「夜食べると太る」の救世主? コンニャクが脂肪蓄積&糖尿病予防に役立つワケ【管理栄養士が解説】
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コンニャクは夜に食べるのがお勧め?
ヘルシーな食品として知られているのがコンニャクです。食物繊維が豊富ですが、ネット上では「コンニャクは夜に食べるのがお勧め」という情報があります。こうした情報は本当なのでしょうか。夜にコンニャクを食べるメリットやコンニャクの栄養素をより効率的に摂取する方法などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
夜に食べると摂取カロリーを抑制
Q.そもそも、コンニャクにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。
松田さん「コンニャクはほとんどが水分でできており、水分を除いた主成分は『グルコマンナン』という水溶性食物繊維です。グルコマンナンは水を吸収すると膨らみ、胃腸内でゼリー状になります。その結果、食べ物の移動が緩やかになり、コレステロールや糖の吸収を抑えて、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。膨らんだ食物繊維が腸を刺激するため、便秘解消にも効果的です。
また、コンニャクの製造過程で、凝固剤である『水酸化カルシウム』も加えられているので、骨や歯の健康維持をサポートしてくれます」
Q.「コンニャクは夜に食べるのがお勧め」という情報がありますが、本当なのでしょうか。
松田さん「夜に食べるのがお勧めなのは本当で、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。それというのも、人間の体には、脂肪の合成を促す『BMAL1(ビーマルワン)』というタンパク質が存在しています。これは夜になると増えるため、例えばラーメンのような高脂質の料理を食べると、昼の何倍も脂肪として吸収されてしまいます。
その点、コンニャクの脂質はゼロに近いので、夜に食べても大丈夫です。むしろ、よくかんで食べることで満足感を得られますし、食事全体の摂取カロリーを減らせます。また、寝ている間に腸内細菌が活発になり、腸内環境が整うので、翌朝のトイレタイムが快適になります」
「板こんにゃく」よりも「しらたき」がおすすめな理由
Q.コンニャクの栄養をより効率的に摂取するには、どのような調理方法がお勧めなのでしょうか。
松田さん「コンニャクに含まれているカルシウムですが、『板こんにゃく』よりも、糸状の『しらたき』の方が体内に吸収されやすいです。しらたきを『麺』としてスープに加えると、手軽においしく食べられますよ。板こんにゃくを使う場合でも、細かく切ればカルシウムが吸収されやすくなります。
また、カルシウムは『酸性』のものと一緒に取ると吸収率が高まるため、酢やポン酢をかけたり、酢の物にしらたきを加えたりしてもいいでしょう。コンニャクはダイエットにも効果的な、優れた食品と言えます」
* * *
コンニャクには血糖値の上昇を抑える効果が期待できるほか、夜に食べると食べ過ぎを防ぐのに効果的なことが分かりました。糖尿病や肥満の予防に役立ちそうですね。調理法を工夫しながら、日々の食事に上手に活用していきましょう。
オトナンサー編集部
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