【漫画】親がギャルの子ども、正直あんまりかわいくない赤ちゃん…　“偏見満載”で描いた子どもに「いるいる！」　共感の嵐【作者取材】

　さまざまな顔つきの子どもたちを描いた、イラストレーターの大町四天王さんの漫画「たまにいる子供10選」が、インスタグラムで6500以上の「いいね」を集めて話題となっています。

「親がギャルの子ども」「正直あんまりかわいくない赤ちゃん」など、作者が特徴をつかんで描いたイラストの数々。作者が自身の「偏見」を元に描いた「たまにいる子ども」とは…。読者からは、「分かる！」「いるいる～」「十人十色ですね」などの声が上がっています。

子どもはまわりの影響を受けやすい

　大町四天王さんは、インスタグラムで漫画を発表しています。大町四天王さんに、作品についての話を聞きました。

Q.今回、漫画「たまにいる子供10選」を描いたきっかけを教えてください。

大町四天王さん「投稿した日がちょうど『こどもの日』で、トレンドを取り入れた投稿はバズりやすいという理由から、『子どもをテーマにしたあるあるネタ』を企画しました。日ごろからなんとなくやっていた子どもに関する観察や偏見を、思い出しながらまとめてみた次第です」

Q.ご自身が一番気に入っている子どものイラストはどれですか。

大町四天王さん「一番気に入っているのは、『ただ太っているだけで、ちびっこ相撲を無双している子ども』です。今まさに人生のピークを迎えていて、学校では英雄のように扱われて人気者、地元のテレビ取材なんかも受けたりして。でも、10年もたてばその栄光はすっかり過去のものになり、誰にも覚えられていないごく普通の大人に。そもそもスキルで勝ち上がったのではなく、ただ恵まれた体格で勝ち上がっただけなのだから…。そんな未来が容易に想像でき、ギャップがあって面白いなと思いますね」

Q.読者の方々から一番反響があった子どものイラストはどれですか。

大町四天王さん「『正直あんまりかわいくない赤ちゃん』です。『いるいる』『私の気持ちを代弁してくれた』など、共感の声が多かったです」

Q.「子どもは、親や生活環境によって顔つきや性格が変わる」というコメントがありました。それについて、どのように思いますか。

大町四天王さん「確かにその通りだと思います。大人ですら、楽しい環境にいれば自然と口角が上がって穏やかな表情になりますし、逆に厳しい環境にいれば表情もどこか険しくなっていくものです。そう考えると、まだ心も体も成長途中の子どもは、なおさらその影響を受けやすいのではと思います」

Q.大町四天王さんは、今作以外にもこのようなご自身の「偏見」に基づいた作品を描いているのですか。

大町四天王さん「はい、この他にも『偏見』をテーマにした作品を描いています。例えば、『偏犬キャワワ』という漫画シリーズでは、今作の『偏見顔』のネタをいかしつつ、ストーリーの中で、『日常での偏見』をキャラクターを通して表現しています。『偏犬キャワワ』というSNSアカウントで連載しているので、ぜひそちらもチェックしていただけたらうれしいです。物語の中でキャラクターに感情移入しながら楽しめる構成になっているので、また違った角度から『偏見』を味わっていただけると思います」

Q.漫画「たまにいる子供10選」について、どのような意見が寄せられていますか。

大町四天王さん「共感の意見をたくさんいただきました。『普段からなんとなく思ってはいたけれど、口には出せなかったことを代弁してくれた』という声が特に多く、皆さんに楽しんでいただけたのではないかなと思っています。もちろん、全ての人に刺さる作品ではないと思いますが、否定的なワードはあらかじめミュートするようにSNSでは設定しているので、あまり目にすることはありません（笑）。自分のメンタルを守りながら、今後も楽しく作品制作を続けていけたらなと思っています」

オトナンサー編集部

実は損している？

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか？ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。（※ECナビはPeXの姉妹サイトです。）今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK！無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上！700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか？

簡単無料登録はこちら