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子どものテストの点数が悪かったとき「次頑張ろう」よりもベストな声かけがあった!

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「勉強しなさいと言うのに疲れた」そんな「勉強」に関する悩みを、中学受験塾SAPIX小学部の先生たちにぶつけました。『SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から、学びの本質についてふれながら「自ら学び続ける子に育てる」メソッドについてご紹介します。

『10万人以上を指導した 中学受験塾 SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること』のほかの記事はこちら

国語ができる子になる習慣

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自分の考えを表現できるようになるには?

△ テストの点数が悪かったら、「次はがんばろう」と励ます

◯ テストの点数が悪くても、できたところを褒める

叱られて育った子は、あと伸びしない

国語の勉強だけでなく、学習全般でいえることですが、保護者の理想を押しつけるとうまくいきません。「ここまでがんばらなくちゃ」「これをやらなくてはダメ」という思考にはまってしまうと、子どもにとって「自分がやりたいこと」ではなくなり、勉強自体に気持ちが向かなくなります。

テストでいい点数が取れなくてもいいのです。最初から頭のいい子は、ほとんどいません。だから、少しでも「できること」があれば、「すごい!」とお父さんお母さんにぜひ褒めてもらいたいのです。

たとえば、100点満点のテストで30点しか取れなかった場合には、どんな声をかけていますか?また、前回のテストが45点で、今回60点だったら、何を伝えていますか?

いずれの場合も、テストの点数の結果について言及するよりも、もっと子ども自身のがんばりをみてあげるようにしましょう。

たとえば、「漢字の問題は全部できていたじゃない」「記号の選択問題が前よりもしっかり選べるようになったね」という具体的な褒め方がおすすめです。この積み重ねで、子どもは「次はもっとがんばってみよう」と思えます。

そもそも100点満点のテストで30点しか取れなかったことを責めても、子どもはできるようになりません。「自分は勉強ができないんだな」「怒られるからやりたくないな」という気持ちしか残らないのです。

大事なことは、前向きな気持ちで、「次はこうしてみよう」と思えるようになること。責めたり叱ったりすることでは、学びへの積極性は生まれません。

もし、叱ることで勉強するようになったと感じるのであれば、「次は叱られないようにがんばろう」という消極的な気持ちからくるものです。

叱られないように勉強している場合でも、ある程度のレベルにまで達する子もいるかもしれません。しかし、学ぶことが「楽しい」という気持ちが根元にないため、のちのち伸びていくことができないでしょう。

さらに、叱られて育った子は「間違えるのが怖い」と考える特徴があります。このタイプの子は、自由記述問題に取り組む際に「間違えるのが嫌だから書かない」という選択をしてしまいがちです。

とくに国語では、「自分の思ったことをまず書いてみよう」「気持ちを表現してみよう」といった姿勢で、失敗を恐れずに取り組んでみることが大事なのですが、間違えるのが怖い子はこのような向き合い方ができなくなってしまいます。

怖がらずに、自分の考えを表現できる子に育てるには、その子自身をしっかりみつめながらスモールステップで褒めることが重要です。

親の理想を押しつけるのではなく、子どもの伸びをみていけるといいですね。

Check!
▶子ども自身のがんばりを認めて褒める!
▶「次はこうしよう」と前向きな提案をする

佐藤智『10万人以上を指導した 中学受験塾 SAPIXだから知っている 頭のいい子が家でやっていること』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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佐藤智さんのプロフィール

両親ともに教員という家庭に育ち、教育の道を志す。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。中学校・高校の教員免許を取得。出版社勤務を経て、ベネッセコーポレーション教育研究開発センターにて、学校情報を収集しながら教育情報誌の制作を行う。その後、独立し、ライティングや編集業務を担う株式会社レゾンクリエイトを設立。全国約1000人の教員へのヒアリング経験をもとに、現在は教育現場の情報をわかりやすく伝える教育ライターとして活動中。著書に『公立中高一貫校選び 後悔しないための20のチェックポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『先生のための小学校プログラミング教育がよくわかる本』(共著/翔泳社)がある。

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