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「なんか道路が“1回転”してるんだけど…」 東京の不思議な道に隠された“過去” なぜこんなカタチに?

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  • 乗りものニュース
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東京都内の道路で、高速道路のICやJCTでもないのに、地図上でクルリと「一回転」している場所があります。どのような道路なのでしょうか。歴史を紐解くと納得でした。

なぜここで「道路がくるり?」

 東京の道路地図を見ていると、高速道路のICやJCTでもないのに、道路が「1回転」している場所を発見。どのような道路なのでしょうか。

Large figure1 gallery9北府中駅の近くにある“1回転”する道路(画像:Google)。

 その場所は東京都府中市、JR武蔵野線の北府中駅の南側です。府中の森公園から新府中街道方面を東西に結ぶ「富士見通り」が、途中で“1回転”しています。

 回転しているところのすぐ西側には、JR武蔵野線が通っています。富士見通りはこの部分で地上の武蔵野線をまたぐ橋になっており、西側から来ると、次第に高度を上げていくのですが、線路を越えるとすぐ“ループ橋”になり、急カーブを描きながらスルスルと下りていくのです。片側には歩行者自転車道を併設しています。

 このように、橋の片方は通常の形で、片方はループという形状は、“長さが足りない”場合に採られることが多いです。ループのたもとでは、南北の幹線道路である府中街道に接続しています。通常の橋にしてしまうと、線路から府中街道までの長さが足りないため、このような形になったと考えられます。

武蔵野線の開通とほぼ同時期 でも「前史」が

 この橋は「富士見通り立体橋」といい、1973年に完成しました。ちょうど、武蔵野線の府中本町-新松戸間が開通した年です。

Large figure2 gallery10富士見通り立体橋。橋の西側は普通だ(乗りものニュース編集部撮影)

 ただ、この部分はもともと中央線の支線として存在した「下河原線」を転用した区間で、北府中駅も下河原線(中央線)所属の駅として、武蔵野線に編入される以前からありました。古い空中写真を見ると、もともとループ部分の近くには踏切があったことがわかります。

 さらに言うと、富士見通りの府中街道より東側も、もともと鉄道を転用したところです。1960年代の地図を見ると、北府中駅から東へ引き込み線が延びており、「米軍第五空軍府中基地」へ通じているのがわかります。これが、現在の府中の森公園です。

 ちなみに、橋より西側の富士見通りは、北側に広大な東芝府中工場があるため、北側から道路が交差しない区間が続きます。決して広くはありませんが、府中街道と新府中街道の行き来には便利な道路です。

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