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ベルギー代表って誰がいるの? 現在の主力は? アザールにデ・ブルイネ…赤い悪魔は今が黄金期【編集部フォーカス】

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ベルギー代表の現在の主力は?【写真:Getty Images】
ベルギー代表の現在の主力は?【写真:Getty Images】

昨年行われたロシアワールドカップで3位に輝くなど躍進を果たしたベルギー代表。各ポジションにワールドクラスの選手を揃える同チームは、今月に欧州選手権(EURO)2020本大会出場を一番乗りで決めるなど、その強さを世に示し続けている。まさに今が黄金期といっても過言ではない。今回は、そんなベルギー代表のメンバーを基本フォーメーションからポジションごとに紹介していく(代表成績は10月13日のカザフスタン代表戦終了時のもの)。

GK

 昨年行われたロシアワールドカップで3位に輝くなど躍進を果たしたベルギー代表。各ポジションにワールドクラスの選手を揃える同チームは、今月に欧州選手権(EURO)2020本大会出場を一番乗りで決めるなど、その強さを世に示し続けている。まさに今が黄金期といっても過言ではない。今回は、そんなベルギー代表のメンバーを基本フォーメーションからポジションごとに紹介していく(代表成績は10月13日のカザフスタン代表戦終了時のもの)。

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ティボー・クルトワ(レアル・マドリー/スペイン)
生年月日:1992年5月11日(27歳)
代表成績:78試合出場/50失点

 身長199cm、体重96kgの体躯を誇る世界でも屈指の名GK。長い手足を生かしたセービングはピカイチのものがあり、空中戦の強さやキャッチングスキルの高さも兼ね備える。ベルギー代表では長く正守護神として活躍しており、昨年行われたロシアワールドカップでは同国を3位躍進に導き、自身も同大会で最優秀GKに選出されるなど圧巻の輝きを放った。持っている力は申し分ないといっても過言ではなく、現代サッカー界を引っ張るGKの中の一人であると見ていいだろう。

 ただ、昨年より所属するレアル・マドリーでは批判の的となることも多く、本来の力を出し切れていない感がある。昨季は無冠に終わるなど低迷したマドリーでは「ケイラー・ナバスの方が良いのでは?」という声も多く聞かれたほどだ。ただ、ジネディーヌ・ジダン監督はクルトワへの信頼を忘れておらず、今季もチームの正守護神としてプレーしている。2019/20シーズンこそ、自身の価値というものを証明したい。

DF

ヴァンサン・コンパニ(アンデルレヒト)
生年月日:1986年4月10日(33歳)
代表成績:89試合出場/4得点5アシスト

 ベルギーが誇る世界屈指の守備職人。対人戦にめっぽう強く、相手を簡単にプレーさせないハードなディフェンスが魅力的な選手だ。クラブでは長くマンチェスター・シティでプレーしており、チームにプレミアリーグ制覇など数多くのタイトルをもたらしてきた。シティではキャプテンも務めるなどピッチ内外で頼もしい存在となっており、ジョゼップ・グアルディオラ監督も絶大な信頼を寄せていた。

 今季からは古巣のアンデルレヒトに復帰し、選手キャリアを続けているコンパニ。相変わらず怪我が多く、9月シリーズ、そして10月シリーズのベルギー代表メンバーから外れているものの、同チームにとってはまだまだ必要な戦力であることは間違いない。現在33歳とベテランの域には達しているが、来年行われる欧州選手権(EURO)などでの活躍が期待されていることは明らかだ。

トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/イングランド)
生年月日:1989年3月2日(30歳)
代表成績:96試合出場/5得点9アシスト

 フィルジル・ファン・ダイクやカリドゥ・クリバリなど、現在のサッカー界で評価を高めているCBは何人かいるが、この男もその中の一人だろう。トッテナムに所属するアルデルヴァイレルトは1対1の強さやカバーリングの的確さ、足下の安定した技術力を兼ね備える守備のスペシャリストである。最終ラインで様々なタスクを担うことができる同選手は、まさにワールドクラスの実力を持つ人物と言ってもいいだろう。

 ベルギー代表でも不動の地位を築いているアルデルヴァイレルトは、ここまで代表戦96試合に出場し5得点9アシストの成績を収めている。ヴァンサン・コンパニ不在時には最終ラインのリーダーとして奮闘しており、チームをうまく束ねている。現在30歳と決して若くはないものの、ベルギーの壁としてまだまだ活躍が求められることになるだろう。

