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「たった6台しか停められない」超ミニPAができたワケ 「日本一狭いんじゃ…」の声も 高速入ってすぐの場所にナゼ?

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極めて狭い「ミニPA」

 首都高速や阪神高速といった都市高速には、立地の制約からPAなどの休憩施設が多くありません。あっても狭いものがほとんどですが、極めつけに狭いのが、阪神高速のその名も「ミニPA」と名づけられた2か所でしょう。

Large figure1 gallery9弁天町ミニPA(乗りものニュース編集部撮影)

 ひとつが、12号守口線上りの森小路ミニPA(大阪市旭区)、もう一つが17号西大阪線上りの弁天町ミニPA(同・港区)です。どちらも、駐車台数は普通車4台、大型車1台、身障者用1台の計6台のみ。駐車マスとトイレと自販機があるだけです。

 両者は立地も不思議で、弁天町ミニPAは、国道43号から西大阪線の終端である「安治川」の入口を入ってすぐ左側、森小路ミニPAもまた「森小路」入口を入ってすぐ右側に現れます。いずれも反対車線側にはPAにはありません。「これから高速道路に入るぞ」という場所に、なぜわざわざPAを設けたのでしょうか。

 弁天町ミニPAについて阪神高速は次のように話します。

「弁天町ミニPAは、1987(昭和62)年に設置しました。84年度に実施した「高速道路利用者サービスに関する調査」で、公衆電話や公衆トイレ等の施設を備えたPAの設置要望が多くみられたことから、今後建設される路線だけでなく既供用路線についてもPAの整備を進めることとなり、かつてあった料金所の跡地である拡幅部がある弁天町にPAを設けました」

 料金所の跡地といった遊休スぺースをPAにしたのは、森小路ミニPAも同じで、現在は実質的に森小路出入口のランプとなっている「森小路線」の延伸用スぺースを活用して1991年に設置されています。この延伸計画は無くなっています。

なんで「入ってすぐ」なの…?

 弁天町ミニPAの「西大阪線に入ってすぐ」という立地については、「国道43号から17号西大阪線に入ってすぐの場所に存在しますが、神戸、尼崎方面から継続して17号西大阪線をご利用の方は長時間の運転となる方もいらっしゃいますので、そのようなお客さまを中心にご利用いただいていると思われます」とのこと。

Large figure2 gallery10森小路ミニPA(画像:阪神高速道路)

 この通り、西大阪線は尼崎方面から続く国道43号、かつての「第二阪神国道」と実質一体化しており、国道43号はトラックの利用も多い重交通路線です。森小路入口もまた、奈良県生駒市方面から大阪の四条畷市、門真市を経て大阪都心部へ通じる国道163号からの利用がほとんどの入口です。

 コンビニも今ほど多くなかった時代、遠方から一般道経由で阪神高速へたどり着いた人を迎えるミニPAの存在価値は、いまとは違ったのかもしれません。

 ちなみに、尼崎市の3号神戸線にも同じ規模の尼崎ミニPAがありましたが、2019年に料金所跡地を活用してリニューアルされ、収容台数43台の「尼崎PA」として生まれ変わりました。一方、14号松原線の上りにあった三宅ミニPA(大阪府松原市)が、松原線に接続する6号大和川線の整備事業に伴い廃止された事例もあります。

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