楽天カードとPayPayカードカードを比較!シーンに合わせてどっちも使うのがおすすめ
楽天市場でお得な「楽天カード」と、ヤフーカードの後継として新登場した「PayPayカード」。どちらがお得か徹底比較しました。2枚持ちのメリットや使い分けについても詳しく解説します。
- 結論!楽天カードとPayPayカードはどっちがお得?
- 楽天カードとPayPayカードを項目ごとに細かく比較
- 楽天カード・ヤフーカードがおすすめの人の特徴を解説
- 楽天カードとPayPayカードの2枚持ちでいいとこ取りがおすすめ!
- 楽天カードとPayPayカードを上手に活用してお得にポイントを貯めよう!
結論!楽天カードとPayPayカードはどっちがお得?
楽天カードとPayPayカードの2枚で迷っている方のために、両カードを比較しました。
結論、ネットショッピングで楽天市場を利用する方は迷わず楽天カードを選ぶべきです。楽天市場で還元率がいつでも3%になるのは、年会費無料クレジットカードの中では異例といえます。
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一方で、Yahoo!ショッピングやPayPayを利用するなら、PayPayカードがお得。年会費無料ながら、Yahoo!ショッピングで「クレジット」「PayPay残高」で決済すると、ご利用額に対して3%のPayPayポイントが付与されるうえ、PayPayで使えるPayPayポイントが直接貯まる利便性の高さも人気です。
PayPayカード 公式サイト
楽天カードとPayPayカードを項目ごとに細かく比較
楽天カードとヤフーカードの基本スペックに大きな差はありませんが、一部に違いや特徴があります。早速、使い勝手に関わる4つの項目をピックアップし、それぞれの特徴を詳しく解説します。
普段使いから旅行シーンまで、幅広い場面でそれぞれに適した活用法があるため、申し込みの前に参考にしてくださいね。
- ポイントの種類・還元率
- ネットショッピング
- スマホ決済・電子マネー
- 付帯保険・特典
1.ポイントの種類・還元率
まず、それぞれのポイントの種類や使える範囲、還元率などについて説明します。どちらのカードも、「ポイントは有効活用したいけど使いこなせるか」と心配な方でも安心して利用できる仕組みが整っています。
楽天カード(楽天ポイント)
楽天ポイントの基本還元率は原則1.0%で、楽天系列では3%です。
楽天系列のショッピングで使えるほか、系列の資産運用サービス・宿泊ホテルのグレードアップサービスなど、幅広い分野で活用できます。
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。通常ポイントの有効期限は1年ですが、その期間内に1度でもポイントが加算されればすべてのポイントが新しい有効期限に更新されます。
積極的にポイントを活用するほど有利なシステムです。楽天のサービスを使えば使うほど、有効期限も更新されるうえ、コンボ式でポイントが貯まります。
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PayPayカード(PayPayポイント)
PayPayカードは、利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポイント※ が付与※されます。
Yahoo!ショッピングでは「クレジット」「PayPay残高」で決済すると、ご利用額に対して3%のPayPayポイントが貯まります。
PayPayポイントとは、PayPayで利用できる残高のこと。現金への換金や他人への譲渡はできませんが、PayPay加盟店舗ならどこでも利用可能です。
ポイントを交換する手続きなしで、そのままPayPay残高として使えるのは便利ですね。普段からPayPayを利用している方にとっては便利な仕組みといえます。
2.ネットショッピング
楽天とヤフーはそれぞれ独自の通販サイトや系列サービスを展開しています。ショッピングやサービス利用の際にどのくらい還元率が上がるか、以下で詳しく解説します。
楽天カード(楽天市場)
楽天市場ではポイントの還元率が3倍(3.0%)になります。なおかつ、楽天SPU(スーパーポイントアップ)を活用すれば最大で15倍の還元も狙えるため、非常にお得です。
楽天SPUとは、楽天の系列サービスを利用するごとにポイントの還元倍率が加算される楽天独自のシステムです。例えば、楽天カードの利用(+2倍)と楽天市場アプリでの買い物(+0.5倍)をすれば、2.5倍のポイントが追加でもらえます。
▼ アプリを使うとさらに還元率UP!
