JCBカードWの海外旅行保険は使える?補償や利用条件まで徹底解説
何が起こるか分からない海外旅行。
事故や病気にかかる可能性も十分あり得ます。
海外旅行保険を検討される方も多いのでは?
JCBカードWは、海外旅行保険がついています。
ただし、利用付帯での使用が条件なので、特定の条件を満たした場合のみ保証が受けられます。
今回は、JCBカードWの海外旅行保険について徹底調査。
補償内容や、問い合わせ先なども解説します。
- JCBカードW海外旅行保険2つの基本情報
- JCBカードW海外旅行保険のメリット5選
- JCBカードW海外旅行保険のデメリット3選
- JCBカードWの申し込み方法
- JCBカードWと他社カードの海外旅行保険を比較
- JCBカードW海外旅行保険の保険金請求方法
- 海外旅行でのトラブル事例5選
- JCBカードWの海外旅行保険に関するよくある質問5つ
- JCBカードWの海外旅行保険についてまとめ
JCBカードW海外旅行保険2つの基本情報

補償内容と保険金額
JCBカードWには、大きく分けて2つの保険があります。
旅行先で、怪我や盗難にあったら…。
海外旅行は楽しみな半面、不安もありますよね。
そんなとき、JCBカードWの海外旅行保険があれば安心です。
保険海外旅行中のトラブルやショッピング時の不安を軽減してくれます。
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険は全部で7種類あります。
- 傷害(死亡・後遺障害)
- 傷害(治療費用)
- 疾病
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援車費用等
- 補償対象旅行期間
補償対象となる期間は3ヶ月。
出国前に、航空券やツアー料金をJCBカードWで支払うことが適用条件です。
各補償項目の内容は下記の表をご覧ください。
傷害死亡・後遺障害の補償額は最大2,000万円。
旅行中の事故によるケガが原因で、180日以内に死亡または後遺障害を負った場合に支払われます。
治療費用はケガ・病気ともに最大100万円。
特定の感染症(コレラやエボラ出血熱など)の場合は、発病後30日以内まで補償されます。
賠償責任補償は、最大2,000万円まで適用します。
旅行中に他人をケガさせたり、物を壊してしまうこともあるかもしれません。
その場合、法律上の損害賠償請求を受けた際に補償されます。
また、旅行中に持ち物が盗難や事故で破損した場合も有効。
携行品損害として最大20万円(保険期間中合計100万円)の保証もあります。
ただし、1つの携行品につき10万円までです。
自己負担額として1回3,000円かかります。
事故や病気で死亡・入院した場合の救援者費用も、最大100万円までは補償範囲です。
遭難や行方不明時の捜索・救助活動にも適用されます。
しかし、現地での救援者の移動費は対象外なのでご注意くださいね。
ショッピングガード保険
海外で購入した商品が破損・盗難に遭った場合に補償を受けられる保険。
それが、ショッピングカード保険です。
JCBカードWのショッピングガード保険を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 海外でJCBカードWを利用して商品を購入すること
- 商品購入日から90日以内の事故であること
- 1回の事故につき自己負担額10,000円が発生
保険金額は、年間最高100万円(自己負担10,000円)。
補償対象になるのは、下記のような事例です。
- 海外で購入したスマートフォンを落として壊してしまった
- 旅行先で買ったブランドバッグが盗難に遭った
- 購入した家電が輸送中に破損した
国内で購入したスマホは対象外となります。
また、現金・宝石・貴金属などの貴重品、自然消耗や経年劣化による損害も該当しません。
しかし、自分の過失で壊してしまった場合でも適応されるのは嬉しいポイント。
偶然の事故による破損や盗難も保証の対象になります。
利用付帯と適用条件
JCBカードWは年会費無料で高いポイント還元率が魅力のクレジットカードです。
しかし、付帯サービスには利用条件もあるため、事前に確認しておきましょう。
保険の付帯条件:利用付帯
JCBカードWに付帯する海外旅行傷害保険は「利用付帯」です。
旅行代金の一部または全額をカードで支払うことで、保険が適用されます。
「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払うときにJCBカードWで購入すると、海外旅行傷害保険が適用されることになります。
ただし、事前の利用がなければ保険は適用されません。
忘れずに、JCBカードWを使用してくださいね。
家族特約の有無
JCBカードWには、家族特約は付帯していません。
そのため、保険の対象となるのは本会員のみです。
ただし、家族カードを発行している場合は別。
家族会員としてカードを利用すれば、その家族会員も保険が適用されます。
保険期間
保険の適用期間は、旅行の出発日から最長で3ヶ月(90日間)となります。
さらに、利用付帯の条件を満たすためには下記どちらかの条件を満たすことが必要。
- 搭乗する公共交通乗用具をJCBカードWで支払う
- 参加する募集型企画旅行をJCBカードWで支払う
条件を満たさなければ、保険は適用されないのでご注意ください。
対象となる旅行
JCBカードWの海外旅行傷害保険が適用される旅行は、以下の2種です。
