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春は「サブスク」の整理時! 月3000円の見直しで将来46万円の差? FPが教える“固定費の断捨離”テクニック

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サブスクをうまく断捨離する方法とは?(画像はイメージ)
サブスクをうまく断捨離する方法とは?(画像はイメージ)

サブスクをうまく断捨離する方法とは?(画像はイメージ)サブスクをうまく断捨離する方法とは?(画像はイメージ)

 動画のサブスクサービスに加入している人は多いのではないでしょうか。1つのコンテンツにつき、月額1000円程度で利用することができるため、気に入ったコンテンツを複数契約するケースも珍しくありません。

 こうしたサブスクサービスは、月額だけで考えると小さな金額と考えがちですが、年間での合計を考えると、結構なコストになることもあります。「必要」「もう解約してもOK」という判断はどのように下せばよいのでしょうか。固定費としてのサブスク費用の断捨離方法や、浮いたお金を無理なく資産運用に回す方法などについて、テレビ番組への出演経験が豊富なファイナンシャルプランナー(FP)の水野崇さんに聞きました。

「2カ月ルール」がおすすめ

Q.サブスクサービスの価格帯は数百円から数千円と幅広いですが、これを「年単位」や「生涯コスト」で考えた場合、見直すだけでどれくらいの資産形成の差(将来の金額差)につながりますか。

水野さん「サブスクの費用は月額が小さいものは特に見落とされがちですが、加入を継続している間は固定費となります。年単位で見直しをすると、大きな差が生じていることが分かるでしょう。月額1000円のものは年1万2000円になりますし、3000円の場合は年3万6000円、1万円は年12万円となり、もしもこれを30年続けたとするとそれぞれ36万円、108万円、360万円となります。長期的に考えると、かなり大きなコストになることが分かると思います。

さらに、早めに見直しをして浮いた金額をそのまま積立し、年5%(複利)で10年運用できたと仮定すると、月1000円の場合で約15万5000円(元本12万円)、月3000円では約46万6000円(元本36万円)、月1万円で約155万3000円(元本120万円)という目安(今回の例では税・手数料等は考慮せず、元本割れの可能性もあります)になります。

サブスクの見直しは単なる『節約』だけでなく、このように浮いたお金を自動積立に回せるようなサイクルが作れると、10年単位でも数十万円規模の資産形成につながります」

Q.解約を迷ってしまう“たまに使うサブスク”に対し、FPが実践している「解約するか継続するか」の明確な判断基準はありますか。

水野さん「たまに使うけれど解約するほどではないというサブスクの整理で迷ったとき、私が実践している判断基準は『2カ月ルール』です。これは『直近60日間の利用がゼロだった場合は一度解約し、もしもう一度使いたいと思ったタイミングがあれば再度契約する』というものですね。

次に、直近30日で利用が1回程度の場合で、単品課金や無料枠、別サービスでの代替で満足できるようであれば解約候補とします。

さらに、『利用回数×都度料金』の合計が、サービスの月額料金を下回る状態が2カ月以上続く状態であれば、サブスクではなく単品購入の方が合理的と判断した方が良いでしょう。

ただし、例外があります。再加入時に割引プランの適用対象外になってしまうとか、趣味ではなく仕事で継続利用するものに対してですね。これらの場合は、解約よりも安いプランに移行する、もしくは一時的に停止するといった扱いにすると失敗が少なくなりますよ」

Q.固定費を削減して浮いたお金を、銀行に置いたままにせず「無理なく投資へ回す仕組み」を作るための、おすすめの自動化ツールや銀行設定はありますか。

水野さん「おすすめの方法は、『余ったお金を投資に回す』と考えるのではなく、収入が入ったら先に積み立て分を確保する、という『先取りの自動化』です。具体的には、投信積立(もしくはNISAのつみたて投資枠)の『銀行口座からの引き落とし』もしくは『クレカ積立』のどちらかで主軸を決めます。

銀行引き落としなら、買付日、金額、引き落とし口座を設定するだけで、一定期間ごとに自動で買付ができるため続けやすいメリットがあります。一方で、クレカ積立はカード会社などのポイント付与などのメリットがある半面、証券会社によって上限額、還元条件、設定日、対象カードなどの要件が異なるため、事前に詳細の確認が必須です。また、メインカードとして利用しているクレジットカードの場合、利用可能枠にも注意しましょう。

まずは無理のない金額の範囲内で主軸を1つ決めて、給料日直後のタイミングに合わせて設定することで、積立投資を手間なく続けやすくなります」

* * *

 使わないサービスを契約し続けると、トータルではかなりのコストを無駄にしてしまうことにもつながりますから、一度見直しをしてみるのも良いかもしれませんね。ただサブスクの固定費を節約するだけではなく、その浮いたお金で資金形成をするのも一つの方法です。

オトナンサー編集部

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