転職はばれる?カード会社への申告・クレジットカードの作成は転職前がおすすめ
転職したらクレジットカード会社への申告が必要です。申告を忘れて後々にばれると問題になる可能性があります。そこで本記事では、転職時のクレジットカードの取り扱い方についてわかりやすく解説。転職された方や転職を考えている方はぜひ参考にしてくださいね!
- 転職したらクレジットカード会社への申告が必要
- 転職時にクレジットカード会社に連絡しないリスク2選
- 転職のリスク|クレジットカードの限度額変更・更新不可
- 【転職前?後?】新規クレジットカード発行のおすすめタイミング
- 【転職直後】チャレンジしやすいクレジットカードを3枚を紹介
- 【退職の場合】個人事業主はクレジットカード審査難易度UP
- 転職したらクレジットカード会社に申告しよう
転職したらクレジットカード会社への申告が必要
転職をしたらクレジットカード会社に申告が必要です。なぜならクレジットカードの契約時に「即時申告の規定」に同意しているからです。転職の報告をしても、クレジットカードの使い方に問題がなければ、利用停止にはなりません。
万一、転職後に申告し忘れても、問題なくカードを使い続けられるでしょう。しかしながら申告漏れがばれると、後々問題になる可能性があります。では、転職したことをクレジットカード会社に報告し忘れると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
転職時にクレジットカード会社に連絡しないリスク2選
転職時にクレジットカード会社へ申告しなかったら、以下の2つのリスクを背負う可能性があります。
- 無職扱いになる
- ローン審査に悪影響が出る
転職を報告をしないと、クレジットカードを作成しにくくなったり、使いにくくなったりするため注意が必要です。2つのリスクについて詳しく解説していきます。
リスク①:無職扱いになる
クレジットカード会社に転職の連絡をしないままでいると、無職扱いになる可能性があります。「途上与信」と呼ばれる利用状況・返済状況を確認する再審査で、離職がばれるからです。
途上与信では勤務先へ、在籍確認の電話が行なわれる可能性があります。在籍が確認できない場合、無職扱いとされ、利用可能額が制限されてしまいます。
リスク②:ローン審査に悪影響が出る
転職の申告を怠ると、マイカー・住宅ローンなどの審査に悪影響が出る恐れがあります。クレジットカードの利用状況は、すべて信用情報機関に登録され、金融機関に共有されるからです。
クレジットカード会社に離職がばれた場合、無職として信用情報機関に登録される可能性があります。無職は社会的な信用力が薄く、支払い能力が証明しにくいため、ローンが通りずらいのです。
転職のリスク|クレジットカードの限度額変更・更新不可
転職後に「途上与信」が行われると、クレジットカードの限度額をあげられなかったり、更新ができなかったりするケースがあります。なぜなら、転職したことで給与・事業規模などの属性が下がっている可能性があるからです。
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カードの更新時
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利用可能枠の増額申請時
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キャッシングの利用時
転職後に年収・役職が下がると「高額な買い物をしたときに、返済が滞りなくできるのか」と危惧されます。普段から利用額を遅延なく支払っている方であれば、利用停止になることはありません。しかし転職後はクレジットカードに利用制限がかかる可能性を頭に入れておきましょう。
また、転職により年収や役職が下がるからといって、虚偽の申告はNGです。正しい情報を速やかに申告することが、信用につながります。
【転職前?後?】新規クレジットカード発行のおすすめタイミング
「転職前にクレジットカードを発行しようかな」と考える方も多いのではないでしょうか?しかし、一概に転職前にクレジットカードを発行すればよいという訳ではありません。そこで、転職前後それぞれで発行する2つの条件について解説します。
- 転職前にクレジットカード発行をおすすめする2つの条件
- 転職後にクレジットカード発行をおすすめする2つの条件
条件を把握することで、クレジットカードの審査に通過する確率のアップが可能。まだ転職前の方は、クレジットカードを発行するタイミングの条件をチェックしておきましょう。
転職前にクレジットカード発行をおすすめする2つの条件
現職の属性が高いのなら、転職前にクレジットカードを作成することおすすめ。転職前にクレジットカードの発行をおすすめする2つの条件は、以下の通りです。
- 勤続年数が長い
- 所属企業の規模感が大きい
クレジットカードの審査のポイントが重要になってきます。転職前にクレジットカードを発行する2つの条件について、詳しく見ていきましょう。
①勤続年数が長い
クレジットカードの審査では安定・継続的な年収が求められます。現職で3年以上の勤務経験がある方は、転職前にクレジットカードを発行しましょう。
審査に受かる勤続年数の基準は、一般的には公表されていませんが、3年が目安と言われているためです。
②所属企業の規模感が大きい