- 公共交通乗用具のお支払いにJCBカードを利用する
- 募集型企画旅行のお支払いにJCBカードを利用する
一つ目の「公共交通乗用具」とは航空機・電車・船舶・バスなどの交通機関のこと。
簡単にまとめると、旅行のときに利用した交通費ということですね。
以下のような費用が対象となります。
ただし、回数券や空港までのガソリン代、高速道路料金は対象外。
さらに駐車場料金なども含まれないので、ご注意ください。
「募集型企画旅行」は旅行会社が設定した日程・交通手段・宿泊施設・旅行代金が決まっているツアーのこと。
海外出発前の空港近くのホテル料金、海外での個人手配のホテル宿泊料金は対象外です。
さらに、空港利用税や空港ラウンジでの決済などは含まれませんのでご注意ください。
JCBカードW海外旅行保険のメリット5選

JCBカードWは、補償内容を活用すれば万が一のトラブルにも備えられます。
ここからは、JCBカードWの海外旅行保険のメリットを5つに分けて詳しく解説します。
①年会費無料で海外旅行保険が付帯
JCBカードWの最大のメリットは、年会費無料で海外旅行保険が付帯していることです。
通常、ゴールドカードなど年会費がかかるものがほとんど。
しかし、JCBカードWなら年会費が無料です。
コストをかけずに安心を手に入れられるのが魅力です。
また、補償内容も充実しています。
他のカード会社だと、補償金額最大2,000万円の傷害死亡・後遺障害補償だけのところも。
しかし、JCBカードWは治療費用や賠償責任補償なども付いています。
幅広く、旅行中のトラブルに対応できる内容となっています。
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年会費無料で保険が付帯
-
補償内容が充実しており、海外旅行に適している
-
ゴールドカードを持たなくても保険が付くのでコスパが良い
②旅行中のケガや病気にも対応
海外旅行中の体調不良やケガは予期せぬもの。
JCBカードWの海外旅行保険には傷害治療費用と疾病治療費用の補償が含まれています。
これで、旅行中でも安心ですね。
補償金は病院での診察や治療、処方された薬代などに充てることが可能。
海外では医療費が高額になることもありますよね。
無料でこの補償を受けられるのは大きなメリットとなります。
-
ケガや病気による治療費を補償
-
高額な海外の医療費にも対応できる
-
旅行中の不安を軽減できる
③賠償責任補償でトラブル時も安心
海外旅行中に他人にケガをさせたり、ホテルやショップの備品を壊してしまった…。
そんなとき、損害賠償を請求されることがあります。
JCBカードWの海外旅行保険には、賠償責任補償が最大2,000万円まで付帯。
万が一のトラブルにも備えられるのもメリットのひとつです。
例えば、下記のような事例が当てはまります。
- 現地で借りた自転車で人と接触事故を起こしてしまった
- ホテルの部屋で誤って備品を壊した
- レストランで飲み物をこぼして他人の持ち物を汚してしまった
わざとではないとしても、何が起こるかは分かりません。
何かあってからでは遅いので、保険がついているのは安心です。
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最大2,000万円の賠償責任補償で安心
-
思わぬトラブルに対応できる
-
高額な請求リスクを軽減できる
④携行品損害補償で盗難・破損に対応
万が一、旅行中に持ち物が盗難にあったり、破損してしまった…。
そんなとき、JCBカードWの携行品損害補償(最大20万円)を利用できます。
携行品損害補償の事例は下記のようなものです。
- 観光中にスマートフォンを落として画面が割れてしまった
- スーツケースが空港で破損してしまった
- ホテルでカメラを盗まれてしまった
ただし、1つのアイテムにつき最大10万円。
1回の事故につき3,000円の自己負担が発生してしまいます。
-
盗難や破損時に最大20万円の補償
-
旅行中の持ち物トラブルに備えられる
-
補償対象の範囲を確認しておくと安心
⑤救援者費用補償で万が一の事態にも対応
JCBカードWには、救援者費用補償(最大100万円)も付帯されています。
旅行中に事故や病気で入院したとき、家族が現地に来る場合があるかもしれません。
そのときの交通費や宿泊費を、カバーしてくれるものです。
利用できるのは、例えば以下のようなケース。
- 事故や病気で3日以上入院したとき
- 飛行機事故などで行方不明になったとき
- 救助活動が必要な場合
海外での医療トラブルは家族の負担も大きいですよね。
この補償があれば、家族が現地に駆けつける際の費用負担を軽減できます。
-
家族が現地へ駆けつける費用を補償
-
緊急時にも迅速な対応が可能
-
万が一の事態に備えられる
JCBカードW海外旅行保険のデメリット3選

JCBカードWの海外旅行保険は年会費無料。
コストを抑えつつ海外旅行保険を活用できるのが魅力です。
しかし、他のクレジットカードと比べると注意すべきデメリットもあります。
特に以下の3つの点には気をつけておきましょう。
それぞれのデメリットについて解説します。
利用付帯のため自動では適用されない
クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があります。
自動付帯とは、カードを持っているだけで保険が適用される保険。
一方で利用付帯は、カードで特定の支払いをしないと適用されません。
JCBカードWの海外旅行保険は自動付帯ではなく、利用付帯です。
