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7月7日はエンタメ記念日?特撮の神、国民的RPG、あの国民的飲料が生まれた日!

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7月7日といえば、多くの人が短冊に願いを込める「七夕」を思い浮かべますよね。 織姫と彦星が年に一度だけ会える、ロマンチックな日です。

しかし、この特別な日が、日本のエンタメ史において、いくつもの「願いが叶った日」、つまり、後世に巨大な影響を与えることになる「誕生日」だったことはご存知でしょうか?

今回は、7月7日に起こった3つの大きな出来事を深掘りしていきます。 「特撮の神様」の誕生、伝説のRPGの発売、そして国民的飲料の誕生秘話…。 それぞれの物語に隠された、驚きの豆知識やうんちくをご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください!

1901年7月7日:「特撮の神様」円谷英二、誕生

引用元:https://tsuburaya-prod.com/company/founder

今から120年以上前の1901年7月7日、後に「特撮の神様」と称されることになる円谷英二氏が、福島県須賀川市で生を受けました。 彼の功績を讃え、この誕生日は「特撮文化推進事業実行委員会」によって正式に「特撮の日」として制定されています。

円谷英二といえば、1954年の映画『ゴジラ』で特殊技術を手掛け、着ぐるみと精巧なミニチュアワークを駆使して、世界中の度肝を抜いた人物です。 その後、円谷プロダクションを設立し、『ウルトラQ』や『ウルトラマン』といったテレビシリーズを世に送り出し、日本中に「怪獣ブーム」を巻き起こしました。 彼が築き上げた特撮というジャンルは、今なお国内外の映像作品に計り知れない影響を与え続けています。

うんちく:特撮の原点は「空への憧れ」

円谷監督の創造性の原点が、幼少期の「空への憧れ」にあったことは、彼の人生を語る上で欠かせないエピソードです。 少年時代の円谷氏は、日本で初めて行われた公式飛行に強く感銘を受け、飛行機の操縦士になることを夢見ていました。 その情熱は凄まじく、模型飛行機の制作に没頭し、小学6年生にして金属製のエンジンまで自作するほどだったといいます。

この空を飛びたい、不可能を可能にしたいという強い衝動こそが、彼の特撮技術の根幹をなしています。 彼の夢は、パイロットになることから、映像の世界で「あらゆるものを飛ばし、物理法則を超えた光景を創り出す」ことへと昇華されていきました。 彼の特撮は単なる映像技術ではなく、一人の少年の夢の続きだったのです。

2000年7月7日:「原点回帰」の傑作!『ファイナルファンタジーIX』発売

引用元:https://jp.finalfantasy.com/ffix25th#:~:text=2000%E5%B9%B47%E6%9C%887,25%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%82%92%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

2000年7月7日、株式会社スクウェア(現:スクウェア・エニックス)は、プレイステーション用ソフト『ファイナルファンタジーIX』(FF9)を発売しました。 全世界で累計出荷本数550万本以上を記録し、今なお多くのファンから傑作として愛され続けている作品です。

FF9の最大のテーマは「原点回帰」でした。 SFやサイバーパンクの色合いが濃かった『FFVII』『FFVIII』から一転し、タイトルロゴに描かれたクリスタル、SDにデフォルメされたキャラクターデザイン、中世ヨーロッパを思わせるファンタジーな世界観など、シリーズ初期の要素を全面的に打ち出しました。

うんちく:可愛い見た目に隠された「生と死」の哲学

FF9は、その「絵本のような世界観」としばしば評される、温かみのあるビジュアルが特徴です。 しかし、その可愛らしい見た目の裏で描かれる物語は、驚くほど成熟した哲学的なテーマを内包しています。

その象徴が、黒魔道士のビビというキャラクターです。 彼は、自分たちが兵器として作られ、定められた短い寿命しか持たない存在であることを知ります。

生きてるってこと証明できなければ死んでしまっているのと同じなのかなぁ…

自らの存在意義に悩み、そう問いかける彼の旅路は、多くのプレイヤーの胸を打ちました。

この可愛らしいビジュアルと、シリアスで深遠なテーマの意図的な融合こそが、FF9の芸術性を高めています。 親しみやすい入り口からプレイヤーを物語に引き込み、生と死、存在意義といった普遍的な問いを投げかける。 この巧みな手法により、FF9は他のシリーズ作品にはない、唯一無二の感動と余韻を生み出すことに成功したのです。

1919年7月7日:「初恋の味」はモンゴル生まれ?「カルピス」発売

引用元:https://www.calpis.info/knowledge/history/

そして最後は、私たちの生活に深く根付いている国民的飲料です。 1919年7月7日、日本初の乳酸菌飲料として「カルピス」が発売されました。 以来100年以上にわたり、世代を超えて愛され続けるこの飲み物の誕生には、壮大な物語が隠されていました。

カルピスの生みの親は、三島海雲という人物です。 物語の始まりは日本ではなく、なんと内モンゴル。 当時、雑貨商として大陸で事業を行っていた彼は、長旅の末に体調を崩してしまいます。 そんな彼を救ったのが、現地の遊牧民が日常的に飲んでいた「酸乳(さんにゅう)」と呼ばれる発酵乳でした。 この酸乳の力に感銘を受けた海雲は、「この健康に良い飲み物を日本の人々にも届けたい」という強い思いを抱き、カルピスの開発へと乗り出すのです。

うんちく:「カルピス」と七夕、運命の糸で結ばれた水玉模様

「カルピス」という名前は、当時の日本人に不足しがちだった「カルシウム」の「カル」と、仏教の教えで最上の味を意味するサンスクリット語「サルピス」の「ピス」を組み合わせた造語です。

そして、あの象徴的な「水玉模様」のパッケージ。 これもまた、偶然のデザインではありません。 1922年に初めて採用されたこの模様は、発売日である7月7日の七夕にちなんで、夜空に輝く「天の川」をイメージしてデザインされたものでした。

これは、100年以上も前から実践されていた、見事な統合ブランディング戦略です。 創業者・三島海雲の「健康」への願い、近代「科学」(カルシウム)と古代の「精神性」(サルピス)を融合させたネーミング、そして日本の伝統的な「文化」(七夕)と結びついたパッケージデザイン。 これら全てが、7月7日という発売日を軸に、一つの壮大な物語として紡がれているのです。

まとめ:7月7日は、願いが叶った日

ここまで見てきたように、7月7日は日本のエンタメ史において、奇跡的な「誕生日」が重なった特別な日でした。

  • 空を飛びたいと願った少年が、やがて銀幕でヒーローを飛ばせた日。
  • 最高の冒険を届けたいと願ったクリエイターたちが、心に残る物語を発売した日。
  • 人々の健康を願った一人の男が、国民的な飲み物を生み出した日。

7月7日は、星に願いをかける日。 そして、円谷英二、『ファイナルファンタジーIX』、カルピスという、日本のエンタメ界を照らす「星」が生まれた日でもありました。 今年の七夕は、夜空の天の川を見上げながら、この素晴らしい偶然に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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