グルメサイトになぜか載らない! 町中華の裏メニュー「オムチャーハン」をご存じか
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「オムチャーハン」とは何か
町中華には、メニューに載っていない「裏メニュー」が数多く存在します。
あるお店で裏メニューの話になったとき、ご主人はオムライスとチャーハンが合体した「オムチャーハン」が人気だと教えてくれました。このお店にはもちろん、単独メニューとしてオムライス、チャーハンもあります。
ある日、常連客がオムライスの中身を従来のチキンライスではなく、チャーハンにしてほしいとリクエストしました。ご主人が取りあえず作って出してみたところ、常連客はいたく気に入り、それ以来オムチャーハンしか注文しなくなりました。ご主人もそんなにおいしいのかとまかないで食べたところ、これがけっこうイケたのだそうです。
その店のオムチャーハンの写真をグルメサイトで探してみましたが、なぜか見つかりませんでした。なるほど、こういったメニューは載らないことが多いのでしょう。まさに裏メニューですね。
食べてみたら、これまた絶品
というわけで、オムチャーハンを見てみたい、食べてみたいという思いで、そのお店に無理を言ってオムチャーハンを作ってもらいました。
提供されたオムチャーハンの見た目は、オムライスそのもの。前述のとおり、中身はチキンライスではなくチャーハンです。ケチャップは焼かれた卵の中央部分にかけられていました。
早速食べてみると、ご飯がケチャップ味ではないのであっさりしています。ケチャップを合わせて食べると、いやぁ、これがまた絶品じゃありませんか。いくらでも食べられます。
あまりにもおいしいので、ご主人に「記事にさせてください」とお願いするも
「勘弁してください」
と残念ながらNG。
理由は作るのにひと手間増えるため、忙しいときに提供できないとのこと。あくまでも常連客のみになるそうです。
店主が好きでメニューにしたオムチャーハン
筆者(下関マグロ)の記憶が正しければ、博雅(台東区浅草)はオムチャーハンを「表メニュー」で出していました。しかし食べたことはありません。というわけで、博雅に向かうことに。
こちらのお店には何度か訪問したことがあります。最初に行ったときはコロナ禍の前で、お店はかなり混んでいました。そのとき筆者はチャーハンを注文したのですが、先客にチャーハンが提供されたのを見て「しめた」と思いました。というのも町中華ではチャーハンの注文が重なると、一気に何人前かまとめて作るお店が多いからです。しかし、そうではありませんでした。
つまり、博雅は一品一品丁寧に作るお店だったのです。少し時間はかかりましたが、出てきたチャーハンは丁寧に作られていて、とてもおいしかった記憶がありました。町中華にはそれぞれの流儀があり、それも町中華の面白さです。
お店に入ってテーブルに置かれたメニューを見ると、オムチャーハンはありませんでした。でも壁を見るとありました。880円。早速注文です。
ご飯を炒める音が厨房(ちゅうぼう)から聞こえてきます。今回も丁寧に作られています。
程なくオムチャーハンが登場。よく見ると、チャーハンと同じお皿で提供されています。早速いただいてみましょう。おやっ、具材はチャーハンと同じですが、ケチャップ味がついています。なんだか夢のような組み合わせです。
グルメサイトの博雅さんのページを見てみると、意外にも。。。
なかのご飯はチキンライスではなく、チャーハンの具材である、
・刻んだナルト
・チャーシュー
・ネギ
・卵
が入っています。
そして、食感がかた焼きとふわとろの間くらいの卵焼きがかぶせてあり、ケチャップが上にかけられています。
・炒められたケチャップご飯
・卵焼き
・ケチャップ
がいいハーモニーを奏でています。ほかでは食べたことのないおいしさです。
店主の石塚慎太郎さんによれば、2020年からメニューに加えたそうで、子どもなどに人気だそうです。
どうやってオムチャーハンは生まれたのでしょうか? 石塚さんによると
「僕自身オムライスが好きで、よくまかないで食べていたものをメニューにしたんです」
とのこと。なるほど、オムライス好きが作ったオムチャーハンだからおいしいんですね。
ところでこのオムチャーハンの反響を知るべく、グルメサイトを見てみました。あれ~っ、オムチャーハンについて誰も投稿していません(2021年11月24日時点)。こんなにおいしいのに何故……。
結局、裏メニューにしろ表メニューにしろオムチャーハンは載っていませんでした。ということは、グルメサイトにはおいしくても載っていないメニューがたくさんあるのかもしれませんね。
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