台風の「名前」実は140個もある→誰がどうやって決めているの? 名前に込められた意味と目的が奥深かった
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毎年のように日本に接近し、猛威をふるう台風。ニュースで「台風◯号」という呼び方をよく耳にしますが、実はすべての台風に固有の名前がついているのを知っていますか? 実は2000年を境にして変わったという「台風の名前」について紹介します。
5~6年ほどで名前が一巡
もともと台風には、アメリカがつけた英語の人名が使われていましたが、2000年を境にして変更。現在は140個のアジア名を、発生順に繰り返し使う仕組みに変更されています。
使用される台風の名前は、日本を含むアジア諸国など、14の国と地域で構成される台風委員会が定めました。各国・地域が10個ずつ提案し、計140個の名前が一覧としてまとめられています。
アジア名をつける目的は、防災意識を高めることに加え、アジアの文化を尊重し合い、つながりを深めること。さらに、国際的な情報共有にも役立てられています。
台風の名前一覧から最初に使われたのは、カンボジアが提案した“象”を意味する「ダムレイ」。2000年の台風1号に命名されました。台風は年間およそ25回ほど発生するので、5~6年ほどで名前が一巡し、再び「ダムレイ」が使われます。
日本は、「コイヌ」「ヤギ」「ウサギ」「コト」など、星座に由来する名前を提案。星座は特定の商標や人名にあたりにくいため中立性が高く、自然物であることから利害関係が生じにくいのが特徴です。さらに、台風は天気に関係する現象なので、「空」と結びつくイメージがあることも理由の一つ。
他の国や地域からは、嵐の神を意味するミクロネシアの「イーウィニャ」や、孫悟空を意味する中国の「ウーコン」という名前があります。韓国からは、タヌキを意味する「ノグリー」などが提案されました。
台風の名前には、命名した各国・地域の思いや意味が込められています。ニュースなどで見かけたときは、ぜひ注目してみてください。台風が近づく季節は、防災への備えも忘れずに過ごしたいものですね。
オトナンサー編集部
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