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警察から呼び出し…ビールとお菓子を万引きした15歳の息子! 子どもの心にぐさりと刺さる、親の言葉とは

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  • マイナビウーマン
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子育てにおいて特に難しい時期でもある思春期。理性と感情のコントロールが難しい時期でもあり、時に間違った行動を起こしてしまうことも……。万が一が起きてしまった時、親としてどう対処したら良いのでしょう。

自分の親との関係を見つめ直し、感情を受け止めれば見えてくる子どもが幸せになるための心がけ

長年、親子関係・人間関係の悩みに向き合い続けてきた英国の心理療法士フィリッパ・ペリーさんが親子の絆を深めるための秘訣をまとめた話題の書。

私たちがどう育てられ、それが実際の子育てにどう影響するか、私たちがどんな間違いをおかしやすく、それにどう対処すればいいかを深い洞察とともに丁寧に解き明かした『子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本』 (日経BP 日本経済新聞出版)から一部抜粋してお届けします。

今回は「思春期の子と親の“境界線”」についてです。

思春期の子どものための境界線

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※画像はイメージです

私が14歳の少年だったとき、父はあまりにも無知で、そばにいるのも苦痛なほどだった。
しかし21歳のときには、父は7年でこんなに学んだのかと驚いた。

(マーク・トウェイン)

子どもが小さいときよりもティーンエイジャーになってからのほうが、境界線を引くのがはるかに難しいと感じるかもしれません。それでも、自分の気持ちを明示する習慣がすでについているなら、少しは楽になるはずです。そうでないとしても、始めるのに遅すぎることはありません。

息子のイーサンがティーンエイジャーだったとき、深刻な事態になりました。それまでにも学校でトラブルに巻き込まれたことは何回かありましたが、どれもよくあることでした。しかしもうすぐ16歳になるというときに状況が悪化しました。ある日、「息子さんを迎えに来てください」と警察から電話で呼び出されました。仲良くしていたグループの子たちと、スーパーでカートにビールとお菓子を詰め込んで、そのままダッシュで逃げようとしたんです。息子は、自分がなんでそんなことをしたのかぜんぜんわからない、ただ流されただけだと言っています。確かにまったくあの子らしくない行動なんです。そうは言っても、もしかしたら平気でそんなことをする性格になりつつあるんじゃないかと心配で……

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※画像はイメージです

ビールとお菓子。まさにティーンエイジャーのスナップ写真のようです。子どもと大人のちょうどまんなか。子どもはどうするべきなのでしょう? 10代がどんなにややこしい時期だったか、覚えていますか? 親としてはどう対処すべきでしょう?

まず、子どもの行動をどう感じたか、伝えることはできます。「がっかりした」というのが、子どもが何かをしでかしたときに親がよく使う言葉です。こんなふうに親が自分の心情を吐露するほうが、たとえば「よくこんな馬鹿な真似ができたもんだな」と決めつけるような言葉を口にするよりも、子どもの心に刺さります。その後は、以下に示す問題解決リストを実行してみてください。10代の子どもが自分の思考プロセスをたどれるように、状況を分解してあります。これをくり返し実践すれば、最終的には子どもが自力でステップをたどれるようになります。

1 .問題を明確にする

まず、このように伝えます。

「万引きは許されない。なぜこんなことが起こったかを理解し、どうしたら二度と起きないようにできるか考える必要がある。警察署に迎えに行ったときはとても恥ずかしかったよ」

2 .問題の背後にある感情を突きとめる

親子の会話はこんなふうになるでしょう。

「5人で集まったときに何かあったの? 一人ひとりを見れば、根っからの犯罪者のようには思えないけど」

「さあね」

「わかった、じっくり考えよう。あんなことをする前は、どんな気分だった?」

「みんなでジョークを言ってふざけてた」

「それから何があった?」

「お互いをけしかけあった」

「それから?」

「やっちゃった」

「何が問題なのか考えてみたんだけど。男子5人で集まると、互いにけしかけあって、流されて、同調圧力に発展すると止めるのが難しい。そういうこと?」

「うん」

3.意見を出しあって解決方法を探す

「じゃあ、次に同じことが起こったら、どうやってブレーキをかける?」

「ただ想像するだけにして、やらなければいいと思う。本当にやったらすごく笑えるだろうね、とか言って」

「それならまだ笑えるね。ひどい結果になることもないし」「うん」

ステップの2と3はくり返す必要があるかもしれません。ほかにも別の問題が進行中というケースもありえます。学校の成績がなかなか上がらないなど、さまざまな問題が考えられます。「もしかして、このあいだ居残りさせられたことに腹を立てて、反抗的な気分になったりした?」などと持ちかけることもできます。ただし、意見を出しあうときは子どもに主導権を与えることを忘れないでください。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

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『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』(日本経済新聞出版)

※本記事は、『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』著:フィリッパ・ペリー、翻訳: 高山真由美/日経BP 日本経済新聞出版)より抜粋・再編集して作成しました。

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