菊地亜美さん「胸がグッと苦しく」なった長女の本音がせつない。「ママ怒っちゃうもんな……」

第二子を妊娠中の菊地亜美さんがYouTubeでワンオペナイトルーティンを公開。もうすぐお姉ちゃんになる4歳長女の複雑な心境吐露に、思わず泣いてしまったと明かしました。

■長女の「お願い」に涙

菊地亜美さんは2020年8月に第一子の女の子を出産し、3月に第二子を出産予定。

今回の妊娠では長女のときよりもお腹が大きくなるのがかなり早く、妊娠6ヶ月にして「第一子の妊娠9ヶ月の時と同じ腹囲」だったという菊地さん。動画でもかなり大きく、「やばいでしょこのお腹の大きさ、横から見たら」と言うほど。

動画では夫不在の日のワンオペナイトルーティンを撮影し、親子の夕飯作りからカメラを回しています。

出産まであと一ヶ月となりますが、片栗粉をまぶしたサバを焼きながら、最近の長女の様子を明かした菊地さん。お姉ちゃんになるということへの嬉しさと同時に複雑さもあるそうで、「早く赤ちゃん生まれてこないかな？」「私のお洋服貸してあげる！」とよく言っているそうですが、先日の朝起きてすぐ、長女がお祈りポーズをして何かを必死にお願いしていたといいます。

何をお願いしたのか尋ねると、「ママ怒っちゃうもんな……」と言い渋るので、「え、何？ 怒んないよ。なんて言ったの？」と聞いたところ、長女は「赤ちゃんが来ませんように」「私だって抱っこしてほしいもん」と胸の内を明かしました。

「それ聞いてこっちまで胸がグッと苦しくなって」と泣きそうな表情の菊地さん。「深い意味はないのかもしれないけど……」等と話していると、リビングから「ママちゃん大好きだよ！」という可愛らしい声が。

瞬時に笑顔に切り替えた菊地さんは、料理の手を止めて「おいで。ママ抱っこしてあげようか？」と腕を伸ばし、元気にやってきた長女をしっかり抱き上げました。

3人家族の時間はあとわずか。赤ちゃんを迎える準備はできているものの、残り少ない3人の時間を楽しんでいる、と話していました。

■第二子妊娠、不安な上の子にしてあげたいこと

第二子を妊娠してから、長子の感情が不安定になったり、すごく甘えん坊になったり、というのは多くのママパパが感じるところ。二人目を妊娠した際の第一子の変化はよく見られる現象で、これを心理学上では「退行現象」と呼んでいます。一般的には「赤ちゃん返り」とも呼ばれるものです。

子どもであっても、これまでの生活が変化することを敏感に感じ取り、漠然とした不安を覚えるものです。その葛藤や嫉妬心が「赤ちゃん返り」という現象で表れることは多くあり、感情の起伏が激しくなったり、夜泣きをするようになったり、着替えや食事を自分でしなくなるなどママやパパに甘えたがったりします。

そんなときは、子どもが生活の変化をゆっくり受け入れられるよう、「ママは、あなたの安全基地だよ」というメッセージ・基本的信頼感を、「抱きしめる」ということにより再確認させてください。また、言葉で「ママはあなたのことが大好きよ」と明確に伝える、笑顔で「こっちおいで～」など愛情を表現してあげると、言われた子供もうれしいに決まっています。

妊娠後期はおなかも出てきて張りやすくなるので、座って抱っこをするといいですね。おすすめは後ろから抱きしめてあげて耳元や斜めから優しい声で伝えてあげること。子どもにとってちょっと特別感が出ますから、お母さんのお腹にいた時のようなリラックスさせる対応をしてあげてください。上の子のためにもママのためにも、2人の時間を大切にしましょう。

参照：
【医師監修】二人目妊娠後の上の子の変化（不安定さや夜泣き）への対処方法

（マイナビ子育て編集部）

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