ヤフーカードのメリット・デメリットをヘビーユーザーが徹底解説!Tポイントを貯める裏技も
ヤフーカード(Yahoo! Japanカード/YJカード)はTポイントの還元率がかなり高いカードです。ヤフーカードの愛用者である筆者がメリットやデメリット、Tポイントを効率よく貯めるコツをどこよりも詳しく解説します。
- ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)の基本情報
- ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)の5つのメリット
- ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)のデメリット
- 併用利用でヤフーカードと相性の良いカード
- ヤフーカードと他のカードを2枚持ちする選択肢も
ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)の基本情報
ヤフーカードはTカードの機能が内蔵している、年会費無料のクレジットカードです。基本還元率は1%で、Tポイントが貯まります。国際ブランドはVisa、MasterCard、JCBから選べます。
ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)の5つのメリット
ヤフーカードのメリットは5つ挙げられます。
- 年会費が無料
- Tポイントの二重取りができる
- ショッピング補償がかなり充実
- Yahoo!のネットショッピングで最大22%還元
- PayPayにチャージできる
それぞれ詳しく説明します。
1. 年会費が無料!
ヤフーカードの年会費は無料です。年会費が無料だと、カードの運用コストがかからず、他のカードと複数枚持ちをしたりと選択肢が広がります。
2. Tポイントの二重取りができる!
ヤフーカードはTカードが内蔵しているので、Tカードを提示しなくてもTカードを使ったことになります。つまりTポイント提携店でヤフーカードを使うと、Tカードで貯まるTポイントとヤフーカードで貯まるTポイントを二重で貯められるということです。
Tポイント提携店舗で二重取りをすると、還元率は以下のようになります。
Tポイント加盟店は他にもたくさんあるので、二重取りでTポイントを効率良く貯めましょう。
3. ショッピング補償がかなり充実!
ヤフーカードにはショッピング補償が付帯しています。購入した商品が90日以内に破損や盗難などの損害を受けたときに、最大で100万円まで補償されます。
さらにヤフーカードにはプラチナ補償というものがあります。プラチナ補償は買い物を手厚く補償してくれる月額539円のサービスです。補償内容は18項目ありますが、その中でも特にうれしい補償を3つ紹介します。
- 修理補償金
- 返品補償金
- 電子デバイス災害補償金
それぞれ詳しく説明します。
1. 修理補償金
修理補償金は商品の購入から4年以内に、メーカーによる有償の修理を受けた場合に適用される補償です。メーカー保証書がある場合は修理費用の100%、メーカー保証がない場合は修理費用の50%が補償されます。年3回まで、合計4.5万円が上限額です。
2. 携帯電話水漏れ・全損補償金
携帯電話が偶然の事故によって全損して、有償で交換された際に、支払金額が補償されるサービスです。年1回5,000円まで補償されます。
3. 電子デバイス災害補償金
情報端末が、火災、落雷、爆発、風災、火災などの災害により損害を受けた場合に、購入金額または修理金額が補償されます。補償金額は商品の経過年数により減額されますが、最大で10万円、年1回まで補償してくれます。
4. Yahoo! のネットショッピングで最高22%還元
ヤフーカードはYahoo! ショッピングやLOHACO、PayPayモールでの利用で還元率が常に3%以上になります。ソフトバンクのスマホユーザーは日曜日限定で還元率が+10%になるなど、ポイントアッププログラムでさらに高還元率が狙えます。
ポイントアッププログラム
Yahoo! のネットショッピングはポイントアッププログラムが充実しています。例として、PayPayモールのポイントアッププログラムを紹介します。
- ストアの利用で+1%
- PayPay残高での支払いで+1%
- Yahoo! Japan IDとPayPayアカウントの連携で+4%
- PayPayモール、Yahoo!ショッピングなどの対象サービスの中から3つの利用で+2%
- ヤフーカードの1か月の利用金額が3万円以上で+2%
- Yahoo!プレミアム会員(月額508円/ソフトバンクスマホユーザー&ワイモバイルユーザーは無料)登録で+2%
- 日曜日は+5%(ソフトバンクのスマホユーザーは+10%)
これらのポイントアッププログラムで、最大で22%の還元率が狙えます。ソフトバンクスマホユーザーとワイモバイルユーザーは、Yahoo!プレミアム会員の会費が無料なので、無条件で還元率が+2%になります。
現在の還元率の確認が簡単にできる!
