どうせ読むならポイント貯めない?

ぜんそく悪化? 失明原因1位「緑内障」の点眼薬に潜む副作用とは 悪影響を防ぐ“正しいさし方”を眼科医解説

8,542 YOU
  • オトナンサー
  • |
緑内障の治療で注意すべき副作用とは?(画像はイメージ)
緑内障の治療で注意すべき副作用とは?(画像はイメージ)

緑内障の治療で注意すべき副作用とは?(画像はイメージ)緑内障の治療で注意すべき副作用とは?(画像はイメージ)

 2026年3月8日から同月14日は「世界緑内障週間」です。この期間は、緑内障の早期発見が呼び掛けられ、全国のさまざまな建物が緑色にライトアップされます。

 緑内障は日本人の失明原因で最も多い病気で、一度かかると視野がどんどん狭くなっていくのが特徴です。ただ、早期に適切な治療を行うことで症状の進行を抑えることができるとされています。治療法について、いわみ眼科(兵庫県芦屋市)理事長で眼科医の岩見久司さんが解説します。

緑内障の初期は自覚症状がない

 緑内障は、目の奥にある「視神経」が少しずつ傷んでいく病気です。進行すると視野が狭くなりますが、初期にはほとんど自覚症状がありません。そして一度失われた視野は元に戻すことができません。

 そのため治療の目的は、「今ある視野を守ること」です。最も基本となる治療が点眼薬による眼圧コントロールです。点眼薬のトラブルについて解説します。

 目の中には、形を維持し栄養を運ぶ「房水」という透明な液体が循環しています。通常、房水の量は一定に保たれていますが、排出がうまくいかずに量が増え過ぎると、眼圧が上昇して視神経を圧迫し、緑内障を引き起こします。点眼薬は「房水を減らす」「房水の出口を広げる」といった働きで眼圧を下げます。

「点眼薬を使っても見え方が変わらない」と感じるかもしれませんが、それは正常です。点眼は視力を良くする薬ではなく、症状の進行を抑えるための薬だからです。

点眼薬の副作用で「まぶたのくぼみ」も?

 点眼薬は比較的安全な治療ですが、副作用が起こることもあります。大切なのは、異変に気付いたら我慢せず相談することです。

 まず全般的に、目薬が目の周りの皮膚に付いたままだと、トラブルが起きやすいです。点眼の5分後をめどに、目の周りを洗い流す習慣をつけましょう。

(1)目の周りの変化
プロスタグランジン関連薬という種類の点眼では「目の充血」「まつ毛が濃くなる、長くなる」「まぶたがくぼんで見える」といった変化が起こることがあります。このうち、まつ毛に対する副作用は、点眼後に目を洗う習慣をつけていれば大丈夫です。実際、多くの医師がこの系統の目薬の使用を「入浴前」と指示しているのはこのためです。

近年、特に「まぶたのくぼみ」は注目されており、SU-PAP(スーパップ)分類という評価方法で重症度が分けられています。目の周りの組織が痩せることで、将来、緑内障手術を行う際の成功率に影響する可能性も指摘されており、注意が必要です。

 もし「何となく目元の印象が変わった」「左右の目で差が出てきた」と感じたら、昔の写真を主治医に見せて相談してみてください。早めに薬を変更することで改善する場合もあります。

(2)点眼アレルギー
点眼によるアレルギー反応は珍しくありません。例えば、次のような症状がある場合は、薬が合っていない可能性があります。

・目のかゆみが続く
・目やにがずっと出る
・まぶたの皮膚が赤く荒れる

「緑内障の薬だから我慢しないと」と思う必要はありません。薬の種類は複数あるため、変更できる場合も多いです。ただこうした症状についても、洗眼不足で生じることも多いので、ティッシュで拭くだけでなく洗い流しましょう。

(3)全身への影響
点眼薬は目に入れますが、少量は体内に吸収されます。その後、「ぜんそくが悪化する」「脈が遅くなる」「血圧が下がる、ふらつく」などの症状が起こることもあります。持病がある人は必ず医師に伝えましょう。

点眼後に目頭を軽く押さえる「涙点圧迫」を行うことで、体への吸収を減らすことができます。

(4)治療は続けることが大切
緑内障は慢性疾患です。自覚症状がなくても、治療を中断すると静かに進行してしまいます。副作用がつらい場合は自己判断でやめるのではなく、必ず主治医と相談してください。

レーザー治療や手術という選択肢

 近年はレーザー治療を行う施設も増えてきました。私も緑内障レーザーを積極的に活用しています。

 レーザーは、房水の出口の働きを改善し、眼圧を下げる治療です。日本人に多い病気で、眼圧が正常範囲であるにもかかわらず、視野が狭くなる「正常眼圧緑内障」に対しても多施設共同研究という大規模な研究において有効性が報告されており、安全に眼圧を下げることができると示されています。

 レーザー単独療法でも9割の人が眼圧を改善できたり、レーザーを追加する形でも点眼の本数を減らせたりする可能性があります。

 さらに近年では、目への負担が少ない低侵襲(ていしんしゅう)緑内障手術も多く開発され、治療の幅が広がっています。

 今は、病状や生活スタイルに合わせて治療を選べる時代です。一人で悩まず、主治医と相談しながら最適な方法を考えていきましょう。

世界緑内障週間をご存じですか?

 世界緑内障週間の間、私が住む兵庫県でも啓発活動が行われます。例えば、神戸ハーバーランド内のMOSAIC(モザイク)大観覧車(神戸市)が3月8日から同月10日まで、姫路城(姫路市)が3月14日にそれぞれグリーンにライトアップされます。夜、最寄りの施設がライトアップされていたら「目の健康を守ろう」というメッセージを思い出してください。

 緑内障は、正しく治療を続ければ進行を抑えられる病気です。副作用に気付いたら遠慮せず相談しながら、長く目を守っていきましょう。

オトナンサー編集部

実は損している?

ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。

ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?

YOUの気持ち聞かせてよ!

いいね いいね
ムカムカ ムカムカ
悲しい 悲しい
ふ〜ん ふ〜ん
NEWS一覧へ

ポイント ポイント獲得の流れ

ポイント獲得の流れ

ポイント ルール・注意事項

ポイント獲得!!