関東の「鉄道廃止代替バス」も一部廃止へ 47.7km一挙廃止の大ナタ 運転手不足で 茨城
- 乗りものニュース |

関東鉄道は2025年10月1日、茨城県南部の路線バスについて、4路線合計47.7kmを廃止する届出を行ったと発表しました。この中には、かつて鉄道の廃止代替バスとして設定された路線も含まれています。
かつての私鉄の終点「鉾田」からほぼバス撤退
関東鉄道は2025年10月1日、茨城県南部の路線バスについて、4路線合計47.7kmを廃止する届出を行ったと発表しました。この中には、かつて鉄道の廃止代替バスとして設定された路線も含まれています。
関東鉄道グループのバス。茨城空港発着の路線は維持される(乗りものニュース編集部撮影)。
次の路線について、2026年3月いっぱいで運行を終了するとしています。路線名:廃止区間(廃止キロ)の順に記載します。
(1)石岡・鉾田線(かしてつバス):鉾田駅~玉造中学校前(13.5km)
(2)石岡・土浦線:ヒルズガーデン美野里~行里川入口、国府3丁目~千代田庁舎前、西山~清水南(計9.6km)
(3)鉾田・水戸線(海老沢線):鉾田駅~城之内原(12.4km)
(4)鉾田・水戸線(大和田線):鉾田駅~西三角(12.2km)
廃止停留所数は82か所におよび、うち49か所が鉾田市内に所在。鉾田市の一般路線バスの多くから撤退することとなります。
(1)の「かしてつバス」は、2007年に廃止された鹿島鉄道(石岡~鉾田)の代替バスですが、今回の路線再編で鉾田までの直通がなくなります。この「かしてつバス」は、鉄道の廃線跡の一部を活用した約7kmのバス専用道を経由した茨城空港連絡バスの役割も担っており、「茨城空港を拠点とした運行に再編」するということです。
また、鉾田と水戸を結ぶ2路線も鉾田市内の区間のほとんどが廃止となります。なお、鉾田市には東京駅直通の高速バス(東関東道経由)を関東鉄道が運行しています。
このほか、常磐線の土浦、神立(土浦市)、石岡(石岡市)の各駅を発着する系統も、自治体をまたぐ区間が廃止となり、それぞれの駅と近郊を結ぶものに再編されます。
廃止の理由として関東鉄道は、利用者の減少とともに、運転手不足にともなう輸送力不足を挙げています。運転者数は2005年の658人から2020年には567人に減少。2024年には、グループ乗合バス会社を統合して653人となりましたが、それでも2005年時点の運転者数とほぼ同等程度ということです。
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