南半球でクリスマス♡サンタがサーフィンでやってくる?
- IMATABI(イマタビ) |

南半球について簡単なおさらい♡
南半球は”赤道”基準に考えたとき、南側になる地域のことです♪地理や理科の授業などでは”赤道”についてもいろいろ難しく習ったと思いますが、究極に簡単にいえば、日本でよく目にする地図や地球儀の下半分が南半球と思ってください!
北半球との違い
最大の特徴は、私たちの住む北半球と季節が逆なこと◎北半球では北に行けば行くほど寒いですが、南半球ではこれも逆で、南に行けばいくほど寒いという、私たちにはちょっと不思議な環境です♪
”南半球ではお風呂のお湯を流すときの渦巻きが逆”という話を聞いたことはありませんか?実はこれ、”本当”とはいえないのです◎低気圧など大規模なものは”コリオリの力”によって、実際に北半球とは逆巻きなのですが、お風呂ぐらいの小規模な渦巻きには、コリオリの力は必ずしも影響しません。
ただし、全く影響を受けないかというとそうでもなく、ときどきは北半球と逆回りになるという、なんともきまぐれな状態^^;ちなみに北半球が”反時計回り”で、南半球が”時計回り”なので、見てみたい人はなんどか試してみてください♪さすがにお風呂だと大変なので、シンクがいいかもしれませんね♡
南半球にある大陸
南半球はその80%以上が海ですが、以下の大陸で構成されています!
- アフリカ大陸の半分未満
- 南アメリカ大陸の約6/7
- オーストラリア大陸
- 南極大陸
南半球にある国
場所『マダガスカル』
南半球には、旅行者にも人気の次のような国があります♪
- オーストラリア
- ニュージーランド
- ブラジル
- ペルー
- アルゼンチン
- マダガスカル
なんとなく南半球がイメージできましたか?ところで、ラテン音楽や料理、気候のイメージから”南半球?”と思われがちな”キューバ”や”メキシコ”ですが、これらの国は北半球ですので、お間違えなく ^^;
では、次からは各国のクリスマスの習慣や年末年始の習慣についてご紹介します♪
サンタがサーフィンでやってくる!:オーストラリア
オーストラリアでは、サンタクロースはそりではなく、サーフボードに乗ってやってきます!サンタクロースのそりは、空を飛ぶので雪がなくても、そりでもいいのでは?とも思えますが違うようです^^;服装もアロハシャツに短パンなんてことも…。
サーフィンに乗ったサンタクロースは、1977年には記念切手になっているので、最近になってはじまったジョークではありません♪ところで、そりがないのなら、トナカイは一体どこへ…?実はオーストラリアでは、サンタクロースのお供といえばカンガルーなのです♡
何から何まで違うオーストラリアのクリスマスは、クリスマスツリーも違います!私たちが綿などで表現する雪がないのです♪……夏ですからね、当然といえば、当然♡また、クリスマス料理といえば、ビーチでBBQをして、クリスマスケーキを食べるそうですよ◎
サンタクロースとカンガルーの壁掛けインテリア(Amazon)
でも、ホワイトクリスマスに憧れる…”Christmas in July”
オーストラリアは、移民が多いため、北半球の寒く雪の降るクリスマスを忘れられなかったり、憧れたりする人がいたようで、1970代後半から1980代にかけて”Christmas in July”という名で始まった習慣が今も続いています♪その名の通り、クリスマスを7月に祝うのです^^;
1940年に”Christmas in July”というコメディ映画がハリウッドで制作・公開されたそうですが、まさか現実の習慣になるとは、その当時映画に関わった人は思わなかったのでは?内容は、”本番よりも手軽”だそうですが、ターキーを食べたり、雪だるまを作ったりするんですって♡
クリスマスプレゼントのためのお給料が出る!:ブラジル
写真『パネトーネ』
ブラジルはカトリックの国なので、クリスマスは大事なイベントです!祝日で仕事がお休みなのはもちろんですが、13番目の給料と呼ばれる”decimo terceiro”が支給され、そのお金でみんなへのプレゼントを購入します♪職場でも”amigo secreto”というプレゼント交換をするそうです♡
さらに、シャンパンやパネトーネなどが入った”cesta de natal”というバスケットまで会社からもらえます◎パネトーネとは、ナッツやドライフルーツ、チョコレートが入ったパンで、ブラジルでは、クリスマスケーキではなくこちらが定番だそうですよ♪
ブラジルでは、クリスマスの時期になるとショッピングモールが毎年異なるテーマで飾りつけられます♪また、グラナードはクリスマスの街と呼ばれていて、ショーやパレードも見られます♡さらに、リオデジャネイロの水上ツリーは、世界最大の湖上ツリーとしてギネスに認定されています◎
7つの波を乗り越える?…年末年始はド派手!