よって、旅行前に航空券やツアー代金をカードで支払わなければ適応されません。
万が一、現金や別のカードで支払った場合は保険が適用されないので注意。
また、カードで決済する項目も決まっています。
例えば、宿泊代のみの支払いでは適用されない可能性があります。
事前に利用条件を、よく確認しておきましょう。
家族特約がない
JCBカードWの海外旅行保険には家族特約がありません。
そのため、補償対象は本会員のみ。
家族と一緒に旅行する場合でも、家族の分の補償は受けられません。
家族の分もカバーしたい場合は、家族特約付きのクレジットカードや別途海外旅行保険に加入することをおすすめします。
しかし、家族カードを作ると本会員と同様の特典が受けることが可能。
本会員と家計を同じくする配偶者や親、高校生を除く18歳以上の子どもなら家族カードを持てます。
特約を利用したい際は検討しましょう。
補償金額が低めである
JCBカードWは、年会費無料で使える一般のカード。
利用付帯で海外旅行保険がついています。
しかし、他のゴールドカードやプラチナカードと比べると補償金額も低めです。
例えば、JCBカードWの傷害死亡・後遺障害の補償額は最大2,000万円。
他の一般的なゴールドカードでは、5,000万円以上の補償があることも多いです。
海外で医療にかかるとなった場合、高額な医療費がかかってしまうことも。
例えば、アメリカでは入院すると1日30万円以上かかることもあります。
JCBカードWの補償額(100万円)では、1日入院するだけで上限に達してしまう危険性が…
これだと、少し不安ですよね。
高額な医療費が発生する国や地域に渡航することもあるでしょう。
そのときは、JCBカードWを「サブの補償」としての活用をおすすめします。
メインの海外旅行保険は、別途準備するのが安心ですね。
JCBカードWの申し込み方法

JCBカードWの入会方法についてまとめました。
申し込みの流れや必要書類など、説明しています。
申し込みの流れ
JCBカードWは、オンラインでの申し込みが便利。
申し込みの流れは以下4つの手順にまとめました。
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公式サイトにアクセスする
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カードの種類を選択する
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個人情報の入力
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支払い口座の設定
スマートフォン1つあれば、どこでも完了することが可能。
カードを作るのに、店舗や銀行に行かなくていいのは便利ですよね。
必要書類
JCBカードWの必要書類は以下の2つ。
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本人確認書類(マイナンバー・運転免許証・パスポートなど)
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口座番号がわかるもの(キャッシュカードや通帳など)
申し込みも、必要書類も手間がかかりません。
JCBカードWと他社カードの海外旅行保険を比較

海外旅行中のトラブルに備えられる海外旅行保険。
カードごとに補償内容や条件が異なります。
どのカードを選ぶかがポイント*になるでしょう。
ここからはJCBカードW以外のクレジットカードについても紹介いたします。
結論から言えば、年会費無料でコスパ重視の場合。
JCBカードW 、エポスカード 、三井住友カード(NL)がおすすめ。
手厚い補償を求めるなら、楽天プレミアムカードやdカードGOLD。
さらに、 アメックス・グリーンがおすすめです。
空港ラウンジも利用したいなら、楽天プレミアムカードが便利でしょう。
JCBブランドにこだわりがあるなら、JCBカードW。
VisaやMastercardを使いたいなら、三井住友カード(NL)か楽天プレミアムカードをご検討ください。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードの特徴は下記となります。
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年会費11,000円(税込)ながら、手厚い海外旅行保険が付帯。
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傷害・疾病治療費用が最大300万円で、万が一の医療費にも対応できる。
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海外旅行保険が自動付帯のため、特定の条件を満たさなくても補償が受けられる。
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プライオリティ・パスが無料付帯し、世界中の空港ラウンジが利用可能。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)と有料です。
しかし、海外旅行保険の補償が手厚く旅行好きの方には特におすすめです。
特に、傷害・疾病治療費用が最大300万円と、医療費が高額になりがちな海外でも安心。