また、楽天スーパーSALEのお買い物マラソンに参加し、10店舗以上で1,000円以上購入すると最大で購入商品のポイント還元率が10倍まで上がります。楽天ポイントは付与率を増やす手段が豊富なため、その時々のキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
PayPayカード(Yahoo!ショッピング・LOHACO)
Yahoo!ショッピングやアスクルの個人向け通販サイトLOHACO(ロハコ)の利用で、還元率が最大5%になります。
*…2022年4月1日以降、ストアポイントのTポイントはPayPayポイントに変更されました。
3.スマホ決済・電子マネー
お得にポイントを貯めるならキャッシュレス決済の活用がおすすめ。系列サービスでは還元率が上がると同時に、チャージ時と支払い時の2回ポイントをゲットできる「2重取り」も狙えるかもしれません。
ほかのスマホ決済や電子マネーも含め、楽天カードとPayPayカードの特徴を解説します。
楽天カード(楽天Pay、楽天Edy)
楽天の自社の決済サービスは、楽天Payと楽天Edyの2種類あります。後者の楽天Edyはプリペイド式(前払い方式)の電子マネーのため、事前にチャージしなければなりません。
一方で、前者の楽天Payはスマホ経由の決済サービスのため、事前チャージ不要の後払い方式も選べます。
加えて、楽天Payでは連携した楽天カードから事前チャージを行うと、「チャージ時」と「支払い時」それぞれにポイントが発生します。ポイントの2重取りが可能な点も楽天Payを利用する魅力の一つでしょう。
ほかにもApple PayやGoogle Payに楽天カードを登録すれば、この支払いでもポイントが獲得できます。
PayPayカード(PayPay)
PayPayカードは、PayPay残高としてポイントが付与される唯一のクレジットカード。Yahoo!ショッピングのキャッシュバックポイントも一部PayPayポイントで付与されるため、カードと一緒にPayPayアプリのダウンロードをおすすめします。
4.付帯保険・特典
それぞれのカードで大きく差が出る分野が付帯保険です。個々の補償範囲や受けられる特典をチェックしましょう。
楽天カードの付帯保険・特典
楽天カードは海外旅行傷害保険が強みです。出国前に指定の条件でクレジットカードを使う必要がある「利用付帯制」ではあるものの、傷害死亡・後遺障害時に最大2,000万円、賠償責任も最大2,000万円と手厚い保障を付けられます。
また、楽天カードと連携したハワイのラウンジも無料で利用可能です。ランクの高いゴールドカード・プレミアムカードなら国内やほかの海外ラウンジも利用できるため、もし旅行の予定があれば積極的に活用しましょう。
PayPayカードの付帯保険・特典
PayPayカードに旅行保険の付帯やショッピング保険はありません。
楽天カード・ヤフーカードがおすすめの人の特徴を解説
ここまで紹介した特徴を踏まえ、楽天カードとヤフーカードそれぞれのカードに向いているユーザー像を解説します。
どちらも系列サービスを利用すればポイント還元率が大幅に上がるため、自分の買い物スタイルや他サービスの利用状況も考慮しましょう。
- 楽天カードは楽天ユーザーにおすすめ
- PayPayカードはソフトバンク・PayPayユーザーにおすすめ
1.楽天カードは楽天ユーザーにおすすめ
楽天カードは系列サービスの手広さとポイント獲得機会の多さが魅力です。楽天のサービスを3つ以上利用する方であれば、毎月還元率5.0%以上のポイントも簡単に獲得できるでしょう。個々のおすすめポイントは以下の通りです。
楽天市場をよく使う人
楽天市場は楽天ポイントを効率良く貯められるため、普段から楽天市場を利用する人に特におすすめです。日用品や食品などコンスタントに購入するもの、また家具・家電といった大物商品を楽天市場で選べば、安定してポイントを獲得できるでしょう。
楽天サービスを利用する人
楽天はネットショッピングだけでなく楽天モバイルや楽天銀行、楽天トラベルなど、幅広いジャンルで系列サービスを展開しています。先述した通り楽天SPUの対象にもなるため、ネットショッピングをそこまで利用しない人でも十分にメリットが見込めます。
海外旅行保険が付帯しているカードを持ちたい人
年会費無料で海外旅行保険を使える点は大きなメリットです。付帯利用のため事前に指定の料金を楽天カードで払う必要がありますが、メインカードの場合はあまり気にならないでしょう。なお、プレミアムカードまでグレードを上げれば傷害死亡・後遺障害も最大で5,000万円まで増額します。
スマホ決済、電子マネーをよく使う人
普段からキャッシュレス決済を多く使う場合、楽天Payや楽天Edyに楽天カードからチャージすることでポイントの2重取りが狙えます。上記の楽天市場と合わせれば暮らしの出費をすべてカード経由賄うこともできるため、大量のポイント獲得が見込めるでしょう。
▼楽天カードについてはこちらをチェック
2.PayPayカードはYahoo!ショッピング・PayPayユーザーにおすすめ
PayPayユーザーは、PayPayカードのポイント還元率が上がります。これらのサービスにすでに加入したおよび加入を検討している人なら、PayPayカードがおすすめ。
特にPayPayは、Yahoo!ショッピングの一部還元対象のため、PayPayカードを最大限活用するには必ず利用したいサービスです。
ヤフーの関連サービスを利用する人
楽天と同様、ヤフーは旅行や証券など生活に関する幅広いサービスを展開しています。これらのサービスを利用する方は、追加でお得なポイントバックがあるためPayPayカードがおすすめです。
スマホ決済で主にPayPayを利用している人
PayPayをよく利用する人は、PayPayカードの利用を強くおすすめします。PayPayカードはクレジットカードの中でPayPay(残高)チャージできる唯一のカードです。
PayPayモールやYahoo!ショッピングで買い物をすれば、支払いにも使えるPayPayポイントが付与されるため、利便性やお得感でほかのカードを大きくリードしています。
▼他にもおすすめクレジットカードを紹介しています
楽天カードとPayPayカードの2枚持ちでいいとこ取りがおすすめ!
請求口座や明細書を分けたいなどの理由から、クレジットカードを2枚以上検討している方もいるでしょう。この場合は楽天カードとヤフーカードを両方とも持つとどちらのメリットも受けられます。
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買い物回数は多いが、額が小さいとき(ポイントは月額全体の利用料を参照するため)
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海外旅行をするとき(海外でのショッピングでもポイントが貯まるため)
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ETCカードを利用するとき(通常年会費は税込み550円、ゴールドカード以上なら無料)
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カード非対応の税金や公共料金を支払うとき(ポイント付与率が通常と同じ1.0%のため)
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Yahoo!ショッピングを利用するとき (ポイント還元率が最大5%になるため)
楽天カードとPayPayカードを上手に活用してお得にポイントを貯めよう!
楽天カードとPayPayカードはどちらも巨大グループの系列カードであり、暮らしに関わるさまざまな出費からポイントを獲得できます。基本的なスペックにあまり差はないものの、ポイントを得られるサービスや付帯保険で差があります。
自分に合ったカードを選び、上手に活用してお得にポイントを貯めましょう。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
どちらも年会費無料で基本還元率1%と、基本的なスペックは差がありません。デザインの好みで決めてしまっても良いのですが、通販を利用する方は利用するネットショッピングのサイトで決めるのがおすすめです。