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たしかに……。ストレスが溜まると行きたくなる場所、「自分の部屋」より上位なのはどこ?

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  • マイナビウーマン
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オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を運営するrementalはこのほど、20代〜50代以上の男女429名を対象に「ストレス対処行動に関する意識調査」を実施しました。

その結果、ストレスが溜まると行きたくなる場所として最も多かったのは「一人になれる場所」(44.5%)で、2位「自宅・自分の部屋」(40.3%)を上回りました。また、「どこにも行きたくない」が21.2%で3位となり、ストレス下で無気力状態に陥る人も少なくないことがわかりました。

■なぜメンタルヘルス企業が「ストレス対処行動」を調査?

rementalは、オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を運営しています。なぜメンタルヘルス企業である同社が「ストレス対処行動」をテーマにした調査を実施するのか。その背景には、ストレスへの対処法(コーピング)の重要性があります。

◇ストレス対処×メンタルヘルス:3つの視点

(1)(自分なりの「逃げ場」を持つことが大切
ストレスを感じた時に「ここに行けば落ち着ける」という場所があることは、心の安定につながります。それは物理的な場所だけでなく、趣味や活動でも構いません。

(2)「一人になりたい」は自然な欲求
ストレス下で「一人になりたい」と思うのは、心を回復させるための自然な欲求です。刺激を減らし、自分と向き合う時間は、心のリセットに必要な時間といえます。

(3)「どこにも行きたくない」は要注意サイン
一方で、「どこにも行きたくない」「何もしたくない」状態が続く場合は、ストレスが深刻化しているサインかもしれません。早めに誰かに相談することが大切です。

同社の運営するオンラインカウンセリング「Kimochi」では、ストレスの対処法や心の休め方についての相談が多く寄せられています。

同調査は、オンラインカウンセリングによるストレスや悩みへの対応だけでなく、その原因や実態を明らかにすることで、一人ひとりの状況や悩みの背景に寄り添った最適なケアを提案し、まだ相談に至っていない潜在的な悩みを抱える人たちにもアプローチすることで、「メンタルヘルスにおける機会損失をゼロにする」というミッションの達成を目指す活動の一環として実施しました。

◇ストレス対処行動の調査サマリー

■調査結果(1)行きたくなる場所ランキング

「ストレスが溜まると行きたくなる場所は?」(複数回答)と尋ねたところ、「一人になれる場所」が44.5%で1位となりました。「自宅・自分の部屋」(40.3%)よりも、「とにかく一人になれる場所」が求められていることがわかります。

▼この結果が示すこと
「自宅」よりも「一人になれる場所」が上位に来たことは興味深い結果です。特に家族と同居している人や、在宅勤務で自宅に「こもっている」人にとっては、自宅が必ずしも「逃げ場」にならないことを示唆しています。「どこか違う場所で、一人になりたい」という欲求がうかがえます。

また、「どこにも行きたくない」が3位(21.2%)となったことは注目に値します。約5人に1人がストレス下で無気力状態に陥っており、これはストレスが深刻化しているサインである可能性があります。

■調査結果(2)男女で異なるストレス解消スポット

最も顕著な違いは「温泉・サウナ・銭湯」です。男性は3位(24.6%)に入っていますが、女性は6位(15.3%)と差があります。近年の「サウナブーム」は特に男性に支持されていることがうかがえます。

一方、女性は「カフェ・喫茶店」が4位(17.8%)に入り、男性(圏外)より高い傾向です。カフェで一人時間を過ごすことがストレス解消になっている女性が多いようです。

▼この結果が示すこと
また、「どこにも行きたくない」は女性(24.0%)が男性(17.6%)より高く、女性の方がストレス下で無気力状態に陥りやすい傾向がうかがえます。女性は「寝る」「泣く」などのストレス対処法も男性より高く、内向きの対処をしやすい傾向があるといえます。

■調査結果(3)年代別の傾向20代は「カラオケ」も上位

年代別に見ると、全世代で「一人になれる場所」「自宅」が上位を占めますが、若年層に特徴的な傾向が見られました。

▼この結果が示すこと
特筆すべきは20代で「カラオケ」が5位(16.2%)に入っていることです。他の年代では上位に入っておらず、若年層特有のストレス解消法といえます。「一人カラオケ」で大声を出してストレスを発散する、こうした積極的なストレス対処は、心身の健康に良い影響を与えるとされています。

一方、50代以上では「自然・公園」が3位(20.7%)に入り、他の年代より高い傾向です。年齢を重ねるにつれ、自然の中でゆったり過ごすことがストレス解消になる傾向がうかがえます。

■調査結果(4)ストレス時の行動「寝る」が圧倒的1位

「ストレスが溜まるとしたくなること」を尋ねたところ、「寝る・横になる」が54.3%で圧倒的1位となりました。

▼この結果が示すこと
「寝る」「一人になる」「何もしたくない」など、「休息・回避型」の対処法が上位を占めています。一方で、「運動」(17.2%)、「誰かに話す」(20.7%)といった「積極的対処」も一定数見られます。

「買い物・散財」が3位(25.9%)に入っていることも特徴的です。ストレス発散のための「衝動買い」は一時的には気分転換になりますが、後悔につながることも。ストレス対処としての買い物には注意が必要かもしれません。

■ストレス対処行動の調査結果からの考察

◇現代人が求める「逃げ場」とは

「一人になれる場所」が1位となった背景には、現代人の「つながり疲れ」があると考えられます。SNS、メール、チャット、常に誰かとつながっている状態は、知らず知らずのうちにストレスになります。「一人になる」ことは、このつながりから一時的に離れ、心をリセットするための自然な欲求といえます。

また、在宅勤務の普及により、「自宅=仕事場」になった人も多いでしょう。そうした人にとって、自宅は必ずしもリラックスできる「逃げ場」ではありません。カフェ、サウナ、公園など、「自宅以外の一人になれる場所」の重要性が増しているといえます。

◇「どこにも行きたくない」への向き合い方

「どこにも行きたくない」(21.2%)、「何もしたくない」(11.9%)という回答は、単なる「疲れ」ではなく、ストレスが深刻化しているサインである可能性があります。

一時的に「何もしたくない」と感じることは誰にでもあります。しかし、この状態が長く続く場合や、以前は楽しめていたことが楽しめなくなった場合は、メンタルヘルスの専門家に相談することをお勧めします。「どこにも行きたくない」という気持ちも、カウンセリングで話すことができます。

■調査概要

・調査期間:2026年1月
・調査機関(調査主体):remental
・調査対象:20代〜50代以上の男女
・有効回答数(サンプル数):429名
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査を実施し、回答結果を単純集計および割合(%)で算出。回答比率は小数点以下を四捨五入して表示しているため、合計が100%にならない場合があります。

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