圏央道「横浜の未開通部」どこまでできた? 開通見込みは未だ“白紙” だがトンネルも“あとちょっと?”
- 乗りものニュース |

トンネル掘削が佳境に
横浜市道路局は先ごろ公表した2026年度予算概要のなかで、圏央道の一部となる「横浜環状南線」と「横浜湘南道路」の整備を加速化させる方針を示しました。
横浜環状南線と横浜湘南道路の分岐点となる「(仮)栄IC・JCT」の施工状況(画像:横浜国道事務所)
横浜環状南線は、首都高や横浜横須賀道路、国道1号を東西につなぐ路線です。延長は約8.9km、全6車線で計画されています。ルートは東側の釜利谷JCTから「公田IC」「栄IC・JCT」と西へ延び、国道1号とは「戸塚IC」で接続する予定(「」内はいずれも仮称)です。
また、このうち「栄IC・JCT」から藤沢市方面へと分岐し、新湘南バイパスの藤沢ICへ至るのが横浜湘南道路。道路幅員は22m、4車線の計画で、延長約7.5kmのうち、大部分の約5.6kmが地下トンネル(横浜湘南道路トンネル)区間となっています。
工事の進捗状況に関して、横浜環状南線は横浜市と鎌倉市の境界周辺に位置する「公田笠間トンネル」と、桂台の住宅地を潜る「桂台トンネル」の掘削がこれまでに完了しています。また、釜利谷JCT至近の「釜利谷庄戸トンネル」も上り線側の掘削が終了。下り線の整備が進められている状況です。
一方の横浜湘南道路についても、「栄IC・JCT」方面へ行く上り線トンネルの掘削がほぼ完了しています。シールドマシンは完成時の車両の進行方向とは逆向きに掘進を進めており、2025年10月には機材の方向を反対向きに転換したうえで、下り線トンネルの掘削がスタートしています。
両路線とも2022年以降、開通見込みが「白紙」の状態となっていますが、トンネル工事は確実に進捗しているようです。完成すれば、東名高速から圏央道経由で国道1号あるいは首都高湾岸線などを経て、東京方面にも通じる高速道路ネットワークがつながり、東名~首都高という従来ルートの代替路にもなります。
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