カードローンの金利平均はどれくらい?大手の比較や利息を抑える4つのコツを解説
カードローンの平均金利が気になっていませんか。平均金利がわかれば高い・低いの判断がある程度つきます。
そこで本記事では、カードローンの金利平均について解説します。金利の抑え方やおすすめのカードローンも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、カードローンの金利平均について以下の内容を解説します。
- 金利平均を見る上で知っておきたいこと
- カードローンの平均金利
- 利息を抑えるコツ
- 金利が気になる方におすすめのカードローン
カードローンの金利平均が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
金利平均を見る上で知っておきたい4つのこと
金利の平均を見る上で知っておきたいことを4つに分けて解説します。
- 金利の上限は法律により定められている
- 限度額に応じて金利が変わる
- 消費者金融よりも銀行カードローンのほうが金利が低い
- 10万円借りたときの利息の計算方法
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①金利の上限は法律により定められている

そもそもカードローンの金利は、利用制限法という法律により上限が年20.0%と定められています。上限金利は、借り入れ金額に応じて決められています。
- 元本の金額が10万円未満のとき:年20%
- 元本の金額が10万円以上~100万円未満のとき:年18%
- 元本の金額が100万円以上のとき:年15%
借り入れ金額が大きくなるほど、金利の上限は下がっていきます。もし100万円以上を借りるなら、高くても年15%以上は上がらないということです。
②限度額に応じて金利が変わる
カードローンの金利は、利用者が実際に借り入れした金額ではなく、借り入れ限度額に対して決まるケースがほとんどです。
借り入れ金額に応じて金利を決定すると、利用者がお金を借りたり返済したりするたびに変更しなければならず、金融機関の負担が大きくなります。
③消費者金融よりも銀行カードローンのほうが金利が低い

消費者金融に比べると、銀行カードローンのほうが金利が低く設定されています。消費者金融は上限金利が18.0%程度なのに対し、銀行カードローンは14~15%程度。
金利を抑えたいなら銀行カードローンを選んだほうが良いでしょう。しかし、消費者金融は無利息期間を設けているところが多く、短期間の借り入れなら、金利を抑えられる可能性があります。借り入れ金額や期間を考慮してカードローンを選ぶのがおすすめです。
④10万円借りたときの利息の計算方法

利息の計算方法は、利息=元金(借入金額)×金利(年利)÷365×借入日数(返済日数)です。
例えば、10万円を金利18%で30日借りた場合の計算方法は以下の通りです。
- 10(万円)×18(%)÷365×30=1,479円
10万円借りると、1ヵ月でプラス1,479円の利息がかかる結果です。

毎日利息が発生していると考えると、なるべく早く返済したほうが良いことがわかりますね。
カードローンの平均金利

カードローンの平均金利はどれくらいなのか、見てみましょう。
- 消費者金融系カードローン
- 銀行カードローン
それぞれ分けて紹介します。
①消費者金融系カードローン

消費者金融系のカードローンは、銀行に比べると高めに設定されています。主な大手の金利は以下のとおりです。
多少の違いはありますが、上限はほぼ18.0%となっています。上記5社の平均は、3.6~17.96%です。
カードローンを利用する方は、100万円以下の方も多いでしょう。少額利用の場合は、上限金利が適用される傾向です。そのため、上限金利が他社よりも0.2%低いプロミスがおすすめです。
②銀行カードローン

銀行カードローンは、消費者金融に比べると金利が低めに設定されています。主な銀行カードローンの金利は、以下のとおりです。
上記5社の平均は、2.54~14.06%です。
銀行カードローンはメガバンクやネット銀行など多数あり、金利もそれぞれです。しかし、高くても15.0%程度に収まっています。
平均より極端に金利が低い金融機関はない!利息を抑える4つのコツ
平均よりも極端に金利が低い金融機関はありません。各社それほど大きな差はないと考えられます。そこで、できるだけ利息を抑える方法を4つ紹介します。
- 無利息期間サービスを利用する
- 繰り上げ返済する
- おまとめローンを利用する
- 今よりも金利の低いカードローンに借り換える
金利を抑えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
①無利息期間サービスを利用する

消費者金融の中には、無利息期間を設けているところがあります。うまく利用すれば、金利を抑えられるでしょう。
無利息期間は消費者金融により異なりますが、30日~180日程度です。もし無利息期間内に全額返済できれば、実質利息0円での借り入れできますよ。完済しても期間内なら何度借りても利息は0円なので、有効活用するのがおすすめです。
②繰り上げ返済する

繰り上げ返済して、なるべく借り入れ残高を減らすのがおすすめです。毎月の返済には、利息が含まれています。たとえば、1万円返済しても、その中には利息分が含まれているので元金が1万円分減るわけではありません。
しかし繰り上げ返済は、借り入れ残高(元本)に充てられるので、借り入れ金額を減らして返済期間を短くすることが可能です。

余裕があるときだけでも、なるべく繰り上げ返済するのがおすすめです。
③おまとめローンを利用する

おまとめローンを利用して利息を減らす方法があります。例えば、3社からの借り入れ金額が合計で100万円の場合で見てみましょう。
- A社:30万円(金利18%)
- B社:25万円(金利18%)
- C社:45万円(金利18%)
の場合、D社:100万円(金利15%)に借り換えたほうがトータルコストを抑えられます。バラバラの返済日を一括にまとめられるメリットもあるので、ぜひ検討してみてください。
④今よりも金利の低いカードローンに借り換える

