ANA JCBカードのマイル徹底比較!一般・ゴールド・プレミアムのおすすめカードを紹介
マイルが貯めやすいANA JCBカードですが、種類が多くてどれが良いのか悩む人も多いでしょう。カードによって特典や保険が違うので、自分に合ったカードを選びましょう。この記事では、ANA JCBカードを全種類比較し、どんな人におすすめかをまとめました。
- ANA JCBカードはJCBが発行するクレジットカード
- 【目的別】おすすめANA JCBカードを徹底比較
- 口コミから分かるANA JCBカードのメリット・デメリット
- ANA JCBカード4つの選び方
- ANA JCBカードは年会費・マイル・選ぶのがおすすめ!
ANA JCBカードはJCBが発行するクレジットカード
ANA JCBカードは全日本空輸グループがカード発行会社「JCB」と提携し、ANAマイレージクラブの会員に向けて提供しているクレジットカードです。ANA JCBカードの基本的な情報は以下の通りです。
航空系カードならではの特典が魅力で、ANAをよく利用する人ならは、1枚持っておいて損は無いカードです。
【ランク別】ANA JCBカードの比較一覧
種類豊富なANA JCBカードをまずはランク別に見てみましょう。
ANAJCBカードには以下のような共通の特典があります。
- ANA便の搭乗でマイルが貯まる
- ANA国内線・国際線の機内販売10%引き
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- 空港内店舗「ANA FESTA」で5%引き
- ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」で5%引き
- ANA国内・海外ツアー商品5%引き
- ANAグループ空港内免税店での5%引き
- Oki Dokiポイントが貯まる
ランクによって細かい特典や年会費など異なりますが、ANA マイレージクラブ会員が受けられるサービスは、全ANAカードで共通しています。
【目的別】おすすめANA JCBカードを徹底比較
利用目的別に、おすすめのANA JCBカードを紹介します。
- 日常生活でマイルが貯まるANA JCB一般カード
- 効率的にマイルが貯まるANA JCBカードZERO
- 学生ならANA JCBカード(学生用)
- 東京メトロユーザーなら
ANA To Me CARD PASMO JCB - 飛行機をよく利用する人なら
ANA JCBワイドカード - 特典・保険重視派なら
ANA JCBワイドゴールドカード - ラウンジを利用したいなら
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD - ステータス重視なら
ANA JCBカードプレミアム
それぞれ紹介していきましょう。
①ANA JCB一般カード|日常生活でマイルを貯めたい人向け
スタンダードなANA JCBカード、格安の年会費なので持ちやすく、日常生活の中でマイルを貯めたい人におすすめです。
②ANA JCBカードZERO|効率的にマイルを貯めたい人向け【年会費無料】
学生を除く18歳~29歳は、5年間無料で利用できるお得なカード、ANA JCBカードZERO。年会費無料で、効率的にマイルを貯めたい人におすすめです。
▼ANA JCBカード ZEROについてはこちらもチェック
③ANA JCBカード(学生用)|学生でカードを発行したい人向け【年会費無料】
学生でカードを発行したい人におすすめなのが、ANA JCBカード(学生用)です。年会費無料のわりに待遇が良いお得なカードで、ショッピング保険も年間最高100万円付いています。
④ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)|東京メトロをよく利用する人向け
東京メトロユーザーにおすすめなのが、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。
東京メトロのポイントも貯まるので非常に効率が良く、サクサクとマイルが貯まります。
⑤ANA JCBワイドカード|飛行機をよく利用する人向け
飛行機によく乗る人におすすめなのが、ANA JCBワイドカード。旅行損害保険が手厚く、航空機遅延保険も付いています。
フライトボーナスマイルに25%ポイント加算されるため、非常にマイルが貯めやすいカードです。
⑥ANA JCBワイドゴールドカード|特典や傷害保険などを重視したい人向け
カードの特典・傷害保険などの充実度を重視するなら、ANA JCBワイドゴールドカードがおすすめです。
年会費と保険のバランスが良いカードで、プレミアムほどの手厚さは求めないが、しっかりとした補償を受けたい人に適しています。
⑦ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)|ラウンジを利用したい人向け
空港ラウンジを利用したい人におすすめなのが、ANA To Me CARD PASOM JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)です。ショッピング保険が国内でも最高500万円、旅行保険も手厚くなっており、ソラチカ一般カードでは物足りない人でも満足できます。
⑧ANA JCBカードプレミアム|ステータスの高いカードを持ちたい人向け
ANA JCBの中で最もハイクラスなカードで、特典も充実しているANA JCBカードプレミアム。ANAの航空機を頻繁に利用する人なら、持っておいて損は無いでしょう。
旅行保険が手厚いのはもちろんのこと、マイルも非常に貯まりやすく、まさに旅行好きのための1枚といえます。
▼ANA JCBカードプレミアムについてはこちらもチェック
口コミから分かるANA JCBカードのメリット・デメリット
ANA JCBカードの口コミをチェックして分かった、メリット・デメリットを紹介します。実際に使っているユーザーの声が気になる人は、参考にしてください。
ANA JCBカードの3つのメリット
ANA JCBカードのメリットは、以下の3つです。
- 10マイルコースの移行手数料が安い
