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【漫画】「顔がない…!?」 医学生が出会った“顔の一部を失った患者” 衝撃の“再建手術”が心に深く響いた【作者取材】

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漫画「漫画家か整形外科になると心に決めた医学生が衝撃的なオペに入る話」のカット(中村まさるさん提供)
漫画「漫画家か整形外科になると心に決めた医学生が衝撃的なオペに入る話」のカット(中村まさるさん提供)

 漫画家を目指す医学生を描いた、医師・漫画家の中村まさるさんの漫画「漫画家か整形外科になると心に決めた医学生が衝撃的なオペに入る話」が、Xで合計1万400以上の「いいね」を集め話題となっています。

 医学部に進学したものの、漫画家になりたいという夢も諦められず、「このまま医者になってよいのだろうか」と迷っていた作者。「漫画家か整形外科医になろう」と決めた矢先、実習中に立ち会った形成外科の手術で大きな衝撃を受けて…。読者からは「読んで良かった」「医療従事者に感謝」「ここまで詳しい医学漫画はなかった」などの声が上がっています。

「カタチ」がもたらす人生の希望

 中村まさるさんは、これまでに「That’s 形成外科 第一集」(克誠堂出版)などの作品を手がけ、Xでも漫画を発表しています。中村まさるさんに、作品についての話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

中村まさるさん「病院での実習が始まるタイミングで描き始めました。『このまま医者になってよいのか』と迷った時期でした。元々、漫画家やゲームクリエイターという夢もあったので、『手塚治虫先生にならい、医師兼漫画家っていうのも狙えるかも?』と思ったことがきっかけです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

中村まさるさん「自分自身が体感した、『形成外科の面白さ』を伝えたくて描きました。また、眼瞼下垂や傷跡治療などが、実は形成外科で解決できることが意外と知られていません。そういう治療こそ形成外科の真髄なので、広く知っていってもらえればと思っています」

Q.ご自身では、この作品でどの部分が一番印象に残っていますか。

中村まさるさん「やはり『顔を失う』という衝撃ですね。上顎癌で顔が大きく欠損することもあると知ったとき、衝撃を受けました。さらに驚いたのは『再建という治療手段がある』ということでした。実際に、顔の欠損を理由に病気の手術自体を断念される人もいます。この現実を知り、『再建の存在意義』を強く実感しました」

Q.他にも、このような衝撃的な症例に出会ったことはありますか。

中村まさるさん「現場ではもっと壮絶な症例に日々出会います。外傷や腫瘍は、本当に『なぜこんな場所に…』と思うような部位にできたりします。一方で美容外科の手術では、『こんなに美しく変わるのか…!』という前向きな驚きもあります。そうしたポジティブな衝撃も、今後、描いていきたいと思っています」

Q.中村さんが形成外科の道を選んだ理由は何だったのでしょうか。

中村まさるさん「『カタチをつくることで、人の人生に関わることができる』これが形成外科にひかれた一番の理由です。外見的な変化を通して、患者さんの心や社会との関わりまで変わる。そこにものすごく大きな意義を感じました」

Q.漫画を描くことと医師の仕事で、共通点はありますか。

中村まさるさん「手術は『見て学べ』が基本で、終わったら術式を図解して記録するため、頭の中で再現できなければ記録もできません。だから『絵を描く=理解度のバロメーター』にもなります。要点を押さえた絵が描けることは、手術のセンスにもつながる。そういう意味で、漫画と外科は意外と共通するスキルがあると感じます」

Q.今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか。

中村まさるさん「『こんな手術があるんだ!』『もっと地味な科だと思ってた』といった声を多くいただいています。また、『医療系は重くなりがちだけど、笑えるところもあって読みやすい』といった反応もうれしかったです。難しいテーマでもなるべくポップに届けたいと思っているので、そう感じてもらえたなら本望です」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

中村まさるさん「形成外科の全疾患を描きたいと思っています。外傷・再建・美容…全部ひっくるめて『形成外科』と考えているので、その奥深さを描くことが形成外科の啓発にもつながると思うからです。どこかで症例に触れたときに、『これ知ってる!』と思い出してもらえるような作品にしたいです」

オトナンサー編集部

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