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東海道・山陽新幹線 座席の特徴&おすすめの選び方 指定席 グリーン席 あえての自由席

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  • 乗りものニュース
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グリーン車と普通車、指定席と自由席。東海道・山陽新幹線では、それぞれにどんな特徴があり、乗客はどう使い分けているのでしょうか。きっぷによっては、自由席の料金で指定席に乗ることもできます。

普通車とグリーン車の違い シートピッチやコンセントの有無

 いまや北海道から鹿児島まで、日本列島を縦断している新幹線。なかでも、東京~新大阪~博多間を結ぶ東海道・山陽新幹線は、日本の経済を支える屋台骨と言っても過言ではありません。

 ところで、東海道・山陽新幹線はグリーン車と普通車が、また普通車は指定席と自由席があり、うまく使い分ければ新幹線の移動がぐんと楽になります。そこで、ここでは筆者の経験も交えながら、それぞれの特徴を見ていきます。

Large 191212 zaseki 01東海道・山陽新幹線を走る16両編成のN700系(2011年10月、恵 知仁撮影)。

 かつて東海道・山陽新幹線を走った初代の0系では、リクライニングしない転換クロスシートだった普通席は時代とともに進化。N700系の改良型「N700A」はリクライニングするのはもちろん、座り心地も良くなっています。そのカギは、ばね。300系や700系では、軽量化のために金属ばねをなくしていましたが、N700系では乗り心地改善のために復活させました。金属ばねと樹脂ばねを組み合わせることで、重量の増加も抑えています。

 一方、快適性という点では当然ながらグリーン車がダントツです。座席配置が2+2の4列配置となっていて、普通車より座席の横幅が広いのに加え、シートピッチもゆったりしています。リクライニング角度も大きいほか、リクライニングさせると座席の奥側が沈み込むことで、より快適な姿勢をとることが可能。大きなひじ掛けやフットレストもあるので、ゆったりとくつろぐことができます。床はカーペット敷きなので吸音性があり、静かで落ち着いた空間を実現。電源コンセントも全席にあるので、車内で仕事をしたい人や仮眠したい人など、さまざまなニーズに応えてくれます。

自由席と指定席の違い 「みずほ」などの指定席は4列配置

 ただし、グリーン車に乗るにはグリーン料金が必要です。東京~名古屋間は4190円、東京~新大阪間は5400円で、気軽に使うには少しハードルが高いという人も多いでしょう。とはいえ、料金に見合った快適さを得られるのがグリーン車の魅力。ちょっとリッチな旅を楽しみたい、とても疲れているのでリラックスして移動したい、というときには、積極的に使っても良いかもしれません。

Large 191212 zaseki 02九州新幹線に直通する「みずほ」(画像:写真AC)。

 新幹線に乗るとき、指定席にするか自由席にするかも悩みどころです。指定席のメリットはいうまでもなく、確実に座れること。特に停車駅が少ない「のぞみ」は駅間が長く、自由席にした場合は乗車駅で座れないとそのまま数時間立ちっぱなし、ということになりかねません。「エクスプレス予約」や新幹線回数券などは、指定席料金と自由席料金が同じこともあり、指定席を選ぶ人は多くいます。

 さらに、山陽新幹線の「ひかり」「こだま」や、九州新幹線に直通する「みずほ」「さくら」は、ほとんどの列車で指定席が2+2の4列配置となっており、シート自体も座り心地が良いものとなっています。これらの列車に乗るときは、指定席料金を払ってでも乗る価値は十分にあるでしょう。

 一方、16両編成の東海道・山陽新幹線では「のぞみ」の自由席車両は3両なのに対し、「ひかり」は5両、「こだま」は10両(一部列車は7両)と、自由席車両の比率が高くなります。また、「ひかり」や「こだま」は停車駅が多く、「のぞみ」が止まらない途中駅での乗り降りも多いため、自由席でも座れる確率が高くなります。

自由席のためにあえて始発駅を選ぶ

 そして、自由席の最大のメリットは「どの列車にも乗れる」という点。当たり前ですが、指定席の場合は乗る列車が決まっており、もし乗り遅れた場合は座席指定が無効となってしまいます(この場合、同じ日の自由席であれば乗車可能)。また、たとえば駅できっぷを購入した場合は1回しか列車の変更ができないなど、発車時刻前であっても変更回数に制限があります。これに対し、自由席の場合は列車が決まっていないので、どの列車に乗ってもOK。予定が変わりやすい人は、自由席を好んで使う人も多いようです。

Large 191212 zaseki 03横1列に複数の席が並ぶ新幹線車両の車内(2018年3月、草町義和撮影)。

 大阪に住んでいる筆者は、打ち合わせや取材などで月に何度か東京へ行きます。ほとんどの場合は「エクスプレス予約」で指定席を取るのですが、混雑する早朝や夜間などは3列席の中央しか空いていないことも多く、そんな時はあえて自由席を選びます。筆者がよく利用する新大阪駅と東京駅は、いずれも始発列車が数多く設定されていますので、これを狙って早めに駅へ向かえば、座れる確率はぐんとアップ。年末年始やお盆などの混雑する時期も、2本くらい後の始発列車ならたいてい座れます。ふだんは品川駅から新幹線を利用する人も、在来線で東京駅へ向かい自由席を狙えば、座れる確率は高くなるでしょう。

 それぞれに特徴がある、新幹線の座席とその確保の方法。うまく使い分けて、移動を快適にしたいものです。

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