「子どもの幸福度世界一」の国には、受験戦争がない。オランダの学校が重視していること
- マイナビウーマン |

子どもの幸福度世界一といわれるオランダには、日本のような受験競争がありません。学校では子どもたちをどう評価しているのでしょうか。
\子ども幸福度世界一のオランダ!親も苦労しないシンプルな子育てとは/
小学生は宿題なし、塾通いなし。でも学力は世界トップ層のオランダ。
手をかけないで「自分の頭で考える力」を伸ばすシンプルな育児法が、今、世界から注目されています。
それぞれアメリカ、イギリスから移住した2人の著者が、自由放任に見えて学力も幸福度も高いオランダ式育児を紹介した一冊です。
受験競争がないオランダの入試について、書籍『オランダ人のシンプルですごい子育て』(日経BP)から一部抜粋してお届けします。
オランダの学校は何を評価するのか
※画像はイメージです
子育て中に選択しなくてはいけないことはたくさんある。中でも学校選びは最重要事項の1つだろう。
ロンドンに住む私の友人はこう言っている。パーティーなどで人が集まれば、私立と公立のどちらがいいか、どの学校にするのが正しいかと親たちがひっきりなしに話をしている。まるで強迫観念に囚われているようだと。
イギリス人やアメリカ人にとって教育とは、将来成功するための大事な扉なのだ。
イギリス人は学校で良い成績を取れば、それだけ将来は明るいと信じている。もし子どもが良い保育園へ入園できなければ、良い小学校へは行けない。金銭的に余裕があれば、良いプレスクールへ行かせる。そうやって、とにかく良い小学校に行かせ、良い中学校へ進学することがとても重要なのだ。
そして、中学校へ行けば良い成績を取り、一流大学へ行くことがあたりまえのように思われている。これはアメリカでも同様で「優秀な成績=一流大学」あるいは「優秀スポーツ選手=一流大学に奨学金で入学する、またはプロスポーツ選手として有利な契約がもらえる」と考えられている。
※画像はイメージです
多くの親は子どもを良い学校へ行かせるためなら、借金したり、良い学校のある区域へわざわざ引っ越しをしたりと、どんなことでもする。
しかし、オランダの学校は、イギリスやアメリカの教育とは少し違う。オランダの学校は、優秀な成績を取り、良い大学へ行くためだけにあるのではないからだ。伝統的にオランダの教育は、子どもが幸せになるためのもの、そして個性を磨くための礎であると考えられている。
オランダでは大学入学時に、その大学に適したレベルの一般的な卒業証書さえあれば、それでじゅうぶんで、特別優秀な成績は必要とされない。だから学生は大学に入るために、受験競争にさらされる必要がないのだ。
私はこうしたオランダの教育システムを知ったとき、子どもの教育に関して感じていたプレッシャーと、自分の中にある「教育こそがすべて」という価値観をすべて取りはらい、考え方を見直さなければいけなかった。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『オランダ人の シンプルですごい子育て』著:リナ・マエ・アコスタ、ミッシェル・ハッチソン 訳:吉見・ホフストラ・真紀子/日経BP より抜粋・再編集して作成しました。
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