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リモート立ち合い出産が、義父母に見られていた!? コロナ禍の立ち合い出産事情とパパが気をつけたい点 #渡邊大地の令和的ワーパパ道

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『産後が始まった! 夫による、産後のリアル妻レポート』『夫婦のミゾが埋まらない 産後にすれ違う男女を変えるパートナーシップ学』(ともにKADOKAWA)など、夫婦のパートナーシップをテーマにした著書が話題の渡邊大地さんによる新連載! 令和における新たなワーパパ像を、読者のみなさんとともに考えます。







執筆者プロフィール
渡邊大地さん

株式会社アイナロハ 代表取締役/札幌市立大学看護学部 非常勤講師

大学卒業後、会社員を経て、2011年に株式会社アイナロハを設立。2012年より「産後サポート “ままのわ”」事業をスタート。自治体の産後サポート事業、全国の産院での両親・父親学級の開催、講演など、多方面で活躍中。三児の父。


◆株式会社アイナロハHP:https://www.ainaloha.com/

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先日引っ越しをした我が家、それによって小学校区が変わりました。4月に新4年生になった長女、進級のタイミングで転校をすることに。我が家の子どもたちの中では初めての「転校生」です。

始業式の前日、一生懸命自己紹介の練習をして準備万端、転校生初日を迎えました。保護者も諸手続きがあるということで、ぼくも娘と一緒に登校です。すると、全校生徒が校庭に集まっています。教室に入る前に校庭で始業式をするようです。始業式のあとに保護者の手続きがあるので校庭の端で待つように言われ、始業式を見学。教頭の言葉、校長の言葉、生活指導の言葉、新しい先生の紹介など小一時間あり、「それでは、転入生の皆さん、前へ!」という掛け声が。

まさか……!?
なんと転校生数名は演台に上げられ、そのまま全校生徒の前でひとりずつ自己紹介です。教室でクラスメイト向けに自己紹介を考えていた娘、まさか校庭で全校生徒約700人の前で自己紹介することになるとは思わず、顔面蒼白。見てるこっちまで、ドキがムネムネしましたよ!(←古かった?)それにしても、転校初日からよくがんばったと思います。なかなかできない貴重な経験ですよね。

皆さん、こんにちは。渡邊大地です。今回も、「ワーパパ」とは何たるかを一緒に考えていきましょう!

立ち合い出産OK/NGなとき、パパができることとは?

コロナ禍の妊婦の皆さん、多くの不自由がある中でのマタニティ生活、本当にお疲れさまです。感染の心配、外出の心配、仕事の心配など悩みは尽きないと思います。

脱マスクの動きがあるなか、プレパパたちの産婦人科への立ち入りは未だ制限されているところが多いようです。条件付きで立ち合い出産を許可している産院もあるようですが、入院~退院するまで妻にも我が子にも会えない、というケースも少なくありません。

そこで今回は、ぼくの周囲や産後サポート事業でヒアリングした結果を踏まえ、立ち合い出産が「可能な場合」「不可能な場合」のシーンで、それぞれ「パパには何ができるのか?」ということを考えていきたいと思います。

立ち合い出産できる場合でも、準備には注意が必要

最初に、立ち合い出産が「可能な場合」について、パパができることを紹介します。その前に、コロナ禍で立ち合い出産するにあたり、ぼくが周囲にヒアリングしたところ、陣痛から出産までの大まかな流れは以下の通りでした。

(1)陣痛や破水があったら、パパはママを産院に送り届ける。ここでパパとママは一旦お別れ。
(2)ママはしばらく待機室(出産が始まるまで待機する部屋。「陣痛室」などとも言う)に入る。
(3)本格的に出産が始まって分娩室(出産するための部屋。「LDR」などとも言う)に入ったあとに、産院がパパに連絡。
(4)パパが駆けつける。消毒など万全の態勢で分娩室に入り、赤ちゃんが生まれるのを見届ける。
(5)パパは長居せずに帰宅。

もちろん、この通りでないケースもありますので、ひとつの参考として読んでみてくださいね。

現状では、パパが「新型コロナウイルスのワクチン接種を受けている」ことが、立ち合い出産の条件になっている産院が多いようです。条件については事前に確認しておきましょう。また産院によっては、「接種後2週間が経過している」「1週間以内のPCR検査の結果が陰性である」などの条件が指定されているケースもありますので[*1]ご注意を。

その他、ぼくの周囲で最近出産した人たちにヒアリングしたところ、コロナ対策として以下のような産院もありましたので、心得ておきましょう。

●撮影を制限している(三脚の持ち込みを禁止、撮影OKのときだけ教えてくれる、など)
●持ち物を制限している(飲食物の持ち込み不可、など)
●出産が終わるまでパパは分娩室から出られない
●状況によっては、急遽立ち合い不可になる場合もあり

いずれにしても、ママや赤ちゃん、ほかの妊婦さんや赤ちゃんにリスクのないよう、産院の指示・説明をよく聞いて行動しましょう。

立ち合い出産ができないなら、会社に行ってもいい?

