女性は新型「ムーヴ」が苦手? 販売店で聞いたリアルな声 だから「ムーヴカスタム」消えたのね
- 乗りものニュース |

ダイハツの新型「ムーヴ」が2025年6月5日に発売されました。後席ドアをスライド式に変更するなど使い勝手がアップしながらリーズナブルな価格設定の軽ハイトワゴン、値引きや納期はどれほどなのか調べてきました。
スライドドアを装備し、さらに使い勝手を増した新型「ムーヴ」
ダイハツのベストセラー軽自動車「ムーヴ」の新型が2025年6月5日、発表されました。軽ハイトワゴンの元祖となったスズキ「ワゴンR」の競合車として、1995年に誕生した初代モデルから数えて通算7代目であり、先代モデルの発表が2014年12月だったので、実に10年半ぶりのモデルチェンジとなりました。
通算7代目となる新型ダイハツ「ムーヴ」の最上級グレード「RS」。両側電動スライドドアを標準装備するのはこのグレードだけ(画像:ダイハツ)。
新型「ムーヴ」で話題となったのが、後席ドアにスライド式を採用したことです。狭い場所でも乗り降りしやすく、チャイルドシートへのアクセスが容易といったこともあり、子育て世代や高齢者のいる家庭ではスライドドアはマストアイテムになりつつあります。ただ、その一方で自動車を構成するパーツとしては重く、片側だけで30~50kgほどの重量があります。それにより走行性能や燃費性能の低下をもたらすデメリットがあるのも、また事実です。
この欠点を解消するためにダイハツは、新型「ムーヴ」の開発にあたって車両骨格にDNGA世代の軽量高剛性プラットフォームを採用し、高剛性と軽量化の両立を図るとともに、生産工程の簡略化を行うことで重量削減を実現したとか。その結果、車両重量はヒンジドアを備えた先代モデルから最大でも40kgの重量増で抑えることに成功しました。
また、ダイハツが独自開発した予防安全機能の「スマアシ」は、最新仕様へアップデートされ、車線逸脱抑制制御機能や標識認識機能、全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)などの新機能が加わっています。それでいて販売価格は135万8500円(税込)からであり、リーズナブルな価格設定も特徴といえるでしょう。
他方で、従来あったスタイリッシュ仕様の「カスタム」はラインナップから消え、新型では標準グレードのみとなりました。
リーズナブルな価格の「ムーヴ」新型の値引きは?
軽ハイトワゴンの人気車種である「ムーヴ」ですが、フルモデルチェンジをして値引きや納期はどのくらいになるのでしょうか。
先代までのヒンジドアに替えてスライドドアを採用したことが新型「ムーヴ」いちばんの特色(画像:ダイハツ)。
このクルマに興味があるという知人女性の付き添いでダイハツ販売店に行ったので、その際に2025年6月末現在の納期や値引きについて調べてきました。
接客してくれたのは、20代前半の男性セールススタッフです。さっそく展示車を見せてもらうと、知人の女性はやはり新採用のスライドドアに興味津々の様子でした。そのときに両側電動スライドドアは最上級の「RS」のみに標準装備され、中間グレードの「G」と「X」は標準では左側のみの装備なのだとか。そのため、「G」や「X」で両側電動スライドドアにしようとする場合、追加オプションとして5万5000円の費用を上乗せで支払う必要があります。
今回は購入候補としての下見でしたが、知人の女性がおおよその支払金額を知りたいと言ったので、セールススタッフに見積書を作成してもらうことにしました。用途の中心が通勤や買い物なので、彼女がチョイスしたのはコスパに優れた上から3番目の「X」グレードの2WDでした。
選んだオプションは、7インチスタンダードナビ+安心ドラレコプランA(27万3200円。装着用アタッチメントなどを含む)、ETC車載器(2万130円。アタッチメント、セットアップ料などを含む)、フロアカーペット(1万8590円)。そして、ボディカラーは彼女の好みを反映して追加費用が必要な「コンパーノレッド」(2万2000円)を選びました。
これを受け、セールススタッフが差し出した見積書では、車両本体価格が149万500円、付属品合計金額が33万3740円、諸費用合計金額が8万6435円、消費税合計が16万9605円で、支払総額は191万675円となっていました。
女性は新型「ムーヴ」に抵抗ありか?
値引きと納期についてセールススタッフに尋ねると「デビュー間もない新型車ですので3万円引が精一杯です。納期については最上級グレードの『RS』と中間グレードの『G』、そして『X』の両側電動スライドドア装着車が約6か月、それ以外のモデルは約4~5か月ほどかかります」との回答でした。
女性の支持が多い「ムーヴキャンバス」(画像:ダイハツ)。
支払い金額は、予算200万円でお釣りが来るため、ライバルの軽ハイトワゴンに比べてもリーズナブルでお買い得と言えるでしょう。しかし、知人女性の様子を伺うと今ひとつ気乗りしない様子。そこで理由を尋ねると「機能的には不満はないのだけれど、実車を見たらデザインが少しいかついように思えて……」との言葉を漏らします。
すると、セールススタッフは「私が担当させていただいた新型『ムーヴ』のお客様の男女比は、6:4くらいで男性が多いようです。実際に新型『ムーヴ』は男性から支持された『カスタム』寄りのデザインですしね。お客様のような新型『ムーヴ』のデザインに馴染めない方にオススメしているのが『ムーヴキャンバス』です。ボトムラインはやや上に位置しますが、中間価格帯はほとんど変わりがありません」と別のクルマを勧めてきました。
結局、この日の商談はこれまでとなりましたが、彼女は「ムーヴキャンバス」の方を気に入った様子です。こうしたことを鑑みると、新型「ムーヴ」が登場したことでダイハツの軽ハイトワゴンは、「ムーヴキャンバス」と明確な差別化が図られたと言えるのかもしれません。
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