さらに、「プライオリティ・パス」が無料で付帯されます。
空港ラウンジを利用したい方にも最適です。
エポスカード
エポスカードの特徴は下記となります。
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年会費無料で海外旅行保険が自動付帯するため、持っているだけで保険が適用される。
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傷害・疾病治療費用が最大270万円で、万が一の医療費負担も軽減できる。
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補償期間90日間と、無料カードの中では比較的長め。
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海外キャッシングが可能なので、現金が必要な場面でも対応しやすい。
エポスカードは、年会費無料ながら海外旅行保険が自動付帯。
非常にコスパの良いカードだと思います。
しかし、Visa付のエポスカードご本人さまのみが対象です。
傷害・疾病治療費用は最大270万円。
これは、年会費無料のカードの中ではトップクラスです。
即日発行できるクレジットカードのため、旅行直前でも大丈夫です。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)の特徴は下記です。
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年会費無料で利用できる。
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Visa・Mastercardブランドのため、海外での決済がスムーズ。
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傷害・疾病治療費用が最大50万円と最低限の補償なので、高額な医療費が発生する国では注意が必要。
三井住友カード(NL)は年会費無料で海外旅行保険が付帯しているカードですが、利用付帯です。
旅行代金をカードで支払わなければ保険は適応されません。
ただ、セキュリティの高さは魅力の一つ。
三井住友カード(NL)にはカード不正使用検知システムというものを備えています。
24時間365日、カードが不正に利用されていないかモニタリングするシステムです。
さらに、カードが不正に利用された時の補償システムも整っています。
何かあったときに、安心です。
三井住友カード(NL)のブランドはVisaまたはMastercard。
海外での使いやすさも大きな特徴です。
一方で、傷害・疾病治療費用は最大50万円と最低限の補償。
金額では今一歩劣るため、補償額を最重視するなら、別の保険と併用するのがおすすめです。
アメックス・グリーン
アメックス・グリーンの特徴は下記です。
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年会費13,200円(税込)で、アメックスならではの充実した補償と特典が受けられる。
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傷害・疾病治療費用が最大300万円と、高額な医療費にも対応できる。
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海外旅行時のサポートが充実(ホテル・レストランの予約、緊急医療サポートなど)。
アメリカン・エキスプレス・グリーンカード(アメックス・グリーン)は、充実した補償と海外サポートが魅力。
特に、傷害・疾病治療費用は最大300万円と手厚い補償になっています。
さらに、アメックスならではの特典も充実。
海外旅行時の緊急医療サポートやレストラン・ホテルの予約サービスなどです。
海外旅行先でも24時間無料。
日本語で電話サポートを受けられるグローバルホットラインがあるのも特徴です。
dカードGOLD
dカードGOLDの特徴は下記です。
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年会費11,000円(税込)で、手厚い補償が受けられる。
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傷害・疾病治療費用が最大300万円で、海外旅行時の万が一のトラブルにも対応可能。
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最大1億円の補償が受けられるため、補償重視の方に最適。
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国内外のショッピング補償も充実しており、購入品の破損や盗難にも対応。
dカード GOLDは、年会費11,000円(税込)ながら、最大1億円の海外旅行保険が付帯する、補償重視の方向けのカードです。
アメックス・グリーンと同じく、傷害・疾病治療費用は最大300万円。
海外での医療費の心配を軽減できますよね。
さらに、国内外でのショッピング補償も充実しているため、旅行中の買い物も安心です。
JCBカードW海外旅行保険の保険金請求方法

請求に必要な書類
※◎印は原則として必要書類。
○印は場合によっては必要な書類、各請求書類はコピーしたものでは認められません。
