「地頭がいい」と「頭がいい」の違いとは?
- マイナビウーマン |

職場やプライベートで「地頭がいい」と言われる人に出会ったことはありますか?
「頭がいい」とはニュアンスが異なるのだろうと思いつつも、その判断基準が何なのか気になりますよね。
今回は、地頭がいい人の特徴と地頭の鍛え方について紹介します。自分の能力を高めたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■「地頭がいい」とはどういう意味?
「地頭がいい」とは、学力とは異なり、その人が持つ本来の頭の良さを意味する言葉です。
「本来の頭の良さ」とは、発想力や思考力の他、円滑な人間関係をつくるコミュニケーション能力などのあらゆるスキルが該当します。また、考察力や行動力も地頭の良さを判断するポイントです。
知的好奇心が旺盛で、幅広い分野に興味を持つことが、彼らの能力の高さにつながっているのでしょう。
◇「地頭がいい」と「頭がいい」の違い
「地頭がいい」とはどういうことなのかをひも解くためには、「地頭がいい」と「頭がいい」の違いを比較してみると分かりやすいです。
この2つの言葉は、同じような表現ですが異なる意味を持っています。
「地頭がいい」とは、「なぜ」「どうして」などの疑問を重視し、さまざまな視点で問題解決ができることです。あらゆる物事に興味があり、生きる上で大切な応用力がある人に該当するでしょう。
その一方で、「頭がいい」とは、勉強ができる人のこと。知識が豊富でテストの点数や偏差値が高く、問題の正解を導き出すのが得意な人に当てはまります。
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■地頭がいい人の特徴
地頭がいい人は、課題解決能力に優れており、ビジネスシーンでも高い評価を得ることができるでしょう。
そんな彼らには、他にどのような特徴があるのでしょうか? ここからは、地頭がいい人に共通する傾向を紹介します。
◇(1)要領が良く頭の切り替えが速い
地頭がいい人の最大の特徴は、頭の切り替えの速さです。
何事も効率的に処理することができるため、学力が向上しやすいのはもちろん、ビジネスシーンでも高い評価を得る人が多いでしょう。
相手の伝えたい内容をすぐに理解できたり、瞬時に頭の中で物事を整理できたりと、要領良く立ち振る舞えるのも、彼らの特徴です。
また、やるべきことの優先順位をつけるのもうまいため、段取り良く物事を処理することができるでしょう。
◇(2)記憶力がいい
地頭がいい人は、記憶力が良く、豊富な知識を持っている傾向があります。一般的には聞き流してしまうような内容でも、情報として蓄えているのでしょう。
そして、日々さまざまなところにアンテナを張り、情報収集を欠かさないのも彼らの特徴です。
その結果、自分の持っている知識の中から、その都度必要な情報を取り出して活用することができるのでしょう。
◇(3)新しいアイデアを生み出せる
新しいアイデアを生み出せる人は、どんな環境でも実力を発揮しやすいですよね。
地頭がいい人も、知識が豊富で好奇心旺盛なケースが多く、発想力に優れている人が多いでしょう。
また、常識にとらわれない柔軟さもあるため、自分の頭の中にある知恵と掛け合わせて今までとは違うサービスや商品を思いつきやすいです。
◇(4)学ぶ意欲がある
地頭がいい人は、新しいことにチャレンジする意欲が強い傾向にあります。
中には、幼い頃から学ぶことが好きで、さまざまな教養を身に付けている人も少なくありません。
何事にも挑戦する意欲があるため、幅広い分野の情報を吸収でき、どんどんスキルアップしていけるのでしょう。
自分に必要な要素を取り入れ、常にブラッシュアップしていけるのも彼らの特徴といえます。
◇(5)常に自分の意見を持っている
常に自分の意見を持っているというのも、地頭がいい人に当てはまる傾向の1つ。
それは、日頃から「なぜそうなったのか」「どうしてトラブルが起きたのか」など、疑問に思う物事があれば、能動的に検証する習慣が身に付いているからかもしれません。
日常的に仮説と検証を繰り返し、原因を追求しているため、自然と自分の意見が明確になるのでしょう。
また、どんな時も自身の軸が定まっているため、言動がブレることがありません。一貫した態度も、地頭がいい人ならではの立ち回り方といえるでしょう。
◇(6)客観的な判断ができる
地頭がいい人は、物事を広い視野で捉えた客観的な判断ができる傾向にあります。
柔軟な考えを持っているので、異なる意見や価値観を受け入れることができるのです。また、洞察力が優れており、人の気持ちを察する能力も高いでしょう。
そのため、マネジメント力に優れ、チームのバランスを取る役割がこなせる人も多いはず。感情的になることは少なく、周囲も安心して判断を任せられるでしょう。
◇(7)説明が分かりやすい
地頭がいい人は、自分の知っている情報を分かりやすくアウトプットすることが得意です。
相手に端的に情報を伝えるための説明がうまく、コミュニケーション能力も高い傾向があります。
また、彼らは相手に合わせて伝え方を工夫するのもお手のもの。そのため、大人だけでなく、子どもへの対応も的確でしょう。
ユーモアのセンスに長けている人が多く、チームや学校で人気者になることも珍しくないようです。
■地頭がいい人になる方法
一見、地頭がいい人になるのは難しいことのように思えますが、意識を変えれば彼らに近づけるはず。
ここからは、地頭を鍛える方法を紹介します。
◇(1)他人の考え方を否定しない
柔軟な対応や思考力を養うことが、地頭がいい人になる近道です。そのため、自分と異なる価値観や、他人の考え方を否定しないようにしましょう。
どうしても理解できない時は、相手がなぜそう思ったのかを考え、自分の意見との違いを客観的に分析してみてください。多方面から物事を考えることでも、地頭は鍛えられます。
多くの人と積極的にコミュニケーションを取り、いろいろな考え方や価値観に触れるのが、地頭がいい人になる方法の1つでしょう。
◇(2)疑問を追求する
地頭がいい人になるには、思考力を鍛える必要があります。
日常生活で疑問に思うことがあれば、そのまま放置してしまうではなく、その原因を追求するようにしましょう。
また、豊富な知識を持つことも大事なポイント。地頭を良くしたいのであれば、常に新しい情報をインプットするようにアンテナを張るのがおすすめです。
◇(3)アウトプットする癖をつける
インプットした情報をアウトプットすると、さらに地頭が鍛えられます。
そのため、新たに得た知識があれば、それを周囲の人に話す、ブログなどで発信するなどを心掛けましょう。
その際は、相手や読者に伝わりやすい言い回しにするなどの工夫をすると、より地頭が鍛えられるはずです。
◇(4)論理的思考を身に付ける
論理的思考を身に付けることは、無駄のない行動や的確な判断につながり、地頭の良さを高める効果があるでしょう。
また、感情に流されず課題解決に取り組めるようになれば、ビジネスシーンなどでも高い評価を得ることができるはず。
物事について考える時は、誰もが納得できる説明になるよう筋道を立てて思考することを意識してみましょう。
□地頭がいい人は課題解決能力が高い
地頭がいい人は、自分で考え抜く能力が高く、思考力と発想力が優れています。コミュニケーション能力にも長けており、周囲からの信頼が厚い人が多いでしょう。
一見地頭がいい人を目指すのはハードルが高く感じるかもしれませんが、誰でも素質はあるはず。自身の意識を変えることは、職場での評価が高まるだけでなく、生きていく上での力にもなるでしょう。
地頭がいい人になりたい時は、今回紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
(てら)
※画像はイメージです
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