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ゴミ箱の中に“アイスの袋”。うちは「許可制」なのに…食べたのは息子? ママの【事情の聞き方】が神だった

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  • マイナビウーマン
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「もう怒りたくないのに、止まらない……!」に効果バツグン!受講者の「満足度98%」 子育て実践講座を書籍化。『子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から、基本的な子どもへの対応方法を楽しく練習して身につける方法を紹介します。

前回までの記事はこちら

「カチンときてドッカーン」となりそうな場面に出くわしたとき、さあ、みなさんはどんな対応になりそうですか?

【聞く・考えさせる】「何があったの?」「次からはどうすればいい?」

最後に紹介するのは、「聞く・考えさせる」です。子どもに聞いたり、考えさせたりするために質問をします。

質問の内容は特別なものではなく、聞きたいことをシンプルに聞いていただければOKです。

大事なポイントは、子どもとの会話を青カードで進めていくために、親御さんの負の感情を乗せず、子どもを責めたりもせず、肯定的に質問をすることです。

(例)
①弟が泣いていて、おそらくお兄ちゃんが何かしたんだろうなあというとき
→兄弟に何があったのかを聞く
② おもちゃの取り合いになって、お兄ちゃんが弟を叩いたということがわかったとき
→兄弟に次からはどうすればよいかを考えさせる

「聞く・考えさせる」を肯定的に投げかけ、子どもの答えを受け止めて、以降のやり取りをほかの青カードにつないでいきます。

「聞く・考えさせる」でできることはいろいろありますが、使う頻度が高い&おすすめの使い方は次の3点です。

① 状況の確認
② 理解度の確認
③ 行動の検討

使える範囲は、日常の些細なしつけから、ドッカーン!となりそうな緊張感の高いやり取りまでととても広く、また子どもとの良質なコミュニケーションを生み出しやすい最強のカードです。

……なのですが、一つ間違うと簡単に赤カードになってしまうリスクの高さもあるクセの強いカードです(その紙一重な感じが筆者は大好きです)。

どんなふうに使うのか、さっそく3点について練習しながら確認していきましょう。

まずは、①「状況の確認」からです。

練習タイム!

こんなとき何と言う?

アイスを食べたのは誰だ⁉

太郎くんはお菓子やアイスをあるだけ食べてしまうので、食べるときはママの許可制になっています。あるとき、ママが知らないうちに、リビングのゴミ箱に太郎くんが好きなアイスの袋が入っていました。

状況から察するに、太郎くんがアイスをこっそり食べたのだと思われますが、今はまだ詳細はわかりません。

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では、アイスの袋がどうしてゴミ箱にあるのかを太郎くんに聞いてみてください。
太郎くんの回答に対して、「そうか、そうだったんだね」と返せるような肯定的な雰囲気で聞いてください。

こう言えたらOK!

「 アイスの袋がゴミ箱にあったんだけど、太郎くん、何か知ってる?」
「太郎くんがアイスを食べたの?」

「青カード」のためのヒント

まずは状況を確認しないと話が進まないことって、いっぱいありますよね。今の例でいえば、たぶん太郎くんが食べたんだろうけれど、ひょっとしたらパパかもしれません。あと、太郎くんが食べたのだとしても、何かやむを得ない理由があったかもしれません。

状況を確認できれば、「ほめる」「注意する」「共感する」などのポイントがわかりますし、それらがわかれば青カードの組み立ても決まっていき、肯定的に諭したり注意したりすることができるようになります。

また、状況を確認していくと、一方的に叱る流れを回避することもできます。

①「状況の確認」は、会話を青カード方向で進めるための大事な第一歩になります。

著:伊藤徳馬、イラスト:あべかよこ『子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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『子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」』では、この他にも子どもへの対応方法を楽しく練習して身につける方法がたくさん紹介されています。ぜひ書籍でもお楽しみください。

書籍『子どもも自分もラクになる どならない「叱り方」 』について

伊藤徳馬さんのプロフィール

民間企業を経て、2004年に茅ヶ崎市役所に入庁。2007年から子育て相談・児童虐待対応担当になり、2010年に子どもへの対応方法を練習する講座を事業化。
その頃から「市町村の児童虐待対応」や「簡易なペアレンティングの講座展開」などのお題で講座・研修講師をするようになる。 現在は、福祉の総合相談や計画を担当する部署に所属。プライベートの活動で、子育てを練習する講座「ちはっさく」を一般向けに実施したり、講座を実施する仲間を増やしたりしている。
現在、神奈川県、埼玉県、千葉県、鳥取県の十数か所の自治体・民間団体が「ちはっさく」を事業化しており、今後も増加する予定。 著書に『子どもも自分もラクになる どならない練習』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

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