現職の事業規模が大きいなら、転職前にクレジットカードを発行しましょう。なぜなら、クレジットカードの審査には申込者の属性が大きく影響されるからです。
例えば、現職が一部上場の安定企業だと、審査を通過させる良質な判断材料になりますよね。現職の規模感が大きいなら、転職前に作成することがベストです。
転職後にクレジットカード発行をおすすめする2つの条件
転職前の勤続年数が短かったり、役職が低かったりする場合は、転職後に申し込みましょう。転職後にクレジットカードの発行をおすすめする2つの条件は以下の通りです。
- 転職後半年以上経っている
- 転職後の方が属性が高くなる
クレジットカードの審査に落ちる確率を下げることにつながります。それでは転職後にクレジットカードを申し込むおすすめの条件を、わかりやすく解説していきます。
①転職後半年以上経っている
クレジットカードの申し込みは転職後、6カ月間ほど空けましょう。前述したようにクレジットカードの審査では、勤続年数(=安定継続収入)が重要になるからです。
クレジットカードが今すぐに必要ではない方は、最低半年は勤めてから申し込んでください。勤続年数が長さ・収入の安定性をクレジットカード会社にアピールすることで、審査通過の可能性を上げられます。
②転職後の方が属性が高くなる
属性を上げてから申し込むことで、一般カードの審査通過はもちろん、ゴールドやプラチナなどステータスカードを手に入れられる可能性も上がります。属性とは、以下のようなことを指します。
- 勤務先・事業規模
- 勤続年数・年収
- 雇用形態・役職
- 居住形態
転職によって「年収が2倍になった」「正社員雇用に変わった」など属性が上がることもありますよね。属性が上がると、支払い能力が高く見込まれます。
一方、転職後すぐにクレジットカードを作りたい場合や属性が下がってしまった場合、どうしたらよいのでしょうか。
【転職直後】チャレンジしやすいクレジットカードを3枚を紹介
ここからは、転職直後でもチャレンジしやすいクレジットカードを、3枚紹介します。
- 楽天カード
- イオンカード(WAON一体型)
- ACマスターカード
上記3枚のクレジットカードは、学生・アルバイトでも気軽に作ることができ、転職直後でも申し込み可能。それぞれのクレジットカードの申し込み資格・お得な特典・サービスを解説していきます。
①楽天カード
楽天カードは通常のショッピングで、100円=1ポイント貯まるクレジットカードです。貯まったポイントは1ポイント=1円として、コンビニ・飲食店・スーパーなど街のあらゆるお店で使えます。
楽天カードでは主に以下のメリットが挙げられます。
- 楽天市場でポイント還元率3.0%
- 5と0のつく日は楽天市場でポイント5倍
- 貯めたポイントでそのまま支払い可能
例えば、楽天カードで毎月50,000円分のお買い物をすると、500ポイント付与。毎日のポイ活でお得にお買い物が可能になりますよ。
②イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)は、日常的にイオングループを利用している人にぴったり。イオンカード(WAON一体型)には、以下のような特典・サービスがあります。
- 毎月20・30日はお買い物代金5%OFF
- 55歳以上は毎月15日に5%OFF
- いつでも映画料金が300円OFF
イオングループで買い物する日を絞ると、リーズナブルに商品を購入できます。年会費がかからず毎月の生活費を節約できるため、持っていて損しません。
③ACマスターカード
ACマスターカードは消費者金融のアコム株式会社が発行するリボ払い専用クレジットカードです。リボ払いは「危険」というイメージを抱かれますが、ACマスターカードにはマイナスイメージを覆すメリットもあります。
- 借入限度額が最大800万円※800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
- 海外キャッシングが可能
- お買い物で0.25%のキャッシュバック
リボ払いは、ご利用額が引き下ろし額を超えると、超過分に対して毎月一定の金額を支払うというもの。ACマスターカードは、引き落とし額を高く設定し毎月の支払額の超過をなくすことで、利息なしで利用できます。
ACマスターカード 公式サイト
【退職の場合】個人事業主はクレジットカード審査難易度UP
転職ではなく退職して個人事業主へ転向する場合は、クレジットカードの発行難易度が上がります。なぜなら、事業規模が小さかったり、収入が安定しなかったりする可能性があるからです。
個人事業主であっても、クレジットカードの審査では「属性」や「支払い能力」が判断される点では変わりありません。独立直後は収入が安定しない可能性があるので、退職前にクレジットカードを作成しておくのがおすすめ。
転職したらクレジットカード会社に申告しよう
転職をしたら、クレジットカード会社に速やかに申告しましょう。後々ばれると問題になる可能性があります。転職後に収入が減ったり不安定になったりする方が、転職前にクレジットカードを作成するのがおすすめです。
もし転職直後に発行するなら、持つだけでお得なクレジットカードを申し込みましょう。サービス内容が良く年会費のかからないクレジットカードは、持っていて損しませんよ。ぜひ発行してみてくださいね。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。