次に、立ち合い出産「不可」の場合。
よく聞かれるのが、「立ち合い出産不可の場合は、妻を産院に送り届けたら、あとはいつも通り会社に行っていいんですか?」という質問です。

これは基本的に「×」です。立ち合い出産できないからといって、パパの出番がないとは限らないからです。

初めてのお産の場合、陣痛開始から子宮口が全開大になるまでの平均時間は平均で10~12時間程度と言われていますが、これはあくまでも平均の話。数時間で生まれる場合もあれば、分娩に丸1日以上かかる場合もあります。

出産に時間がかかったときによくあるのが、

●着替えが必要になった
●コンタクトの替えを忘れた
●スマホの充電器を忘れた

などの「アレ、持ってきて」案件です。パパが産院の玄関まで持っていって、スタッフさんに託す形になると思います。

また、状況によっては急遽手術が必要になることもあり、

●手術の説明をしたい
●手術の同意書にサインを欲しい

といった手続きのため、パパに呼び出しがかかることもあります。

そんなときに会社にいて身動きがとれなかったり、時間がかかったりしては困るので、パパはいつでも出動できるようにスタンバイしておけるのが理想です。産院のスタッフさんに聞くと、妻を産院に送り届け、そのまま駐車場で待機しているパパたちは少なくないとのこと。パパからすると、ある意味、立ち合いっているよりしんどいかもしれないですね。
あとは、近所のカフェやレストランで時間を潰したり、自宅が近ければ自宅待機したり、というパパもいますし、里帰りしている場合は(妻の)実家で待たせてもらうパパもいます。
いずれにしても、「無事に生まれたよ」という連絡があるまでは身体を空けておくパパが多いようです。

一方、立ち合い出産ができない場合でも、条件付きでLINEなどのテレビ電話機能を使ってリモート立ち合いができるようにしたり、通話だけは許可したりなど、コロナ禍の出産でもママが安心できるよう、対策する産院もあるようです。[*2]

諸事情でもともと出産現場に行けなかったパパにとっては、遠隔地でも妻と一緒に出産に臨めるのはありがたいことです。また2人目以降の出産だと、産院によってはそもそも上の子の立ち合いを認めていない場合もありますが、コロナ禍でリモート立ち合い出産になり、パパと上の子が一緒に自宅からママを応援できた、という家庭もあります。

ただしこのリモート出産、「義父母も見ていてイヤだった」というママの声もあります。

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誰が立ち会ってもいいのかは、事前にママと話し合いをしておきましょうね。

入院中のパパの休暇は必要?

立ち合いの可否に関わらず、現在はほとんどの産院で、出産後は退院するまで妻と赤ちゃんに会えない、会えてもほんの数分~数十分というのが現状です。
そうなると、「ママと赤ちゃんが入院している間、休暇(育休、有給休暇など)はとるべきか?」とパパたちも迷いますよね。

2人目以降の出産であれば上の子のお世話があるので、休暇取得する人も多いかと思いますが、初めての出産の場合は、夫婦でよく話し合ってどちらのメリットが大きいかを考えた方がよさそうです。

●入院中にパパが休暇をとる場合
ママと赤ちゃんが退院してすぐに生活できるような部屋作りをしておくのは、意外と大変な作業になります。まず徹底的に部屋を片付け、掃除し、ママと赤ちゃんが日中過ごす部屋のセッティングです。この準備はママの入院中がラストチャンスなので、会社を休んでここまでやっておけると、パパとしての株は爆上がりです。また、入院中のママと連携を取って、紙オムツや、肌着、ガーゼ、ママの母乳パッドなどを買い足しておけると、なおいいですね。

ただ現状では、出産の際にパパが休暇を取っても、一日からせいぜい一週間程度が限界という話をよく聞きます。そういう事情もあって、入院中は休暇を取らずに、退院から休暇に入ることを選択する家庭も多いようです。

●入院中にパパが休暇を取らない場合
出産すれば退院日がわかるので、会社に休みを申請する(※)にも、日程が決まっていれば通りやすいようです。ぼくの周囲のママたちに話を聞いてみても、入院中に休暇を消費されるより、退院していざ人手が必要だというところで満を持してパパが登場してくれるほうがありがたい、と感じている人も多くいました。

その場合は、出産前に部屋作りをしておくか、ママの入院中にパパが少しずつ部屋作りを進めておく必要があります。つまり、部屋作りを前もってできるかどうかによって、入院中の休暇取得を検討する、というのがひとつの指針ですね。

※育休の場合は、原則1ヶ月前までに申請が必要です

夫婦で話し合うところから「立ち合い」は始まっている

立ち合い出産については、産院のルールによる「できる・できない」だけでなく、夫婦間における「する・しない」を話し合う必要があります。ぼくは、立ち合い出産について話し合うところから立ち合い出産は始まっていると思っています。ですから、「しようと決めたけど結果的にできなかった」とか、「夫婦で話し合ってしないことに決めた」となっても、その話し合いの時間が大事なのではないでしょうか。

もし「立ち合いを希望していながら、できなかった」としても、パパの出番は今後山ほどありますから、体力を温存したと思って、産後の家事・育児の場面で活躍しましょう。

「立ち合い可能だけど、どうしようか迷っている」パパには、ひとつだけぼくの意見を言うと、我が家は諸事情あって長男の出産だけ立ち合いではない方法だったんですね。そのことを長男は恨んでいて(笑)、よく「なんでオレのときだけパパはいなかったんだ」とゴン責めされます。子どもの立場からすると、その時の記憶はもちろんないにしても、「パパも立ち合ったよ」と言ってほしいものなのかもしれませんね。
もし立ち合い出産が認められている産院で産む場合は、そんなことも検討材料にしてもらえればと思います。

次回は、コロナ禍の育児スタート期にどう過ごすかについて紹介します!

今回のまとめ

立ち合い出産は「出産をどう迎えるか」を夫婦でよく話し合うことから始まっている!

参考文献

[*1]2022年5月2日 立ち会い分娩と面会の再開について/長岡産婦人科クリニック)

[*2]産院における新型コロナウイルス感染拡大の影響(2021年6月10日~6月20日/ベビーカレンダー調べ)

(文:渡邊大地、イラスト:村澤 綾香、編集:マイナビ子育て編集部)

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