりがなければ審査自体に影響はありません。
④審査が甘いは法令違反
審査の甘さをアピールして申し込みを煽るのは、貸金業法で禁止されています。そのため、「審査が甘い」「審査なしで貸し付け」などと謳っている広告は違法です。
審査の甘さをアピールしているカードローンは法令違反で運営されているので、収入に見合わない貸し付けや、法外な利息を請求される恐れがあります。本人や家族に乱暴な取り立てがされるかもしれないため、このようなカードローンは決して利用しないようにしましょう。
審査が甘い・通りやすいカードローン見極める方法2つ
ここまで「審査が甘いカードローンはない」ということをお伝えしてきましたが、それでも「なるべく審査に通りやすいカードローンを探したい」という人は多いでしょう。
では、審査に通りやすいカードローンを探すための方法を紹介します。
①消費者金融や銀行は審査基準は明示していない
繰り返しになりますが、消費者金融や銀行はカードローンの審査基準を明示していません。そのため、公式情報として審査の通りやすさをチェックすることは不可能です。
確実に審査の通りやすさや審査基準を調べることはできないということを念頭に置いて、カードローンを選ぶことが大切です。
②口コミや掲示板をチェックする
確実な情報ではありませんが、口コミやSNS、掲示板などは審査の通りやすさをチェックするひとつの基準になります。自分と近い状況の人が審査を通過しているかどうか、SNSなどで検索してみましょう。
年収・他社借入状況・債務整理の有無などの状況が自分と似ている人が審査を通過していれば、借り入れできる可能性があります。
カードローンの審査に通るためのポイント3つ
カードローンの審査基準は公開されていませんが、どの金融機関でもチェックされるポイントはあります。それは、属性・個人信用情報・借入希望額の3つです。
① 属性に問題がないようにする
属性とは申込者に関する情報のことで、返済能力に関わる部分についてチェックされます。カードローンの審査でチェックされる主な属性は以下です。
- 年収
- 年齢
- 雇用形態
- 勤続年数
- 居住形態
- 家族構成
たとえば、「年収は高いほどよい」「年齢は20代中頃〜40代がよい」など、返済能力が高いと判断できる属性であるほど審査に有利です。
ほかにも、「非正規雇用よりも正社員や公務員のほうがよい」「賃貸より持ち家のほうがよい」など有利になる属性があるので、自分の属性をチェックしてみましょう。
② 個人信用情報は事前にチェックしておく
個人信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの利用状況など、個人のお金の貸し借りに関する情報のことです。日本には個人信用情報を管理する機関が3つあり、それぞれの金融機関やクレジットカード会社などが加盟している信用情報機関に情報が集められています。
クレジットカードや各種ローンを契約していても、返済が滞っていなければとくに問題はありません。しかし、自己破産などの債務整理をしたことがある人は注意が必要です。債務整理をすると5〜10年は信用情報機関に記録が残り、審査の際に不利になります。
信用情報は各信用情報機関に開示請求すれば確認できるので、カードローンの審査を受ける前に自分の信用情報をチェックしましょう。インターネットや郵送、窓口で開示請求が行えます。
③ 借入希望額は年収の3分の1を超えないようにする
カードローンでは年収の3分の1以上の借り入れができません。そのため、借入希望額を年収の3分の1以上で提出した場合、その時点でカードローンの審査に落ちてしまうでしょう。
さらにカードローンの審査では、希望額が低いほうが審査に通りやすい傾向にあります。借入額が少なければ、返済能力がそこまで高くなくても、完済できる見込みがあると判断してもらえるためです。今後の返済で苦労しないためにも、必要最低限の希望額で申し込みましょう。
カードローンに審査落ちしたときにすべきこと5つ
カードローンの審査に落ちてしまったからといって、諦める必要はありません。カードローンに審査落ちしたときは、次の5つを試してみてください。
- おまとめや借り換えで現在の負担を軽くする
- 系列の違うカードローンに申込む
- 中小消費者金融に申込む
- 個人信用情報の現状を確かめる
- 勤務期間が1年以上になってから申込む
それぞれの内容について、以下で詳しく解説します。
①おまとめや借り換えで現在の負担を軽くする
他社に借り入れがある人は、現在の返済負担を軽くしましょう。借入件数が多かったり、現在の返済額が大きかったりするために、審査に落ちてしまった可能性があります。
他社借入状況を改善するためには、おまとめローンがおすすめ。おまとめローンは複数の借り入れを1社にまとめるための専用商品です。これにより、他社借入件数を1件に減らすことが可能。
より金利の低いおまとめローンを利用すれば、借入件数を減らせるほか、現状の支払額減らせます。また、支払管理を楽にするなどのメリットもあるため複数借り入れでお悩みの人は、ぜひご利用ください。
②系列の違うカードローンに申し込む
ひとつのカードローンの審査に落ちてしまったとしても、別のカードローンなら審査を通過できる可能性があります。カードローンによって審査基準は異なるので、一つのカードローンの審査に落ちたからといって他のカードローンも審査落ちするとは限りません。
ただし、別の申込先を選ぶ際には注意が必要です。銀行系カードローンは消費者金融や保証会社に審査を委託しているケースがあり、別の銀行のカードローンでも保証会社は共通ということもあります。
審査通過の可能性をあげたいのであれば、系列が違うところを選びましょう。
消費者金融のほうが審査が甘いとは限らない
「消費者金融の審査に落ちたら、もうどこの審査も通過できないのでは」と心配になるかもしれませんが、そんなことはありません。先述のとおり、消費者金融のほうが審査が甘いとは限らないからです。
審査基準は金融機関によって違うので、消費者金融の審査に落ちた人が銀行の審査に通過する可能性も。条件に合うほかの消費者金融や銀行系カードローンを探して、申し込んでみてください。
③中小消費者金融に申し込む
アコムやアイフルなどの大手消費者金融の審査に落ちてしまったら、中小消費者金融に申し込んでみるのもひとつの方法です。ただし、中小消費者金融のほうが審査が通りやすいというわけではない点に注意してください。中小消費者金融でも、きちんとした審査が行われます。
以下は、中小金融機関の一例です。
- アロー
- ダイレクトワン
- フクホー
- フタバ
- セントラル
- ライフティ
④個人信用情報の現状を確かめる
過去に自己破産や返済遅延などがあった人は、個人信用情報の現状を確かめてみてください。個人信用情報に債務整理や延滞の記録が残っていると、別のカードローンに申し込んでも審査を通過できない可能性があります。
信用情報機関に開示請求をすれば自分の個人信用情報の確認ができるので、一度問い合わせて確認してみることをおすすめします。
⑤勤務期間が1年以上になってから申し込む
今の職場に勤めはじめて1年未満という人は、勤務期間が1年以上になってから申し込みをすると審査を通過できる可能性が高いです。カードローンの審査では勤続年数も大切で、同じ職場に長く勤めているほど審査に有利になります。
もう少しで勤務期間が1年を超えるという場合は、それを待ってから申し込んでみてはいかがでしょうか。
審査は甘いカードローンはない!審査通過しやすくなるよう工夫しよう
どのカードローンもしっかりとした審査が行われるので、「審査が甘いカードローンはない」ということを覚えておいてください。審査基準が公開されていないので、明確に何をすれば審査を通過できるという確実なポイントもありません。
ただし、審査に通りやすくなるように工夫することは可能です。おまとめや借り換え、個人信用情報の確認など、本記事で紹介したポイントをチェックして、カードローンの審査にチャレンジしてみてください。