関東ではワカシ→イナダ…出世魚「ブリ」は成長に応じて、呼び名が変化 味や栄養素も変わる? 管理栄養士が解説
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成長とともに名前が変わる「出世魚(しゅっせうお)」という魚をご存じでしょうか。代表的な出世魚はブリやスズキなどですが、地域によって呼び名が違うといわれています。例えば関東の場合、ブリは「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」の順番で成長に応じて呼び名が変わります。出世魚は成長とともに呼び名だけでなく、味や栄養素なども変わるのでしょうか。管理栄養士の桜井このさんに教えていただきました。
成長段階の魚は赤身が多い
Q.出世魚は名前が変わるたびに味や栄養素なども変化していくのでしょうか。
桜井さん「栄養面に関しては、成長とともに名前が変わるからといってそこまで大きな差はないと思います。ただ、成長して大きくなった個体は脂がのっているので、脂質やカロリーは少し多くなるかもしれませんね。成長段階の小さな魚は、脂肪分が少なく身がギュッとしていて、赤身の部分が多いです」
Q.ブリの場合、外見や切り身などでどの段階の魚か判断できるのでしょうか。
桜井さん「ブリは地域によって多くの呼び名があり、ラベルに書かれている名前がどの段階の魚なのか判断できない可能性もあります。例えば、関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリの順番、関西ではモジャコ→ワカナ→ツバス→ハマチ→メジロ→ブリの順番で呼び名が変わるといわれています。
また、切り身の見た目そのものも、見分けやすいものとそうでないものとがありますね。ブリの系統の魚ですと、ブリまで大きくなると身の色合いが赤黒くなっているのが特徴です。一方、ハマチとして売られている魚は薄いピンク色で明るい色合いをしているものが多いですね」
Q.ブリをおいしく食べるには、どのように調理するのがお勧めなのでしょうか。
桜井さん「成長して成魚になるにつれて、だんだんと身に脂がのってきておいしくなっていくため、鮮度のよいものは生で食べていただくのももちろんお勧めです。ただ、サッパリとした味わいが良い人にとっては、ブリよりも手前の段階のハマチなどが好みという人もいるかもしれませんね。
脂がのった成魚をおいしく食べるなら、照り焼きや西京漬け、ブリ大根、しゃぶしゃぶなどが定番のメニューではないでしょうか。生魚が苦手な人やお子さんでも加熱すると臭みが取れて食べやすくなるため、特にお勧めです」
* * *
ブリは成長とともに脂がのるため、刺し身のほか、照り焼きや西京漬けなどに調理して食べるのがよいことが分かりました。自分の好みを知っておくと、スーパーでブリを買うときに便利かもしれません。
オトナンサー編集部
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