牛丼チェーン店「松屋」→実は中華料理店だった? 「牛めし」誕生のきっかけとなった《誰もが知る牛丼店》の存在
- オトナンサー |

普段の生活で利用する人も多い「牛丼チェーン店」。有名なのは「吉野家」「松屋」「すき家」ですが、実は松屋が牛丼チェーンになった経緯には、意外なエピソードが隠されているようです。
「松屋」創業者が出会った牛丼は…
松屋は1966年に、東京都練馬区に中華料理店として開業しました。中華料理店のはずの松屋がどうして「牛めし」を始めたのかというと、創業者が「吉野家の牛丼に出会った」ことがきっかけだといわれています。
牛丼チェーンの「吉野家」は1899年に東京・日本橋の魚市場で創業。肉食文化が徐々に広まりつつあった時代に、牛鍋をアレンジした丼料理として生まれたのが、現在の牛丼の始まりです。
その後、1926年に築地へ移転すると、市場で働く人々のニーズに合わせ、牛肉とタマネギを甘辛く煮込んだシンプルな牛丼スタイルに進化していきます。味付けは濃すぎず薄すぎず、短時間で満足感が得られる絶妙なバランスが、多忙な労働者に支持されました。
この牛丼に感動したのが、松屋の創業者である瓦葺利夫(かわらぶき・としお)氏です。初めて食べたときに受けた衝撃は大きく、築地の吉野家に通い詰めるように。やがて、自身の店でも似た丼料理を提供したいと考えるようになり、中華料理を中心とした営業方針から「牛めし」を主力商品とするスタイルへと大きく方向転換しました。
今では「ライバル店」と思われている松屋と吉野家は、意外なところでつながっていたのですね。ちなみに松屋といえば、オレンジの円の中に黄色と青の円が入ったロゴでおなじみ。オレンジの円は「おぼん」、黄色は「みそ汁」、青は「牛めし」を表しているそう。
ロゴからも分かる通り、松屋の特徴は店内で定食や「牛めし」を注文すると、みそ汁が無料で提供されます。これは「みんなの食卓でありたい」という企業理念に基づくもので、ご飯とみそ汁の組み合わせを日本の食卓の象徴と捉え、外食でもそれを再現することを目指した取り組みなんだとか。
日常的に食べている一杯の「牛めし」にも、知られざる歴史と思いが詰まっています。身近なチェーン店の歴史や理念を調べてみると、何か面白い発見があるかもしれません。
オトナンサー編集部
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