【バッグの中身】産育休明けに管理職に昇進したキリン『晴れ風』ビールマーケターの通勤バッグをチェック
- マイナビウーマン |

取材・文:ミクニシオリ
撮影:三浦晃一
編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部
自分らしいしごとバッグとは、ライフステージやその時の環境次第で移り変わっていくもの。しごとバッグは、私たちにとって写し鏡のような存在です。
キリンビール株式会社で、スタンダードビールの新ブランド『晴れ風』のアシスタントブランドマネージャーとしてはたらく村井志帆さんも、働き方や自分のライフステージの変化に合わせて、しごとバッグを変えたばかり。
「ママになって生活や時間の使い方、カバンの中身もガラッと変わった」という村井さんのしごとバッグには、はたらくママの工夫が詰まっていました。
村井志帆さん
キリンビール株式会社マーケティング部新価値創造担当。2016年キリンビールに入社。神奈川県にて業務用営業を担当後、2019年より現在のマーケティング部にて主にビール類のブランドマネジメントを担当。「グリーンズフリー」の開発や一番搾りのマーケティングに携わったのち、「キリンビール 晴れ風」の開発をネーミングやコンセプト段階から手掛ける。現在はアシスタントブランドマネージャーとして「晴れ風」を担当。
最近変えたばかりだという村井さんのしごとバッグは、Longchampの定番ナイロンバッグ「ル プリアージュ®」。
「もともとファッションで個性を表現するのが好きなタイプで、しごとバッグも人と被らないものを使っていました。だけど昨年子どもが生まれて、出退勤に保育園の送り迎えがあったり、平日も持ち歩く荷物が増えたりしたので、革製のおしゃれだけど重いバッグは持ち歩くのにも限界があると感じました。そこで、子どもと一緒にいる時にも便利な、大容量のナイロンバッグをセレクト。
使い始めて、多くの方が持たれている定番バッグであることに納得! ちょっと床に置いたりしても気にならないし、何より軽くて、使い勝手のよさが気に入っています」
トートとしても肩にかけやすく、ショルダーストラップをつけることもできる機能的なおしごとバッグ。平日の帰り道にスーパーで買い物した時だって、安心感のあるサイズ感。収納力もありそうなので、バッグの中身を広げてもらいました。
●バッグの中身
1 社用PC
2 社用スマートフォン
3 私用スマートフォン
4 Familiar エコバッグ(Mサイズ)〈Shupatto〉
5 mukuのヘアクリップ
6 資料、仕事用ノート
7 Familiarのおやつ用巾着
8 PRADAのお財布
9 イヤホン、鍵
10 フェイラーのハンカチ
11 Familiarの薬、筆記用具ポーチ
12 Familiarのメイクポーチ
13 LOEWEの名刺入れ
これだけ入っても「バッグは半分しか埋まっていない」というのだから、さすがのLongchamp。バッグの中はお仕事中の必需品から、忙しい村井さんを助けてくれるというサポートアイテムまで、いろいろ入っているのだそう。
かわいい巾着ポーチの中からは、集中力が切れた時に食べるというおやつが。ポーチは神戸発祥のベビー服・子ども服ブランド「familiar」のアイテム。関西出身の村井さんは小さい頃からfamiliarのお洋服を着ていたそうですが、ここ最近のマイブームでもあるんだとか。
「自分が子どもを持ってから、また気になるようになってきたブランドです。子ども服はもちろん、小物類がかわいくて、ついつい手に取ってしまうんです」
退勤後のお買い物の時に使っているというエコバッグもfamiliarのもの。クラシカルなチェック柄が印象的で、最近は若いママたちの人気も集めているそうで、アイテムによっては即完してしまうものもあるのだそう。
「子どもがサンリオキャラのハンギョドンに似ていて、気づいたらグッズを集めるようになってしまいました」
キーケースやイヤホンケースにも「ハンギョドン」が。オフィスで働いている時にも、アクキーやハンギョドンを眺めながら癒されているのだそう。
「文房具や、お薬を入れているポーチも毎日持ち歩いています。ポーチには、夫と子どものアクキーをつけています(笑)」
また、お仕事中は、A4サイズの大学ノートが欠かせない存在だという村井さん。
「ゼロからイチを生み出すような抽象的なアイデア出しの時や、頭の中を整理したい時には、PCで文字を打つよりノートに自由に書き出したい派です。紙に書き出した方が忘れないので、仕事で必要なメモもノートにしています。仕事中に読み返すことが多いので、使い終わったノートも一緒に持ち歩いています。産休前から利用しているので、これらは『晴れ風』ノートですね」
新卒でキリンビール株式会社に入社し、業務用営業を担当した後、2019年より現在のマーケティング部にて主にビール類のブランドマネジメントを担当している村井さん。もともとマーケティングに興味があり、自分から異動を希望していたそう。
「様々な商品・企画開発を経験させていただいたのち、社運をかけたビール新商品(のちの『晴れ風』)の開発を任されたときは、不安もありましたが、前向きな気持ちでした。ネーミングや商品戦略、パッケージづくりなど一貫して開発を担当させてもらうのは貴重な経験。実は、発売直後に産休に入ることが決まっていたので、無事目標を上回るヒットとなり、少しほっとした気持ちでプライベートのステージを進めることができました」