クリスマスは家族で過ごすのが一般的なため、夜には路上に人がいなくなってしまうブラジルですが、カウントダウンはビーチで盛大に祝います!さすが、夏のカウントダウン♪各地のビーチでは華やかに花火が上がったり、出店がでたりとにぎわいます♡
大晦日には水の女神をたたえる白い服を着て過ごすのが伝統◎また、新年を迎える瞬間には、願い事をしながら7つの波を乗り越えて、後ろ向きに戻ってきます!成功すれば、願いごとが叶うのだとか。日中40度を超える夏のブラジルだからいいですが、日本では寒くて誰も成功できそうにありません^^;
メルコスール観光局(アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル)【英語】
クリスマス料理は肉・肉・肉!:南アフリカ
撮影:tsn92 写真『ミンストレル・カーニバル』
南アフリカも80%がキリスト教徒のため、クリスマスは大イベントです!そして、長期のバケーションの時期でもあります♪そのため、なんと12月20日前後で年内の営業を終了するお店も……。お正月は日本のようなお休みではないとはいえ、うらやましいですね^^;
クリスマスには家族そろって過ごすのが一般的で、ヨハネスブルグなど都市部の人たちはビーチリゾートに行くそうです。勘のいい人はもうお分かりですね?
ビーチでのクリスマスといえば、そう、オーストラリア同様、BBQです!
南アフリカではBBQを”Braai(ブライ)”といいます◎オーストラリアのBBQでは、海の幸なども焼くようですが、こちらはとにかく、肉・肉・肉!さまざまな種類の肉をひたすら焼いて食べます♪南アフリカの人は、夏バテで食欲がなくなったりはしないのでしょうか?^^;
楽しいけれど悲しい…ミンストレル・カーニバル♪
南アフリカのお正月は基本的に地味ですが、ケープタウンは違います!毎年、50以上の楽団が参加して、”ミンストレル・カーニバル”が行われるのです♪このカーニバルは、1月2日に行われますが、それには悲しい理由が……。
その理由とは、植民地時代のケープタウンでは、奴隷たちは1月2日にしか新年を祝うことが許されていませんでした。その伝統に基づいて、今も1月2日に行われるのです!ミンストレル・カーニバルは今は楽しいカーニバルですが、植民地時代の悲しい歴史のことも忘れないでくださいね◎
夜12時に〇〇で乾杯!:ペルー
撮影:Josep Maria Vinolas Esteva 写真『ペセブレ』
クリスマス料理の定番は、やはり七面鳥ですが、最近は子豚の丸焼きも人気♪それをホットココアやパネトン(ブラジルのパネトーネと元は同じ♪)、リンゴのピューレなどが食卓に並びます!真夏のクリスマスなのにホットココアを飲むのは何だが不思議ですね^^;
クリスマスイブの深夜0時、シャンパンまたはシードル(リンゴから作ったお酒)で乾杯します♪そのときに、キリスト降臨の場面を表現した”pessebre(ペセブレ)”という置き物に、イエス・キリストの像を置きます◎
黄色いあれが幸運を招く…新年に行う謎の願掛け!
ペルーでは、年末になると、幸運や金運を願いながら新年を迎えるための”黄色い下着”が飛ぶように売れます!また、カウントダウンのときには、スーツケースを引いて1ブロック歩く(旅行に行けるように)、願い事をしながら、ぶどうを12粒食べる、などの不思議な願掛けが行われます^^;
爆竹やロケット花火などもあちこちで鳴らされて街もにぎやかです♪また、悪いものと古い年を焼くという意味で、古着やパネトンの空き箱で作られた等身大の人形が公園で燃やされます!その間に、周りの人たちと新年のあいさつをするのが伝統です◎
最後に…
真夏のクリスマスは、ビーチでのBBQなど、仲間で盛りあがるには最高に思えますよね!しかし、特にキリスト教徒の多い国では、クリスマスは家族で過ごすため、夜になると路上に人が全くいなくなってしまう場合もあります◎
また、南半球の国の中には、南アフリカやブラジルのように治安が非常に悪い国も少なくなくありません。人通りのない街に観光客がいるのは、さらに危険ですので、夕方以降はホテルで過ごすなど、安全に配慮したスケジュールを立ててくださいね◎
カウントダウンの会場でも同様に、スリや強盗が増えます!中には、子供の集団がカウントダウンの人混みに突進してきて金品を盗んでいったという例も……。
最低限の現金しか持たない、セキュリティベルトを使うなどしっかり対策してくださいね◎
さあ!次のクリスマスは真夏のビーチで
Merry Christmas!(メリークリスマス)【英語/オーストラリア・南アフリカ】
Feliz Natal! (フェリス・ナタウ)【ブラジル/ポルトガル語】
Feliz Navidad !(フェリス ナビダ)【ペルー/スペイン語】
と、乾杯しよう!
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