SNS「熱い温泉が好き」も…夜に入ると寝付けなくなる!? 睡眠のプロが教える“入浴のベストタイミング”
- オトナンサー |

夏休みや週末に温泉旅行に行く人は多いと思います。その際、熱いお湯に入ってリフレッシュしたいという人もいるのではないでしょうか。SNS上では「熱い温泉が好き」「暑くても熱いお湯に、のんびりつかるに尽きる」「週末の夜に入る温泉はたまらない」などの声が上がっています。ところで、夜に熱い温泉につかった場合、睡眠の質にどのような影響が出る可能性があるのでしょうか。夜に熱いお湯につかる際のポイントや朝風呂に入る際の注意点などについて、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。
40度以上のお湯は「就寝の3時間前」までに入るのがお勧め
Q.温泉旅行に行ったときに夜に温泉に入る人がいます。もし夜に熱いお湯につかった場合、睡眠の質にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。
山本さん「スムーズな寝付きには深部体温の低下が欠かせませんが、寝る直前に熱いお湯につかってしまうと、そこで一気に体温が上がって寝付きにくくなる可能性があります」
Q.では、もし温泉旅行に行ったときに温泉に入る場合、就寝の何時間前までに入浴を済ませた方がよいのでしょうか。また、最適なお湯の温度はありますか。
山本さん「就寝の何時間前までに入浴すればよいかは、お湯の温度によります。ぬるめの温泉であれば、遅くとも就寝の1時間半前までに、40度以上の熱めのお湯であれば、就寝の約3時間前までに入浴を済ませておいた方がスムーズな寝付きにつながるでしょう。
入浴後の寝付きのことを考えると、38~40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかるのがお勧めではあります。しかし、せっかくの温泉旅行なので、お湯の温度で入るお風呂を決めるのではなく、入浴するタイミングで調節すると良いのではないでしょうか」
Q.ちなみに、温泉旅行に行ったときに朝風呂に入る人がいますが、起床直後の入浴は問題ないのでしょうか。注意点も含めて、教えてください。
山本さん「朝風呂は目覚めが促されるので、体が活動モードに切り替わるのがメリットです。しかし、いくつか注意点もあります。1つ目は脱水のリスクです。人は寝ている間もコップ1杯分程度の汗をかくので、朝風呂のときに熱めのお湯に入ると汗をかき、脱水につながる可能性があります。入浴前後にコップ1杯の水を飲むなどを心掛けていただきたいですね。
2つ目は血圧が一気に上がるリスクです。起きた直後は血圧が低めなので、いきなり熱めのお湯につかると急激に血圧が上がってしまいます。高血圧の人や心臓に持病がある人は特に注意が必要です。いきなり湯船につかることのないように工夫すると良いかもしれません。
とはいえ、温泉好きの人にとって、朝風呂は楽しみの一つだと思います。脱水や血圧が上がるリスクもあるということを理解し、起きたときの体調と相談しながら、無理のない範囲で温泉を楽しんでいただけたらと思います」
オトナンサー編集部
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