ヤン・フェルトンゲン(トッテナム/イングランド)
生年月日:1987年4月24日(32歳)
代表成績:118試合出場/9得点6アシスト

 空中戦の競り合いや1対1などに絶対的な自信を持つファイター。ファウル覚悟で仕掛けるタックルの迫力は満点で、その闘争心溢れるプレーで幾度となく攻撃陣を無力化してきた百戦錬磨のレフティーである。本職のセンターバックだけでなく、サイドバックでのプレーも高いレベルでこなすことができるなど、柔軟性も兼備。ベルギー代表の強固な3バックには欠かせぬ存在と言える。

 代表通算118試合出場はヴァンサン・コンパニやトビー・アルデルヴァイレルトをも上回る成績で、これまでにも数々の大舞台でその存在感を示してきたフェルトンゲン。昨年行われたロシアワールドカップ・ベスト16の日本代表戦では反撃の狼煙を上げるゴールも決めるなど、攻守両面で放つ輝きは申し分ない。ピッチ内で表す勇気あるプレーは若手選手のお手本ともなるはずだ。

MF

アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1989年1月12日(30歳)
代表成績:104試合出場/9得点8アシスト

 アフロヘアーが印象的な30歳のMF。攻撃面では隙を見た攻め上がりから強烈なミドルシュートを繰り出すことができ、守備面では常にボールへと絡み続けるハードワークを怠らないなど、攻守両面での貢献度は申し分ない。セントラルMFとして必要な能力をすべて高いレベルで持ち合わせているといっても過言ではなく、どのチームにとっても頼りな存在となり得る、まさにそんな選手だ。

 ベルギー代表として2014年ブラジルワールドカップ、2018年ロシアワールドカップに出場するなど、中盤の要として活躍しているヴィツェル。試合の中では決して目立たずとも、発揮している効果はかなり大きい。一時はチームのキャプテンも務めるなど、まだまだベルギー代表には必要不可欠な選手と見て間違いなく、今後も引き続き活躍が求められるだろう。

ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
生年月日:1991年6月28日(28歳)
代表成績:72試合出場/17得点31アシスト

 ベルギーが世界に誇る完全無欠のMF。相手守備網を一瞬で切り裂くような正確無比なラストパスと高質かつスピーディーなクロスが特徴的な選手であり、これまでにも幾度となくゴールを演出してきたアシスト製造マシーンである。オフ・ザ・ボール時の動きでも質を見せることができる存在で、そのセンスは別次元と考えてもよさそうだ。ゴール前で繰り出されるミドルシュートも武器と、もはや止めどころがない。

 所属するマンチェスター・シティでも好調を維持するデ・ブルイネだが、ベルギー代表でも中盤の核として躍動しているのは明らかだ。的確にボールを散らしながらリズムを生み、一瞬の隙を突く質の高いパスセンスはチームの大きな武器となっている。ベルギー代表として72試合の出場で17得点31アシストはさすがの一言。怪我が多い点は否めないが、やはり同チームでは文字通りの「王様」だ。

トマ・ムニエ(パリ・サンジェルマン/フランス)
生年月日:1991年9月12日(28歳)
代表成績:40試合出場/7得点12アシスト

 身長190cmを誇る大柄DF。タイミングの良い攻め上がりと高質なクロスで違いを生みだすことができる選手で、その攻撃的な姿勢はチームにとっては武器に、相手にとっては大きな脅威となる。守備時の対応にはまだまだ改善の余地があり、その影響で所属するパリ・サンジェルマンでは定位置確保に至っていないが、その点が向上すればワールドクラスのプレイヤーになり得るほどの存在である。

 本職のサイドバック以外にもサイドハーフやウィングなど幅広いエリアをカバーできるムニエ。3バックを基本としているベルギー代表では主にウィングバックでの起用となっているが、その方が同選手の特長が現れるのは明らかで、同チームでは欠かせぬ駒となっている。そのダイナミックな姿勢を失わず、ベルギー代表を更なる高みへと導くことができるだろうか。

トルガン・アザール(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
生年月日:1993年3月29日(26歳)
代表成績:24試合出場/3得点3アシスト

 数多くのビッグクラブが注目を集める中、今夏にボルシア・ドルトムントへ移籍を果たしたMF。攻撃的ポジションならどこでもプレー可能という器用さを兼ね備え、相手ゴール前で決定的な仕事を常に果たすことができる選手だ。昨季は所属するボルシア・メンヒェングラートバッハで二桁ゴールと二桁アシストを記録。ドイツ国内だけではなく、世界中にその実力と怖さを知らしめた。

