「扇風機の風に一晩中当たると死ぬ」は都市伝説? 内科医がリスクを解説
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夏は夜も蒸し暑いことが多く、エアコンや扇風機をつけっ放しの状態で寝ている人は少なくないと思います。SNS上では「暑くて眠れない」「夜も暑いから扇風機が欠かせない」という声がある一方、「扇風機を直接当てると体に悪い」「扇風機の風に一晩中当たると死ぬという都市伝説がある」という内容の声も上がっています。扇風機の風を体に当て続けたまま寝た場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。
暑い部屋で扇風機をつけっ放しにすると命の危険も
まず、暑いときに汗をかくことの重要性について解説します。汗には、皮膚の表面から蒸発するときに熱を奪うことで、体温を下げる役割があります。汗による熱の放散は、熱中症を防ぐために大切なことの一つです。
熱帯夜にエアコンを稼働していない状況で扇風機の風を体に当てた場合、汗が蒸発する際の気化熱によって皮膚表面の温度が少し下がりますが、高温多湿の室内ではあまり意味がありません。そのため、熱中症を誘発し、場合によっては命が危険にさらされるため、注意が必要です。以前から「扇風機の風に当たったまま寝ると死ぬ」という話を聞くことがありますが、熱中症を誘発することから、そのように言われるようになったのかもしれません。
このほか、エアコンなどで室内の温度がある程度低く保たれている状況で扇風機の風を体に当て続けた場合、冷たい空気により体が冷えます。その場合、腹痛や倦怠(けんたい)感、筋肉痛、こむら返りの症状が生じる可能性があるほか、喉や肌の乾燥などの不調の原因になります。
なお、外出時に携帯扇風機を持ち歩く人がいますが、暑い日に屋外で携帯扇風機を使った場合、熱風を体に当てている状態となるため、余計に暑さを感じやすくなります。熱中症のリスクを上げる可能性があるため、屋外での使用時は注意しましょう。
オトナンサー編集部
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