2024年4月に発売した『晴れ風』は、17年ぶりのスタンダードビール新ブランド※で、ビールとしてのうまみと飲みやすさを両立させたバランスの良い味わいが特徴です。
「会社としても久しぶりの定番ビールの開発で、どこから考えていくかは悩みました。だけど一番は、自分がいち消費者として商品棚の前に立った時に、心から手を伸ばせるものを作りたかった。世の中がどんどん変化しているからこそ、皆さんが考える“定番ビール”にも新しい提案の機会があるのではないかと考え、私と同じ若い世代の人々まで“自分のためのビールだ”と思えるようなビールをつくりたいと考えました」
商品棚の中でも目立つ独自のブルーのパッケージ。コンビニなどの商品棚でもよく目立つので手に取りやすく、明るい気分なると好評であるそう。たしかに晴れた日の公園にも似合いそうな、爽やかなパッケージです。
「『晴れ風』という名前には、お客様や世の中を晴れやかにし、良い風を吹かせたい、という想いを込めました。私も、休日はよく近所の公園でのんびり『晴れ風』を飲むんです。なんでもない日でも、晴れ風を飲めば、心に『ハレ』ができて、ふと幸せを感じるようなビールにしたい、と考えて開発しました」
晴れ風のパッケージには、他のビールにはないこだわりポイントも。パッケージ正面の二次元コードを読み込むと、晴れ風独自の取り組みである、「晴れ風ACTION」の専用サイトにアクセスできます。
「キリンビールとしても私個人としても、日本を晴れやかにしたいという思いがあって、売上の一部をビールがお世話になってきた日本の風物詩に寄付しているんです。たとえば、日本中で樹齢を迎えつつある桜や、徐々に運営が難しくなっている各地の花火大会。ビールはいつだって季節の風物詩と一緒に楽しまれてきたので、今度は恩返ししていきたいという気持ちで、お花見や花火大会などの風物詩を未来に繋ぐ取り組みを行っています」
ビールが売れた時点で一部が寄付に回っているそうですが、私たちが二次元コードを読み込むと、購入に関係なく1日1回誰でも寄付ができるんだとか。自分の育ったふるさとや思い出のある旅行先など、応援したい自治体を選ぶこともできます。
実は産育休中に昇格試験に合格し、管理職として会社に復帰してきた村井さんは、晴れ風を「もっと多くの消費者に選んでもらうビール」にするために、産育休以前と変わらず忙しく働いているのだそう。育児との両立で、時間の制約は多くなっているそうですが、なぜ今も精力的に働くことができているのでしょうか。
「産育休中に昇格試験を受けられたのは、私としてはとてもありがたい制度でした。今まで仕事のことばかり考えてきた生活から一転、初めての子育てに専念する生活も充実していたのですが、思ったより早く、仕事に戻りたいな、という気持ちが湧いてきたんです。自分のキャリアに改めて向き合うなかで、産育休後に管理職が務まるのか不安はありましたが、思い切ってチャレンジすることにしました。
育児と管理職の両立は、大変じゃないといえば嘘になります。ただ、仕事では全部を一人でこなそうとするのではなく、メンバーや上司に頼ることができるようになりました。限られた時間の中で、ブランドやチームにとって自分が大きく貢献できそうな部分を見定めて、なるべく時間効率を高めながら働くことを意識しています。
それと、子どもとの時間はなるべく削らないようにしています。自分が後ろめたい気持ちにならないよう、子どもとの時間はしっかり確保しながら、心身の健康第一で、早寝早起きの生活を心がけています」
自分らしい働き方、生き方を実践するために、優先順位を意識して生活するようになったという村井さん。バッグ選びやファッションなども、子どもと過ごしやすいことを最優先に、気分も上がるものを選ぶようにしたところ、無理なく今の自分を愛せているといいます。
「仕方ないなと妥協してしまうのではなく、今の自分が自然体でいられる選択を自然に受け入れています。もちろんそれだけじゃあストレスが溜まる時があるから、休みの日などは、家族と一緒に、晴れ風をのんびり楽しんだりします。仕事と家庭を両立する私なりの正解を模索することで、次に人生のステージを進めていく後輩たちも、不安なく自分らしい選択ができたらいいなと思います」
日本の未来と会社の未来を明るく思い描く村井さんの表情は、まるで晴れ風のように爽やかなのでした。
※プレミアム・クラフト・販売先限定品・既存ブランド派生品を除く
◇晴れ風ACTIONへの参加方法
(1)「晴れ風」をご購入いただくと、 350ml 1缶につき0.5円、500ml 1缶につき0.8円、中びん1本につき0.8円、3Lペットボトル 1本につき4.8円が自動的に寄付されます。
(2)また缶の裏面・中びんに印字された二次元コードなどから専用サイトにアクセスすると、1日1回0.5円分の“晴れ風コイン”が無料で付与され、応援したい自治体を選んで寄付することが可能※です。
※ 晴れ風コインでの寄付金額には上限がございます
(3)専用サイト上では、本取り組みの概要や参加自治体、寄付総額などが確認できます。また晴れ風コインで寄付をした自治体に対して、応援メッセージや思い出などを写真とともにサイト上に投稿したり、SNS上で寄付したこと証明する「参加証明書」をシェアすることも可能です。
▼晴れ風ACTION専用サイト
https://harekaze.kirin.co.jp/
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