 ドリブルの鋭さは兄エデンに劣るものの、パスセンスに関しては兄を上回るほどの質を持っているトルガン・アザール。オフェンスセンスは極めて高いと言えそうだ。そんな同選手はここ最近、ベルギー代表においてはウィングバックでのプレーがほとんどとなっている。守備面での向上は必要かもしれないが、慣れないポジションでも輝きを放つことができれば、より恐ろしい選手へと成長できるはずだ。

FW

ドリース・メルテンス(ナポリ/イタリア)
生年月日:1987年5月6日(32歳)
代表成績:89試合出場/18得点27アシスト

 ナポリで活躍する小柄なアタッカー。パス、ドリブル、シュートの技術が非常に高く、敵陣内で多くの役割を担うことができる選手である。本職はウィングとなるが、所属するナポリではCFとしても起用されるなど、攻撃的ポジションであればどこでも対応は可能。ここぞという場面での決定力はすさまじく、ベルギー代表の強力な攻撃陣を形成する上で欠かせぬ人物と言えそうだ。

 ベルギー代表では主に2シャドーの一角として起用されているメルテンス。小柄ながら優れたテクニックを前面に押し出してくるため、エデン・アザールと組まれる2シャドーは相手からすると止めるのが困難となるだろう。ここまでの代表成績は89試合で18得点27アシストと申し分ない。ただ、まだまだこの数字を伸ばしていくことが求められるはずで、引き続き攻撃陣を引っ張りたい。

エデン・アザール(レアル・マドリー/スペイン)
生年月日:1991年1月7日(28歳)
代表成績:104試合出場/30得点31アシスト

 ベルギー代表の大エースと言えばやはりこの男だろう。今夏にレアル・マドリーへ移籍したエデン・アザールは、まさに黄金期を迎えているレッドデビルを象徴するかのような選手だ。特徴はなんといってもドリブルのセンス。緩急を巧みに使い分け、相手を剥がしていくことができるその突破力はもはや止めるのが困難な域に達しており、その鋭さは言うまでもなくワールドクラスだ。ゴールでもアシストでもチームに貢献できるアザールは、やはりスーパースターである。

 ベルギー代表ではキャプテンを務めるなど、その存在感の大きさは明らか。昨年行われたロシアワールドカップで3位躍進を果たした同国代表だが、やはりこの男の貢献度というのは非常に高かった。今後も最も頼れる存在として、チームをより高みへと導くはずだ。まずは来年の欧州選手権(EURO)でどれほどの結果を残せるか。アザールのプレーにはこれからも目が離せない。

ロメル・ルカク(インテル/イタリア)
生年月日:1993年5月13日(26歳)
代表成績:83試合出場/51得点11アシスト

 身長191cm、体重94kgを誇る世界屈指の大型ストライカー。ペナルティエリア内で発揮する勝負強さはもちろんのこと、相手DFの裏へ抜けるスピードも申し分ないなど、波に乗らせるとかなり厄介な存在だ。ポストプレーからフィニッシュまで、多くの仕事を前線で果たすことができるルカクはベルギー代表においても貴重な人物。なかなか代えの効かぬ存在と見ていいだろう。

 ベルギー代表としてここまで83試合で51得点と圧巻の成績を収めているルカク。同チームのエースストライカーとして、申し分ない輝きを放っていると言えるだろう。ただ、同選手は来年の欧州選手権(EURO)終了後に代表から引退することを示唆しており、気持ちが変わらなければベルギー代表として過ごす日々は残りわずかとなる。レッドデビルにとっては痛手となるが、ルカクは来年、有終の美を飾ることができるか。

フォーメーション

▽GK
ティボー・クルトワ(レアル・マドリー/スペイン)

▽DF
ヴァンサン・コンパニ(アンデルレヒト)
トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム/イングランド)
ヤン・フェルトンゲン(トッテナム/イングランド)

▽MF
アクセル・ヴィツェル(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
ケビン・デ・ブルイネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
トマ・ムニエ(パリ・サンジェルマン/フランス)
トルガン・アザール(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)

▽FW
ドリース・メルテンス(ナポリ/イタリア)
エデン・アザール(レアル・マドリー/スペイン)
ロメル・ルカク(インテル/イタリア)

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