Yahoo!のネットショッピングはポイントアッププログラムだけでなく、ポイントアップキャンペーンも頻繁に行われています。したがって、自分の今の還元率が分からなくなるのではないかと思うかもしれません。しかし大丈夫です。下の画像のように一目で還元率を確認できます。
PayPayモールとYahoo!ショッピングのそれぞれの還元率が一目で確認できるのは便利です。
また、貯めたポイントやクーポンも下の画像のように同時に確認できます。
PayPay残高は4種類
PayPay残高にはPayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライトの4種類があり、種類によって貯め方や有効期限が異なります。
これらのうち出金ができるのはPayPayマネーだけです。PayPay残高を送る機能は、PayPayマネーとPayPayマネーライトで使えます。PayPay支払い時の優先順位は以下のようになっています。
- PayPayボーナスライト
- PayPayボーナス
- PayPayマネーライト
- PayPayマネー
PayPayボーナスライトは有効期限があるけど、支払時に優先的に使われるということですね。
5. PayPayに唯一チャージができるクレジットカード
ヤフーカードはPayPayの残高にチャージできる唯一のクレジットカードです。また、PayPayにクレジットカードを紐づけて決済すると、通常はPayPayボーナスはもらえませんが、ヤフーカードを紐づけた場合は0.5~1.5%のPayPayボーナスがもらえます。
さらに、PayPayにクレジットカードを紐づけると、PayPayのQRコードからクレジットカード決済ができるようになります。これにより、クレジットカードを持ち歩かなくても携帯から決済ができるようになるのです。
従来はPayPay残高にヤフーカードでチャージすると、1.0%分のTポイントが貯まっていましたが、このサービスは2020年2月1日に終了してしまいました。
ヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)のデメリット
ヤフーカードのデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- ETCカードが無料にならない
- 海外旅行保険が付いていない
ETCカードにお金がかかる
有料道路の料金所をキャッシュレスで通過できるETCカード。ヤフーカードのETCカードは無料で発行できますが、年会費が550円かかります。
しかし年間5,000円以上のETCカードの利用で年会費が無料になります。また、ETCカードの支払いでもTポイントが貯まります。還元率は1.0%です。
旅行保険が付いていない
ヤフーカードはショッピング保険やカード紛失補償は付帯していますが、旅行保険は国内も海外も付帯していません。そのためヤフーカードで旅行代金を支払ったとしても、トラブルに巻き込まれた際の補償は一切ありません。
旅行に行く際は、ヤフーカードだけだと心細いですね。
ヤフーカードのデメリットが気になる方は、ヤフーカードに匹敵するおすすめ高還元率カードの記事も併せてチェックしてみてくださいね。
併用利用でヤフーカードと相性の良いカード
ヤフーカードと相性抜群のカードは、JCB一般カードです。ヤフーカードのデメリットを補って、+αで豪華な特典を受けられる1枚を紹介します。
▼JCB一般カードの基本情報
JCB一般カードとヤフーカードが相性抜群の理由は以下の2つです。
- ETCカードが発行できる
- 旅行保険が手厚い
それでは詳しく見ていきましょう。
①ETCカードが発行できる
JCB一般カードでは、ETCカードが年会費無料で発行可能です。ヤフーカードを発行したいけどETCカードが付いていないから悩んでいるという方は、ぜひJCB一般カードとの2枚持ちを検討してみてください。年会費も1,375円と少額で、ステータス性も高いので持っていて損はない1枚です。
②旅行保険が手厚い
JCB一般カードでは、旅行保険が手厚く、国内外最高3,000万円です。旅行保険が一切ついていないヤフーカードのデメリットを補える1枚なので、旅行好きな方はぜひ2枚持ちを検討してみてください。
ヤフーカードと他のカードを2枚持ちする選択肢も
ヤフーカードは、ネットショッピングでの利用にかなり長けています。還元率が高く、ショッピング補償がかなり充実。ソフトバンクやYモバイルのスマホユーザーならさらにお得です。
デメリットとして、旅行保険が付帯していないことが挙げられました。ヤフーカードは年会費が無料なので、他のカードと組み合わせて利用しても運用コストはかかりません。旅行保険は他のカードで補いながら、ヤフーカードでTポイントを貯めていきましょう。
編集部おすすめ!JCBカードW
ヤフーカードとの併用におすすめなのが、高い還元率で人気の「JCB カード W」です。年会費無料ながら、最高2,000万円の海外旅行損害保険が付帯しています。
Amazon・スタバ・セブンイレブンなど対象店舗で使うと、還元率が最大10倍にアップ。「完全無料・高還元・旅行補償完備」の3点を兼ね備えたクレジットカードを探している方は、JCBカードWを検討してみるのも良いでしょう。
以下の記事では、ヤフーカードやJCBカードWを含む人気カードをプロが比較解説しています。カード選びに迷ったら、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。
年会費が無料なのは、学生の方は特に嬉しいですよね。