- JCBの優待特典を利用できる
- ANA QuicPayが使える
それぞれ、詳しく解説します。
①10マイルコースの移行手数料が安い
ANA JCBカードは、他のANAカードと比べて、10マイルコースの移行手数料が安くなっています。Visa・MasterCardだと年間6,600円かかるのに対し、JCBは5,500円と、1,100円もお得です。
長い期間マイルを貯めることを考えると、1,100円の差は大きいといえるでしょう。
②JCBの優待特典を利用できる
ANA JCBカードでは、JCBが提供している「海外旅行時の特典」と「チケットJCB」を利用できます。海外旅行時の特典は以下の5つで、よく海外に行く人なら嬉しい内容です。
- 海外旅行情報サイトの利用(たびらば)
- JCBプラザ(海外に設置されているサポート窓口)
- 海外Wi-Fiレンタル優待価格
- 海外レンタカー割引サービス
- 空港宅配優待サービス
チケットJCBでは、コンサートや演劇のチケットが購入でき、先行受付や割引などの特典もあります。
③ANAQuic Payが使える
ANA JCBカードはどの種類も、ANA QUICPay+nanacoが使えるようになっています。1枚でQUICPayとnanaco両方使えるため、nanacoを利用している人からすると非常に便利です。
QUICPayでの決済で、お得なキャンペーンをしている時期もあるので、ぜひ活用してみましょう。
ANA JCBカードの2つのデメリット
非常にお得なANA JCBカードですが、以下のようなデメリットもあります。
- マイルが貯まらないショップがある
- 保険適用範囲が他社と比べると狭い
それぞれ、詳しく解説します。
①マイルが貯まらないショップがある
ANA JCBカードは、マイルプラス加盟店で支払うと本来のポイントとは別に、100円または200円につき1マイル貯まります。しかし、マイル対象外のお店も意外とあるため、注意が必要です。
②保険適用範囲が他社と比べると狭い
ANA JCBカードは、種類によっては他社カードよりも、保険適用範囲が狭い場合があります。主に海外旅行向けの保険となっているため、国内旅行・ショッピングの保険を重視する人は、物足りなさを感じるでしょう。
国内での保険も手厚いカードは、ANA JCBだとゴールド・プレミアムのみです。これらの年会費を高く感じる人であれば、他社のカードを選んだほうが、保険面では満足できるかもしれません。
ANA JCBカード4つの選び方
ANA JCBカードを選ぶときに押さえておきたい、4つのポイントを解説します。
- 年会費が安くてポイント還元率が高いか
- 旅行傷害保険などの付帯サービスが充実しているか
- ステータス重視ならゴールドカード以上がおすすめ
- ポイント移行先の種類もチェックしておく
カード選びに迷ったときは、参考にしてみてください。
①年会費が安くてポイント還元率が高いか
お得さ重視でカードを選ぶなら、年会費の安さとポイント還元率に着目しましょう。年会費が安くて還元率の良いカードであれば、すぐに年会費の元が取れ、使うたびにプラスになっていきます。
自分にとって必要な特典が備わっていればいいですが、初めてカードを持つなら、年会費無料のカードから始めるのがおすすめです。
②旅行傷害保険などの付帯サービスが充実しているか
旅行によく行く人であれば、旅行傷害保険などの、付帯サービスの充実度に重きを置きましょう。
旅行傷害保険には、自動付帯と利用付帯があり、自動付帯ならカードを持っているだけで保険が適用されます。利用付帯だと、うっかりミスで利用するのを忘れ、保険適用外となる可能性が。
海外で買い物をするのが好きな人は、海外ショッピング保険の補償額も、忘れず確認しておきましょう。カードの種類によって年間補償額に差があるため、買い物の額が大きい人は手厚い保険が必要になります。
③ステータス重視ならゴールドカード以上がおすすめ
ステータスを求めるなら、ゴールドカードかプレミアムカードがおすすめです。持っているだけで一目置かれるだけでなく、特典も充実しており、快適な旅行ができます。
ゴールドカードというと、敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、最近は20代で保有している人も多いです。求められる年収も下がっているので、想像よりも気軽に持てるようになっています。
ステータスの高いカードに興味のある人は、まずはANA JCBワイドゴールドカードを使って、特典の充実度を体感してみましょう。
④ポイント移行先の種類もチェックしておく
カードを選ぶときは、ポイント移行先の種類も、忘れずにチェックしておきましょう。交換したい商品が無い・希望のポイント移行先が無ければ、せっかくポイントを貯めても活かしきれません。
様々なポイントプログラムへ移行できれば、無駄なくきっちりとポイントを利用できます。ポイントの貯まりやすさだけではなく、ポイントをどれだけ活用できるかも、カードを持つ上では重要です。
ANA JCBカードは年会費・マイル・選ぶのがおすすめ!
ANA JCBカードはマイルが貯まりやすく、ANAのサービスも受けられるお得なカードです。カードの種類よって、特典やマイルの貯まりやすさが違うので、自分に合ったカードを選びましょう。
今回ご紹介したカードは以下の通り。
- ANA JCB一般カード
- ANA JCBカードZERO
- ANA JCBカード(学生用)
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA JCBワイドカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
- ANA JCBカードプレミアムカード
よく海外に行く人であれば、旅行で手厚いサービス・補償を受けられる、ゴールド・プレミアムカードがおすすめです。逆にたまにしか旅行に行かない人であれば、年会費が安くてポイント還元率の高いカードのほうが、高い満足度を得られるでしょう。
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