保険金請求に必要な書類は、種別によって様々です。
共通するのは、日本出国・入国が確認できる資料と保険金請求書の2点。
なお保険金請求書は、損保ジャパン所定用紙があるものという指定があるのでご注意ください。
必要な書類の中には、現地でしか手に入らない書類もあります。
実際に現地で何かに巻き込まれてしまったら、パニックになってしまいそうですよね。
書類のことまで頭が回らないかもしれません。
しかし、必要書類が足りない場合、保険金が支払われないこともありえます。
万が一の時のため、事前に必要書類は確認しておくと安心です。
また、ショッピングガード保険は必要書類が異なりますので、下記の表をご確認いただければ幸いです。
請求の流れ

請求時の流れも確認しておきましょう。
基本的に、①現地で保険金請求を行う場合 ②帰国後に保険金請求を行う場合の2パターンです。
現地で保険金請求を行う場合は、「海外ホットライン」で必要書類の手配から保険金支払いまでを行っています。
病院によっては、一時的に立て替えが必要なこともあるので気を付けましょう。
立て替え払いをする場合は、領収証や診断書を取得を忘れずに。
キャッシュレス治療を希望する場合は、自ら医療機関へ手配しなければなりません。
帰国後に保険金請求を行う場合は、事故の日からその日を含めて30日以内に「損保ジャパンJCB事故受付デスク」宛に連絡してください。
問い合わせ先
お問い合わせ先は、下記2つあります。
基本的に、現地にいる場合は「海外ホットライン」。
帰国後の場合は「損保ジャパンJCB事故受付デスク」に電話をしましょう。
海外ホットライン:0120-258-554
損保ジャパンJCB事故受付デスク:(81)50-3820-1301
海外ホットラインは24時間年中無休。
問題があった際にすぐに電話ができるので安心です。
一方、損保ジャパンJCB事故受付デスクは日・祝はお休み。
時間も朝の9時から夕方17時までが営業時間となっています。
海外旅行でのトラブル事例5選

日本人は海外でのトラブルに巻き込まれやすいです。
海外旅行中に多いトラブル事例を5つ紹介します。
1 現地の現地の食事や水が合わない
2 スリや盗難
3 言語の違いによるトラブル
4 交通ルールの違いによる事故
5 クレジットカードのスキミング被害
1 現地の食事や水が合わない
実は非常に多いのが、食事や水が体に合わない事例。
国によって、使われる食材や水質が違いますよね。
その国ならではの食事を楽しんだ時、入浴したときなど…。
アレルギー反応が起きてしまった事例が多くありました。
重度なアレルギー反応を起こすと、呼吸困難などの危険性も。
病院にかからざるを得なかった…ということも珍しくはありません。
前述しましたが、海外だと医療費が高額になる場合も多いです。
予期せぬ高額な出費だった…と後悔する人も多いです。
2 スリや盗難被害
食事問題の次に多いのが、スリや盗難被害です。
日本でも被害にあう可能性がありますが、海外だと桁違い。
日本の何倍も、事件が多発しています。
日本人は、特に海外で狙われやすいと言われています。
特に多いのが下記の事例。
・荷物から一瞬目をそらしてしまった
・ズボンのポケットに財布を入れていた
・現地の人に話しかけられ、注意をそらしているうちに盗まれた
など、日本だとうっかりやってしまう出来事も多いです。
しかし、海外ではそのうっかりが命取り。
しっかりと被害にあってしまった…という声が多数あがっています。
3 言語の違いによるトラブル
言語の違いも、トラブルのもとになることが多くあります。
翻訳アプリなどを使っても、その通りに伝わる保証はありません。
・言葉の意味がわからないまま説明を聞き、詐欺にあってしまった。
・タクシーで目的地に着かず、そのまま運転手とトラブルに…。
上記のように、言葉が通じないことが大きなトラブルにつながる場合も。
高額な損害賠償を払わなければいけない場合も考えられます。
4 交通ルールの違いによる事故
交通ルールも国によって、かなり異なります。
そして、現地についただけでは理解ができない場合もあります。
信号も、国によっては青信号がとまれの意味になっている国も。
わからないまま、進んでしまいそうですよね。
実際に現地の交通ルールを間違え、事故にあった事例が多発。
怪我によっては、入院が長引く恐れも…。
医療費が高額になってしまった、という声も多く上がっています。
5 クレジットカードのスキミング被害
スキミングとは、クレジットカードの情報を不正に抜き取ること。
日本でも、近年クレジットカード不正利用の事件が多く起きています。
しかし海外では、支払いの機械だとおもいきやスキミングされていた事例も。
特に、異国で見るものはすべてが珍しいものですよね。
日本と違う支払機械を見ても、気づけないと思います。
もちろん、不正利用後の高額請求の被害も多数あがっています。
原因を調べたところ、海外旅行中だったとわかった場合も多いようです。
この通り、海外でのトラブルはあらゆる場合で考えられます。
そして、思っている何倍も自分がまきこまれる可能性も高いです。
そんなとき、保険に入っていたら安心感は桁違い。
事前の対策は、とても重要です。
JCBカードWの海外旅行保険に関するよくある質問5つ

CBカードWには海外旅行保険が付帯されています。
しかし、具体的な適用条件や補償内容について気になる方も多いでしょう。
ここでは、JCBカードWの海外旅行保険に関するよくある質問を5つご紹介します。
- JCBカードWの海外旅行保険は自動付帯ですか?