現在利用しているカードローンよりも金利が低いところに借り換えすることで金利を抑える方法があります。例えば消費者金融で上限20.0%のところから借りているなら、上限10.0%の銀行カードローンに借り換えるだけでも金利を抑えられます。
ただし、金利が低いところはそれだけ金融機関の利益が減ることに。貸し倒れのリスクがないようにしっかり審査されるため、必ず通過できる訳ではない点に注意が必要です。
金利が気になる方におすすめのカードローン7選
カードローンの金利が気になる方向けに、おすすめ7社を紹介します。
- プロミス|人気と実績のあるカードローン
- アコム|審査に通過率が1番高い
- レイクALSA|最大180日間利息0円
- アイフル|融資が最短25分
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」|月1,000円からの返済が可能
- 三井住友銀行カードローン|書類提出・本人確認がWEB完結できる
- 楽天銀行スーパーローン|楽天会員ランクによって審査が優遇される
気になるカードローンがあれば、ぜひ利用を検討してみてください。
①プロミス|人気と実績のあるカードローン

プロミスは「2019~2022年と4年連続でオリコン顧客満足度調査ノンバンクローン初回利用第1位」と、人気と実績のあるカードローンです。
初めての利用で無利息期間は30日。融資まで最短30分なので、急いで借り入れしたい方におすすめです。また、プロミスの審査は原則として勤務先への電話連絡を行っていません。職場への電話を控えたい方にも利用しやすいでしょう。
②アコム|審査に通過率が1番高い

アコムは、審査通過率が40%を超えるカードローン。約2人に1人が審査をパスしているということで、通過率が高いのが特徴的です。
借り入れ可能かは簡易的な3秒診断が利用可能。申し込み時の入力項目は、年齢・年収・他社の借り入れ状況のみです。まずは審査に通るかチェックしてみるのがおすすめですよ。

契約の翌日から30日間は、金利0円で借り入れできるサービスを提供しています。少しでも金利を抑えたい方には嬉しいでしょう。
③レイクALSA|最大180日間利息0円

レイクALSAは、無利息期間が長いのが特徴的なカードローン。「5万円まで180日間利息0円」または「借入金額のすべて60日間利息0円」、好きな方を選べます。
金利0円の期間は他社に比べて圧倒的に長いので、無利息期間の長さで選びたい方におすすめです。Web申し込みは、24時間365日いつでも可能。近くに自動契約機がない方や、手続きの時間がなかなか取れない方には助かるでしょう。
④アイフル|融資が最短25分

アイフルは融資まで最短25分と早く、特に融資を急ぎたい方におすすめです。申し込みから返済まではWeb完結。郵送物もないので、誰にも知られずに借り入れしたい方にぴったりです。
また、Web申し込みならカードレスで利用できるので、便利な上にプライバシーをも守れます。初めての利用で、最大30日間利息0円。金利を抑えたい方にも適しています。
⑤三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」|月1,000円からの返済が可能

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、借り入れ金額に応じて最小返済額が1,000円から。月々の返済額を抑えたい方におすすめですよ。三菱のUFJ銀行の普通預金口座が無くても借り入れ可能。Web完結なら、24時間365日いつでも申し込みできます。
「バンクイックカード」を使えば、三菱UFJ銀行のATMはもちろん、セブン銀行・ローソン銀行・イーネット銀行のATTMでも借り入れや返済が可能です。
⑥三井住友銀行カードローン|類提出・本人確認がWEB完結できる

三井住友銀行カードローンは、書類提出や本人確認がWebで完結できます。審査・融資までは最短翌営業日と、銀行カードローンの中ではかなり早いといえますね。
普通預金口座がなくても申し込みできますが、持っていると入力内容を省略できて簡単です。**毎月の返済額は2,000円から可能なので、なるべく返済の負担を抑えたい方にも適しています。
⑦楽天銀行スーパーローン|楽天会員ランクによって審査が優遇される

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクにより審査が優遇されるのが特徴的。楽天会員ランクは、楽天サービスの利用により上げられるので、審査に通過できるか不安な方は、会員ランクを高めるのがおすすめです。
期間限定で、金利が半額になるキャンペーンを行っています。
- WEB申込期間:2022年6月29日(水)17:00~2022年9月2日(金)16:59
- キャンペーン金利適用期間:2022年6月30日(木)~2022年11月4日(金)
さらに、入会と借り入れで楽天ポイントが最大31,000ポイントプレゼントされます。気になる方は、早めに申し込みしてみてください。
主要なカードローンの金利はほぼ平均!最適な1社を選ぼう

主要なカードローンの金利は、ほぼ平均的です。極端に金利が低い・高いということはないので、その他のサービスも比較して検討するのがおすすめです。
金利の高い・低いだけではなく、無利息期間の有無や、返済方式なども併せて確認しておくと良いでしょう。金利やその他の特徴を比べてみて、最適な1社を選んでみてください。

金利は、利用限度額に対して設けられることが多いですよ。例えば100万円の限度額で1万円を借りても、上限である15%が適用されるという感じです。