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あのダイハツがガチで造った“軽デコトラ”が凄まじい!ガチ勢も頷く納得の造形…裏には緻密な“計算”も

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軽自動車メーカーが本気でデコトラを作ったら?

 2026年1月に開催された「東京オートサロン2026(TAS2026)」で、ダイハツ工業が出展した一台の軽トラックが来場者の注目を集めました。ハイゼットトラックをベースに、いわゆる“デコトラ”の様式を全面的に取り入れた「ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)」です。

Large figure1 gallery1 ハイゼット トラック PTO ダンプ 大発命(ダイハツメイ)(布留川 司撮影)

 メーカー自らがデコトラを製作するという珍しい取り組みで、その完成度の高さは本物のデコトラマニアやファンからも驚きをもって受け止められていました。

 デコトラは昭和の高度経済成長時期のトラックの普及を背景に、ドライバーやオーナーが車で個性を表現するために始まったカスタム文化といわれています。そして、その美麗なデザインが映画業界にも注目されたことから、1975年にデコトラとトラック乗りをメインテーマにした映画『トラック野郎・御意見無用』が公開され、同作の大ヒットによってデコトラの存在は世間に広く知れ渡るものとなりました。

 デコトラといえばド派手な見た目ばかりが注目されますが、そこには長い歴史と文化があり、その過程で架装品やカスタム方法が洗練されていきました。「大発命」はそのデコトラの文法ともいえるモノを手本にしており、本物のデコトラに引けを取らない超本格派のクオリティーで造られているといえます。

デコトラファンも「あ、これ本気だ」と唸る出来

 運転席のあるキャブとダンプ部分のベースカラーは明るい青で塗装されていますが、その色も単色ではなくデコトラでよく見られるフレーク(ラメ)塗装で仕上げられており、間近でみるとキラキラと光る無数の粒子が見えます。

Large figure2 gallery3 デコトラ仕様のハイゼット「大発命」のリアビュー。ダンプアップはエンジンの動力で稼働させるPTOで行える(布留川 司撮影)

フレーク塗装は粒子を表面に均等に塗るのが難しく、塗装作業自体を3~4回以上繰り返し、そのあとに仕上げでさらに多くのクリア塗装を重ねます。非常に手間と費用の掛かる塗装方法であり、本来は利益追求の商業車で使われる手法ではありませんが、それを敢えてトラックでやるのがデコトラの凄みといえるでしょう。

 キャブの上部には王冠のようなシートキャリア、フロントとドアの窓の上部にはバイザーが取り付けられています。一部の表面は円の図形が並んだ独特な模様になっていますが、これもデコトラでは定番の「ウロコステンレス」と呼ばれるものです。

 円弧状の凹凸パターンが連続して刻まれた模様は、ステンレス架装品が多いデコトラでは定番で、プレスやバフなどで円弧を一つずつ入れて加工されています。

 フロントバンパーは通常よりも大きい縦長で面積が大きく、メッキ仕上げになっていますが、こちらはデコトラのキャデラックバンパー(アメ車のキャデラックに由来)を意識した特注品で、左右には行灯と呼ばれる文字入りの電飾パーツも装着されています。

 デコトラのキャデラックバンパーは前方大きくせり出しているものも多く、ラッセル型や舟形といった異なる形状のバンパーも存在していますが、「大発命」では軽自動車の元の寸法を超えないように敢えてこのデザインにしたそうです。このトラックは完全なイベント車であり公道を走行することはできませんが、それでも道交法を遵守する姿勢は自動車メーカーとしての矜持なのかもしれません。

デコトラマニアの担当者が考えた本格派

 この「大発命」の製作を担当したのはダイハツのブランド推進室に所属する米山知良氏で、じつは個人的にデコトラに興味をずっと持っており「『カミオン』(芸文社発行の老舗デコトラ専門月刊誌)も30年ぐらい読んでました」というマニアとしても筋金入りの方でした。「大発命」へのこだわりは、その担当者が生粋のデコトラマニアであることが理由だといえます。

Large figure3 gallery2 キャブ部分に取り付けられた大きなバイザーと、上部のシートキャリア。ウロコステンレスでドレスアップされているが、バイザーは前後を短くして、標準の全長を越えないように加工されている(布留川 司撮影)

 しかし、ダイハツのブランドで制作する以上、そこには「個人の好み」以上の理由が必要です。

 デコトラという表現方法を使っていますが、「大発命」にはダイハツという会社の歴史と、それ見た人々を面白くさせる様々な意味が込められています。

 フロントバイザー部分には「お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする」というダイハツ創業以来のフレーズを入れ、キャデラックバンパーの行灯には本社のある大阪府池田市と、ハイゼットを生産している工場のある大分県中津市の地名に因んだもの。

 荷台のダンプ部分にはダイハツが過去に生産した吸入ガス発動機やミゼットの手書きアートが入れられており、ダンプアップすると歴代ミゼットをモチーフにしたパネルと、それを使った輪投げまで出来るようになっています。

 これ以外にも「大発命」の細部のパーツやそこに書かれたイラストや文字には、すべてにデコトラへのリスペクトとダイハツの歴史が込められており、それは「ただ派手にしてみた」という単純なものではありませんでした。

「大発命」は今後もさまざまなイベントで展示を行なう予定とのことで、これからも目にする機会があるでしょう。もし、直接見る機会があったら、「ギンギンギラギラ」な全体だけを見て満足するのではなく、細部の見事な仕上がりと、そこに込められたダイハツの歴史も読み取ってみましょう。

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