【漫画】「こんなこと起きる?」認知症の祖母の介護で知った“意外な一面”に「かわいい」「ほっこりする」【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「ばとわたし。」のカット(麻耶さん提供)
ブライダル音響・裁量トレーダーの麻耶さんの漫画「ばとわたし。」が、Xで話題となっています。
認知症の祖母の介護をすることになった作者。その生活の中では、それまで思いもよらなかったような出来事が次々に起こり…という内容で、読者からは「エピソードがかわいい」「作品の更新が楽しみ!」などの声が上がっています。
大変だけじゃない…介護で見えた意外な日常
麻耶さんは、Xやインスタグラムで漫画を発表しています。麻耶さんに作品について話を聞きました。
※この漫画は現在も連載中で、続きは麻耶さんのXのアカウントで読むことができます。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
麻耶さん「小学校低学年くらいだと思います。友達と描いた漫画を交換して読み合ったりしていました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
麻耶さん「祖母の家のリビングで暮らすことになったのですが、今ほど仕事もしていなかったため、祖母と2人きりの閉鎖的な環境になることに不安を感じていました。さらに、知らなかった介護の現実が次々と起こり、ネタがたまったこともあり、それを発散するような形で漫画を描き始めました」
Q.おばあさまの介護をすることになったとき、最初はどのようなお気持ちでしたか。
麻耶さん「いろいろな出来事が重なり、いいタイミングだと感じていました。会社員を辞めることやアパートの更新に加え、推しが亡くなり、会いに行かなかったことを後悔していたこともあって、祖母孝行したいと思っていた頃でした。決め手は、叔母が『おばあちゃんがエアコン止めちゃう季節になるなぁ…』と嘆いたことです」
Q.介護する前と比べて、おばあさまとの関係性は変わりましたか。
麻耶さん「祖母は私のことを明確に『孫』と認識していないため、関係性自体は特に変わっていません。ですが、元々孫に対して声を荒げたり怒ったりする人ではなかったので、今、祖母の独り言を聞くと、知らなかった一面に驚きます(笑)」
Q.ご家族の中で、介護についてどのように役割分担をしていましたか。
麻耶さん「ほとんどを叔母に任せきりで、母は週に数回、夕食を届けがてら様子を見る程度でした。私は離れて暮らしていたため何もできず、叔母の負担の大きさが気になっていました。実際に介護をしてみて、『こんな大変なことを1人でやってくれていたのか』と、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
Q.認知症のおばあさまと向き合う中で、ご自身の考え方に変化はありましたか。
麻耶さん「介護には『大変』というイメージしかなかったのですが、『悪いことばかりではない』と感じています。目に見えて分かるくらい病状は悪化していくので、もちろん大変なこともありますが、『ネタをくれてありがとう』と思いながらお世話しています(笑)」
Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
麻耶さん「『介護は大変そうだけど、どこかほっこりする』といったコメントをいただくことが多く、『毎週木曜の更新が楽しみ』と言ってくださる方もいます。継続して見てくださる方の存在に支えられ、描き続けることができています。とてもありがたいです」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
麻耶さん「このエッセー漫画を長く続けられたらなぁと思っています。ネタはたくさんあるので(笑)。長く続けるためにも、祖母には長生きしてほしいです」
オトナンサー編集部
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