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「隠れ糖尿病」はなぜ健康診断で見逃されるのか…糖尿病歴30年の専門医が指摘する《決定的理由》

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「隠れ糖尿病」なぜ見逃される?
「隠れ糖尿病」なぜ見逃される?

 健康診断の血液検査で、指摘を受ける人も少なくない「血糖値」。糖尿病の発症を気にする人にとっては重要な数値で、健康診断のたびに意識している人も多いのではないでしょうか。しかし中には、血糖値の異常が指摘されないまま進行してしまう「隠れ糖尿病」の状態に陥っている人もいます。

「隠れ糖尿病」とは何なのか、どうして健康診断で見過ごされてしまうのか……さまざまな疑問について、自身も30年の1型糖尿病歴がある、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんに教えていただきました。

健診時の“状態”がヒント?

Q.そもそも、糖尿病(の疑い)は健康診断でどのように発見されることが多いのですか。

市原さん「健康診断では『空腹時血糖』と『HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)』を測定されることが多いです。空腹時血糖が100ミリグラム/dl以上は再検査、110ミリグラム/dl以上だと精密検査扱いになります。

HbA1cとは、過去1〜2カ月の血糖値の平均を反映した数値です。健康診断の基準ではHbA1c 5.5%未満が正常となり、5.6%以上は精密検査扱いになります。健康診断の結果を受け取ったときは、『血糖』や『HbA1c』の項目の数値をチェックしましょう」

Q.いわゆる「隠れ糖尿病」と呼ばれるのは、どのような状態のことですか。なぜ健康診断で見逃されてしまうのでしょうか。

市原さん「隠れ糖尿病というのは、食後の血糖値が一時的に上がる、いわゆる『血糖値スパイク』がある状態のことをいいます。

ちなみに、血糖値スパイクは医学的な正式名称ではありません。隠れ糖尿病に近いのは『境界型糖尿病』ですが、この境界型糖尿病はブドウ糖負荷試験をして初めて診断ができるものです。

『隠れ糖尿病』が、健康診断で見逃されてしまうことがあるのは事実です。一般的な健康診断の血液検査では、検査前に絶食を指示され、空腹の状態で採血を行うことが多いですが、血糖値スパイクがあっても、空腹時での健診では引っかからないため、見逃されてしまうことがあるのです」

Q.「隠れ糖尿病」を発見するには、どうすればいいですか。

市原さん「血糖値スパイクの有無は、食後の血糖値を測らないと分かりません。例えば、食後に倦怠(けんたい)感や眠気などの症状があれば、血糖値スパイクが起きている可能性があるので、糖尿病専門医を受診してください。症状がない場合は、健康診断以外にも定期的な健診をきちんと受けることが大切です」

オトナンサー編集部

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