【漫画】夏休みの宿題“自由研究” 「自由を研究する」という小学生の“驚きの発想”に大人も思わずニヤリ【作者取材】
- オトナンサー |

会社員兼イラストレーターの小山コータローさんの漫画「ぼくの自由研究」がインスタグラムで1400以上の「いいね」を集めて話題となっています。
夏休み明けに学校で発表する自由研究の課題に取り組む小学生の息子。しかし、よくある自由研究とは少し違った視点から考えていて…という内容で、読者からは「まさに『自由研究』そのものですね(笑)」「若いって自由でいいなあ!」などの声が上がっています。
子どもの自由な発想が大人を考えさせる
小山コータローさんは、インスタグラムやnote「小山コータ脳」などで作品を発表しています。小山コータローさんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「ぼくの自由研究」を描いたきっかけを教えてください。
小山コータローさん「夏休みの時期なので、自由研究についての漫画を描こうと思いました。『そもそも自由研究って、何かを研究していたっけ?』と、薄れゆく記憶を頼りに設定を考えました」
Q.普段SNSではどのような作品を投稿していますか。
小山コータローさん「普段は1ページ漫画が多いですね。とにかく毎日1作品を描くという生活を続けています。別の仕事もしているので、描くのは帰宅してからです」
Q.小山さんから見て、ヨシオくんはどのような子だと感じますか。
小山コータローさん「僕の漫画の登場人物における特徴の1つなのですが、みんなピュアなんですよ。基本的に悪意がなくて、真剣なんです。ヨシオくんは子どもなので、さらに純粋さが際立っていますね。ちなみに自分の息子だったら嫌です」
Q.小山コータローさんにとっての「自由」とは何ですか。
小山コータローさん「自由って何ですかね…。でも、欲求と理性のバランスが『欲求100、理性0』になったときだと思うんです。例えば、気付いたらアイスを4本食べていたときとか!」
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
小山コータローさん「2018年からです。『漫画家になりたい』とはいまだに思ったことがないのですが、絵がうまくなりたくて描き始め、気付いたらギャグ漫画を描いていました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
小山コータローさん「もう少し長めの作品も描きたいです。また、まだ55人ほどなのですが、noteでメンバーシップをしています。そこでしか読めない漫画や創作物もあるので、メンバーをもっと増やしたいですね。少数に向けて、結構面白いことを発表していますよ」
Q.漫画「ぼくの自由研究」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
小山コータローさん「『面白かった』『まさに哲学』などのコメントをいただきました。『自由を研究する』という哲学的な何かについて、大人たちはいろいろと考えるきっかけになったんじゃないかなと思います」
オトナンサー編集部
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