- JCBカードWの海外旅行保険の補償期間は?
- JCBカードWの海外旅行保険に家族特約はありますか?
- JCBカードWの海外旅行保険で携行品の損害も補償されますか?
- 利用付帯と自動付帯の違いは何ですか?
JCBカードWの海外旅行保険は自動付帯ですか?
JCBカードWの海外旅行保険は利用付帯です。
海外旅行中に補償を受けるには、旅行代金(航空券・ツアー料金・公共交通機関の料金など)をJCBカードWで事前に支払う必要があります。
自動付帯ではないため、何もしなくても補償が適用されるわけではありません。
保険を適用させるために、事前にJCBカードWで旅行関連の支払いをすることを忘れないようにしましょう。
JCBカードWの海外旅行保険の補償期間は?
JCBカードWの海外旅行保険の補償期間は最大90日間。
旅行の出発日から、連続して90日間までの間に発生した事故や病気に対して補償が適用されます。
90日を超える長期の海外滞在には対応していないため、長期留学や海外赴任などの場合は別途、海外旅行保険に加入することをおすすめします。
JCBカードWの海外旅行保険に家族特約はありますか?
JCBカードWの海外旅行保険には本会員向けの家族特約はありません。
そのため、本会員が契約しているだけでは、家族は補償対象になりません。
しかし、JCBカードWの家族カードを持っている家族は、同じ補償を受けることができます。
つまり、家族もJCBカードWの家族カードを発行し、そのカードで旅行代金を支払えば海外旅行保険が適用されます。
JCBカードWの海外旅行保険で携行品の損害も補償されますか?
JCBカードWの海外旅行保険には携行品損害補償が含まれています。
旅行中に持ち物が盗難・破損・火災などの被害に遭った場合、一定額までの補償を受けることが可能です。
ただし、補償額には上限があるのでご注意ください。
1つの携行品につき10万円まで、自己負担額も1回3,000円発生します。
利用付帯と自動付帯の違いは何ですか?
旅行代金を対象のクレジットカードで支払うことで保険が適用される制度。
これが、利用付帯です。
自動付帯は、クレジットカードを持っているだけで、海外旅行時に自動的で保険が適用される制度です。
JCBカードWの海外旅行保険は「利用付帯」。
事前に、航空券・ツアー代金・公共交通機関の料金をJCBカードWで支払う必要があります。
JCBカードWの海外旅行保険についてまとめ
JCBカードWは年会費無料ながら、海外旅行保険が付帯されたクレジットカードです。
本記事でご紹介した概要は下記となります。
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海外旅行傷害保険とショッピングガード保険の2種が利用できる
-
利用付帯のため、補償を受けるには条件がある
-
家族も同内容の保証を受けたい場合は、家族カードを作成する必要がある
-
補償を受けたい際は、現地で入手しないといけない書類もある
何が起こるか分からない海外旅行。
JCBカードWは、病気や怪我に対する補償だけでなく、携行品損害やショッピングガード保険まで揃っているのが魅力です。
しかし自動付帯ではなく、利用付帯となるため、保険の適用を受けるためには条件があります。
JCBカードで事前に、「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する募集型企画旅行」の料金を支払うことを忘れないでくださいね。
ステータス性の高いクレジットカードと比べると補償内容は高くないですが、もしもの時の安心感に、一役買ってくれることでしょう。