海自「空前の巨大戦闘艦」整備へ準備着々! 強力な防空能力の「肝」ついに試験開始
- 乗りものニュース |

イージス・システム搭載艦の1番艦に搭載するアメリカ製装備品の陸上統合試験が開始されました。
米国製装備品の陸上統合試験が開始
防衛省は2025年9月30日、イージス・システム搭載艦の1番艦に搭載するアメリカ製装備品の陸上統合試験が開始されたと発表しました。
現時点で最新のイージス艦となる海上自衛隊まや型(画像:海上自衛隊)。
イージス・システム搭載艦は、配備が中止された陸上配備型イージス・システム「イージス・アショア」の代替となる艦艇です。従来のイージス艦は、対空レーダーとしてSPY-1を搭載するのに対し、イージス・システム搭載艦は、アメリカ本土に配置されている弾道ミサイル探知用の「長距離識別レーダー(LRDR)」をベースに開発されたSPY-7レーダーを搭載します。
アメリカの大手防衛関連企業であるロッキード・マーチンは2025年7月、イージス・システム搭載艦1隻分に搭載するAN/SPY-7レーダーのアンテナ(計4面)を防衛省に納入したことを明らかにしています。
イージス・システム搭載艦の基準排水量は1万2000トン、速力は約30ノット(約55.6km/h)。動揺に強く、居住性も向上させる方針が示されています。乗組員は約240人となる見込みで、これまでのイージス艦より20%以上の省力化が図られます。1番艦は2027年度、2番艦は2028年度の就役が予定されています。
なお、艦種記号はこれまでのイージス艦と同じ「DDG(ミサイル駆逐艦)」ではなく、「CG(ミサイル巡洋艦)」となることが明らかになっており、就役後は西側で最大の水上戦闘艦となる見込みです。主にBMD(弾道ミサイル防衛)を担当し、「最新鋭イージス艦と同等以上の能力」を備えた艦となります。
防衛省は、来年度予算の概算要求に「イージス・システム搭載艦の整備に伴う関連経費」として802億円を計上。各種試験の準備を進める方針を示していました。
今回の試験は、アメリカ製装備品をイージス・システム搭載艦の1番艦へ搭載した際に、万全に機能を発揮できるかどうかを確認するもの。SPY-7レーダーやイージス武器システムを相互に連接させ、目標の捜索や探知などを含むイージス武器システムで、処理が適切に行われることを確認するとしています。試験はニュージャージー州モーレスタウンにあるロッキード・マーチンの生産試験センターで実施されました。
今後、2番艦向けのアメリカ製装備品についても同様の陸上統合試験を実施した後に日本へ輸送され、建造中の船体に搭載される予定となっています。
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